理系のインターンに参加して就活のスタートダッシュを決めよう

佐藤みなと
最近、理系はインターンを経験した方が良いとよく聞きます。でも、研究もまだ忙しいなかで、本当に参加するべきなのか悩んでいます……。

渡辺キャリアアドバイザー
理系こそ、インターンに参加すれば就活を有利に進められますよ!

佐藤みなと
え!? 理系のインターンって、そんなに重要なものなのですか?

渡辺キャリアアドバイザー
そのとおりです! 自分の学んだことを活かしながら、長く働ける企業の発見もできてしまうのが、理系のインターンの魅力ですよ!

佐藤みなと
それを聞いたら、理系のインターンについて詳しく知りたくなりました!

渡辺キャリアアドバイザー
就活事情は年々変わってきており、理系のインターンにおいても重要性が高まっています。最新の情報をふまえつつ、理系インターンについて詳しく学んでいきましょう!
2025年卒の就活生を対象に、インターンの仕組みが大きく変わります。企業の実務の体験が必須になり、学生にとってはより質の高いプログラムを受けられる時代になりました。
この記事では、理系のインターンの探し方やメリットについて、最新の就活事情をおさえながら解説します。日々の研究で忙しいなかでも、参加する価値を感じられる内容になっているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
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文系にない魅力あり! 理系のインターンに参加する5つのメリット


佐藤みなと
まだまだ学業が忙しいので、わざわざインターンに参加する必要はないのではと思っています……。

渡辺キャリアアドバイザー
理系のインターンは、文系にはない魅力があるので、ぜひ参加をおすすめします!

佐藤みなと
理系と文系で、インターンに違いがあるのですか?

渡辺キャリアアドバイザー
インターンの仕組み自体に違いはありません! でも、理系だからこそ得られるメリットがあるので、まずは一緒に見ていきましょう!
①理系限定インターンに参加できる
インターンの開催情報をチェックしていると、理系学生のみを募集している企業があります。こうした理系に限定したインターンは、専門的な知識のある学生を集める目的で開催されています。
文系のインターンは、多くの場合学部を限定していません。知識やスキルよりポテンシャルを重視する傾向があるため、理系学生をふくめて、広く受け入れをしているのが現状です。
理系限定インターンに参加できるのは、専門的な学びを続けてきた理系学生だからこそ得られるメリットです。

渡辺キャリアアドバイザー
理系限定インターンは、専攻している学部により、受けられるものがさらに絞られるケースが多いです。募集要項をよく確認して、受けられるインターンを探してみてくださいね!

佐藤みなと
文系が参加できないインターンを受けられる理系は、選択肢が広いとも考えられそうです!
②推薦参加が可能である
文系のインターンは、学生が個々に企業へ応募をするのが一般的です。一方で、理系の場合は、大学や教授からの推薦でインターンに参加できるケースがあります。
推薦を受けると、インターン参加に必要な選考の免除が受けられます。代わりに、推薦を受けるためには、日々の研究などの学びを、大学や教授などから評価してもらわなければなりません。
評価が高い状態からインターンへ参加できるため、優秀な成績を残せば本選考で有利になる可能性があります。推薦された企業に少しでも魅力を感じれば、積極的に参加してみることをおすすめします。

佐藤みなと
なぜ、理系だけ推薦参加があるのですか?

渡辺キャリアアドバイザー
理系就活の特徴は、専門的な知識やスキルを求められることです。推薦参加は、企業が求める人材にマッチした学生を、大学に紹介してもらうため実施されています!
③研究成果を活かせる
自らの学びをインターンの場で活かせるのは、理系ならではの魅力です。たとえば、情報学部で学んだエンジニアの技術は、関連企業のインターンですぐに活躍するでしょう。
文系の場合、日々の学びを直接活かせるプログラムはあまり用意されていません。理系のインターンであれば、研究成果を活かしながら、仕事への適性も同時に見極められます。

佐藤みなと
学んだことの延長線のような体験ができれば、将来を考えるきっかけにもなりますね!

渡辺キャリアアドバイザー
選択肢を狭めないためにも、研究した分野以外の業務をおこなうインターンも受けてみることをおすすめします!
④実践的な知識を得られる
専門分野に関連した企業のインターンに参加すれば、実践的な知識を得られます。実践的な知識には、顧客の手に届くことを意識した製品づくりなどが挙げられます。
また、インターンで学んだことを、大学の研究にも反映できるのは理系ならではの強みです。より質の高い研究結果を出せば、就活本番のアピールにも使えるでしょう。

渡辺キャリアアドバイザー
大学の授業では、基礎知識を吸収するインプットがおこなわれます。インターンでは、基礎知識を仕事に活かすアウトプットの方法を学べると思えばわかりやすいですね!

佐藤みなと
社会人でなければ学べないことを、学生のうちに体験できるのが、理系インターンの強みだとわかりました!
⑤早期選考に参加できる
早期選考とは、就活本番の大学3年生の3月以前に受けられる選考のことです。理系にとっては、早めに内定を獲得し、安心して学業に取り組むチャンスです。
早期選考は、大学3年生の夏頃から始まるケースが多く、採用方式は本選考と大きく変わりません。インターンに参加した学生のなかでも、優秀な成績を残した学生に対し、参加する権利が与えられるときがあります。

渡辺キャリアアドバイザー
2025年卒からは、インターンで得た学生の情報を企業が採用活動に使っても良いとルールが定められました。そのため、これからますます早期選考が活発になる可能性がありますよ!

佐藤みなと
早期選考で内定を獲得できれば、理系がインターンに参加するときに問題となっていた学業との両立ができるようになりますね!
早期選考について詳しく知りたい人はこちらの記事をチェック。受ける方法やメリット、早期選考を突破するコツまで幅広く解説しています。
早期選考は内定行きの特急券! 受ける方法やメリットをまるっと解説
キャリアアドバイザーコメント
若林 真穂
プロフィールを見る理系インターンで得た知識は学業にも活かせる!
インターンで得た情報や学びを学業に活かすことができるのも、理系インターンの大きなメリットの1つです。なぜなら理系の求人は専門性の高い業務内容のものが多く、現在の学業とつながることが多いからです。現在専攻している分野をさらに突き詰められる業界や業種の企業のインターンに参加できれば、その分野に関するトレンドや最新情報を得ることができますよ。
さらにインターンで業務体験することにより、今後どのような分野の知識を深めるべきかが見えてくることもあります。普段授業で学んでいる知識をどう仕事に活かせるかがイメージできれば、さらに就活を有利に進めることができますよ。
インターンに参加しない方がいい企業を今すぐ診断しよう。
インターンでは、自分が適性のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
インターンだけじゃない! 事前リサーチ必須の就活イベントを一挙解説


渡辺キャリアアドバイザー
実は、2025年卒の学生を対象に、インターンは新しいルールで運用されます!

佐藤みなと
えっ、そうなんですか?

渡辺キャリアアドバイザー
はい! 2022年に文部科学省・厚生労働省・経済産業省は「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る 取組の推進に当たっての基本的考え方」によって、インターンの要件を新たに見直しているので、チェックしておきましょう。
2025年卒向けのインターン変更点
- 企業の実務をかならず体験する
- 5日間以上の期間を設ける
- 社員からの指導を実施する
- 長期休暇の期間に開催する
- インターンに関する情報を開示する

佐藤みなと
具体的には、以前とどのようなことが変わったのでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー
いままでは、1日だけ実施するプログラムでも、インターンと呼んでいました。現在は定義づけが明確になり、より学生が目的意識を持って参加できる仕組みに変わっています!

佐藤みなと
インターンに参加しやすくなるのであれば、学生にとってもメリットが大きいですね!

渡辺キャリアアドバイザー
今回は、インターン以外の就活イベントもふくめ、どのような内容のものがあるかを解説していきます!
オープン・カンパニー|1日で参加できる説明会タイプ

渡辺キャリアアドバイザー
オープン・カンパニーは、主に企業説明会や企業PRなど、1日のみ参加するタイプのプログラムです。業界の動向や、企業の魅力について知りたい人向けに用意されたイベントですね。

佐藤みなと
1日だけなら、気軽に参加できそうです!
オープン・カンパニーは、1日の短期間で実施されることから、インターンとしては扱われていません。とはいえ、就活本番が始まる前に本格的な情報収集ができるため、積極的な活用をおすすめします。
職場見学や座談会など、気軽に参加できるイベントを経て、効率的に志望業界や企業を絞っていきましょう。
インターンで使える質問についてはこちらの記事で詳しく解説しています。就活情報をゲットするテクニックを知りたい人は、こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
インターンで使える質問60選|4つのテクニックで就活情報をゲット
キャリア教育|企業や大学が実施する授業タイプ

渡辺キャリアアドバイザー
キャリア教育の目的は「働くことの理解」です。そもそもなぜ働くのか、企業が掲げる社会的責任とはどのようなものかなど、根本的なところを学べるイベントですね!

佐藤みなと
まだ社会人として働くイメージがついていないので、キャリア教育を受ければ新しい視点が生まれるかもしれません!
キャリア教育は、企業が実施する場合と、大学が主導しておこなわれるケースがあります。開催期間や内容に具体的な決まりはなく、原則インターンとしては扱われません。
プログラム内で選考が実施されることもないため、オープン・カンパニーと同じく気軽に参加できます。働くことについての理解を深めたい場合は、大学3年生の夏頃までに受けておくと、以降の就活に役立つでしょう。
汎用的能力・専門活用型インターンシップ|就業体験タイプ

渡辺キャリアアドバイザー
就業体験を通して、企業が学生の能力を評価し、採用活動へとつなげることが目的のプログラムです。2025年卒以降を対象に、正式にインターンと呼ばれています!

佐藤みなと
就業体験とは、どのようなことをするのでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー
実際に企業がおこなっている業務の体験ができるのが、就業体験です! エンジニアとしてプログラムを組んだり、研究者として製品の開発に携わったりするなど、企業によって内容が異なりますよ。
汎用的能力・専門活用型インターンシップは、5日以上の開催期間で実施されます。オープン・カンパニーやキャリア教育で得た学びをもとにし、興味のある企業を選んでの参加が効率的です。
学生からすれば、採用活動としてだけはなく、自分のいまの能力を試すチャンスです。また、就業体験を通して、仕事の適性も見極められるでしょう。
プログラム内で優秀な成績を残せば、本選考が有利になる可能性があります。気になる企業があれば、積極的に参加をしてみてください。
高度専門型インターンシップ|専門性の高い就業体験タイプ

渡辺キャリアアドバイザー
高度専門型インターンシップは、大学院生向けのプログラムです! 汎用的能力・専門活用型インターンシップとおなじく、学生の能力を見極めて、採用活動に反映させる目的でおこなわれています。

佐藤みなと
大学院生向けであれば、より高度なレベルが求められそうですね!
高度専門型インターンシップは、大学院生が学んできた専門知識を、より実践的にする目的でも利用されます。実施期間も2週間以上と定められており、長期にわたる就業体験が可能です。
とはいえ、就活の期間はかぎられているため、志望度の高い企業を選んでの参加をおすすめします。また、大学院生しか受けられない点には注意しなければなりません。
キャリアアドバイザーコメント
神谷 政利
プロフィールを見る高度専門型インターンシップへの参加は内定への近道になる!
高度専門型インターンシップは、その名のとおり高度かつ専門的な業務を扱う職業体験のことをいいます。基本的には、博士号を取得した理系の大学院生が対象になりますよ。
高度専門型インターンシップは、参加へのハードルが高い分、企業からの期待も大きくなるのが特徴です。通常のインターンよりも、企業が就活生を戦力となる人材かどうかを真剣に見極めようとしている傾向があります。そのため、高度専門型インターンシップは特に、インターンへの参加が就職への近道になる可能性が高まるのです。
さらに、今まで学んできた高度な専門知識を、実践的な場面で試すこともできる点もメリットの1つといえます。学生時代学んだ専門分野に当てはまる場合や志望度の高い企業が募集をしている場合は、積極的に挑戦してみることをおすすめします。
インターンシップに初めて参加する人は当日の服装について悩むこともあるでしょう。インターンの服装についてはこちらの記事で詳しく解説しています。選び方のポイントを知って直前で焦ることのないようにしましょう。
インターンシップの服装にもう迷わない! 選び方のポイント徹底解説
【2023年最新】データでわかる! 理系学生のインターン事情とは

佐藤みなと
理系のインターンって、実際にどのくらいの人が参加してるんだろう? まだ受けようか悩んでいるので、参考にしてみたいです。

渡辺キャリアアドバイザー
理系学生のインターン事情が気になるのですね! では、実際に周りがどのようにして動いているのか、データをもとに確認していきましょう!
参加割合|約70%が参加
内閣府が学生の就職活動開始時期を調べた「内閣府 令和4年 学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」によると、2022年に理系がインターンへ参加した割合は、約70%です。文系は約73%のため、専攻による大きな違いはありません。

佐藤みなと
7割の学生がインターンを受けていたとは驚きです!

渡辺キャリアアドバイザー
学生のインターンへの関心は高いことがわかりますね!
参加日数|半日から1日が50%
内閣府が学生の就職活動開始時期を調べた「内閣府 令和4年 学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」によると、2022年の理系学生のインターン参加日数の統計は、半日から1日が約50%を占めています。5〜10日は約10%であり、長期間のインターンへの参加が少ないといえるでしょう。

渡辺キャリアアドバイザー
今年度から、5日以上の就業体験があるプログラムのみを、インターンと呼んでいます! そのため、今後は参加日数が伸びていくことが予測できますよ。

佐藤みなと
1日で完結するものから、長期でより深く学ぶ形式に変わりつつあるのですね!
参加したプログラム|オープン・カンパニーが70%
マイナビが提供している「マイナビ 2025年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(6月)」によると、2023年6月に参加した理系学生のプログラムは、70%が1日で終了するイベントのオープン・カンパニーでした。
一方で、5日以上の就業体験のあるプログラムに参加した理系学生は、約5%です。インターンの開催時期は夏休みと冬休みが多いため、今後長期間のプログラムへの参加が増えていく可能性があるでしょう。

渡辺キャリアアドバイザー
オープン・カンパニーで業界や企業の魅力を知り、就業体験のあるインターンで実戦的なことを学んでみましょう!

佐藤みなと
学生とってプラスになるイベントがたくさんあるので、積極的に参加していきたいですね!
申込した企業数|1~3社が多い
マイナビが提供している「マイナビ 2025年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(6月)」によると、2023年6月の理系学生のインターン申し込み企業数は、3社が約18%でトップでした。ただし、1〜2社も約15%と近い数値を出しています。

渡辺キャリアアドバイザー
5社は約10%であり、たくさんの理系学生が複数企業のインターンに申し込みしていることがわかりますね!

佐藤みなと
先ほどの「参加したプログラム」の統計と合わせると、6月時点では、オープン・カンパニーを複数受けている学生が多そうです。

渡辺キャリアアドバイザー
まだ受ける業界を絞れていない場合は、時間の許すかぎり多くのインターンを受けると、新しい自分に出会えるかもしれませんよ!
【番外編】就活生が感じるインターンによる効果とは
内閣府が学生の就職活動開始時期を調べた「内閣府 令和4年 学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査」によると、インターン参加により、以下のような効果を感じている就活生が多いことがわかりました。


渡辺キャリアアドバイザー
2日以上のインターンの場合、学業に支障が出たと感じている就活生が、約10%いたとの結果が出ています。学業との両立が大切な理系は、無理のないスケジュールでの参加を心掛けましょう!

佐藤みなと
就活のスタートダッシュをするためにも、インターンに参加する時間もしっかり作りたいと思います!
キャリアアドバイザーコメント
テッ ター スェ
プロフィールを見る就業体験タイプのインターンを選ぶときは実施期間にも着目しよう!
就業体験タイプのインターンは、企業によって実施期間が異なります。短いものだと1週間程度のものもありますし、逆に長いものは数カ月間〜1年以上に渡る場合もありますよ。
短期間のものは手軽に参加しやすい反面、企業のことを深く知るためには少し物足りなく感じるかもしれません。長期間のものは、学業やアルバイトなど日常生活との調整が必要となりますが、長く職業体験できることでより就職後のイメージをしやすくなりますよ。
企業への志望度合いやスケジュールとの兼ね合いをみて、自分に合うインターンのプログラムに参加しましょう。
あなたに適性がある職業を3分で診断!今すぐ適職診断を活用しよう!
インターンでは、自分が適性のある企業を選ぶことが大切です。向いていない企業のインターンに参加しても、学べることは少なく、無駄な時間を過ごしてしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、自分が適性のある企業をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断を活用して有意義なインターンを過ごし、就活を成功させましょう。
ここが狙い目! 理系のインターンの開催時期


佐藤みなと
理系のインターンって、いつ頃おこなわれているのでしょうか? 気付いたら時期が過ぎていて、後悔するのは避けたいです!

渡辺キャリアアドバイザー
理系のインターンは、夏休みと冬休みの時期に実施されていますよ! エントリーできる期間も異なるので、順番に解説していきますね。
サマーインターン|7~9月
サマーインターンとは、夏休み期間中に開催されるインターンです。6月前後からエントリーが始まり、7〜9月のあいだに実施されています。
大学3年生が始まったばかりの時期のため、まだ働きたい業界や企業がわからない人が多いかもしれません。その場合は、1日で企業のことがわかるオープン・カンパニーを受けながら、興味のある企業のインターンにも参加するといいでしょう。
また、外資系企業は、日系企業とくらべ選考スピードが早い傾向があります。サマーインターンも7月から実施されるケースがあるため、興味のある企業の情報はこまめに確認しておきましょう。

渡辺キャリアアドバイザー
サマーインターンの時点では、まだ就活の軸が定まっていない学生が多いので、ライバルより早くいい結果を出せるチャンスとも考えられますね!

佐藤みなと
はやめに就活の準備をして、サマーインターンを実りあるものにしたいです!
サマーインターンについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。参加ステップとポイントについて知りたい人はこちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
サマーインターンで就活が躍進! 参加ステップとポイントを徹底解説
ウィンターインターン|12~2月
冬休み期間中に開催されるのが、ウィンターインターンです。10〜11月にエントリーが始まり、12〜2月のあいだに実施されています。
本選考が始まる3月に近いこともあり、サマーインターンと比べて就活の軸が定まってきた学生の参加が多い傾向があるでしょう。企業においても、インターンの評価を本選考へと反映させやすい時期といえます。
大学3年生にとっては、インターンを受けられる最後のチャンスのため、エントリー時期を逃さないよう注意が必要です。

渡辺キャリアアドバイザー
まだ行きたい業界や企業が決まっていない場合でも、気になるところがあれば積極的に参加していきましょう! 興味のある業種や避けたい仕事などがわかるだけでも、本選考前の十分なスタートダッシュができますよ。

佐藤みなと
就活の方向性が決まっている人はチャレンジを続けられ、迷いがある人には前へ進むきっかけとなるのがウィンターインターンなのですね!
キャリアアドバイザーコメント
若林 真穂
プロフィールを見る就活全体のスケジュールから逆算してインターンに参加しよう!
インターンに参加するタイミングを見極めるためには、就活全体のスケジュールを先に組み立てることをおすすめします。自身が志望する業界や企業の選考に合わせて、インターンに参加する余裕が作れるように、事前にスケジューリングできると良いですね。
またスケジュールを組み立てる中で、研究やゼミが忙しく就活との両立が難しそうな場合は、大学やゼミの教授に相談してみることをおすすめします。就活と学業を両立できるように、配慮やアドバイスを得ることができるかもしれませんよ。
一人で悩みすぎず、周囲のサポートを得ながら無理なく就活のスケジュールを組み立てていきましょう。
いますぐできる! 失敗しない理系のインターンの探し方


佐藤みなと
理系のインターンに興味が出てきたのですが、実際にはどのように探せばいいのかわかりません……。

渡辺キャリアアドバイザー
安心してください! インターネットを使えばいますぐにでも探せます。貴重な情報を逃さないためにも、探し方について詳しく解説していきますね。
①企業のホームページ
企業のホームページであれば、インターンの最新情報を手早く入手できます。企業の公式ホームページだけでなく、特設の採用サイトがあれば同時にチェックしておきましょう。
また、SNSに力を入れている企業であれば、発信を追うことも大切です。エントリー期間を逃さないためにも、企業のホームページは定期的にチェックをしてみてください。

渡辺キャリアアドバイザー
スマートフォンで公式ホームページをブックマークしておき、確認する習慣をつけていきましょう!

佐藤みなと
すべての企業を毎回調べるのは大変なので、特に興味のあるところを優先してチェックしたいと思います!
エントリー時期の目安
- サマーインターン:6月前後
- ウィンターインターン:10~11月
②大学のキャリアセンター
大学のキャリアセンターでは、インターネットだけでは得られないインターン情報を入手できる可能性があります。企業から所属学生へ向けてインターンの募集をしているケースがあり、質の高い情報の入手が可能です。
ただし、インターンに関しての情報が限られている場合があります。ほかの探す手段と組み合わせて活用すれば、インターンを探すときの視野が広がるでしょう。

渡辺キャリアアドバイザー
キャリアセンターでは、インターン情報の閲覧のほか、職員への個別相談などもできるので、この機会に利用してみてくださいね!

佐藤みなと
気軽に悩みを相談できるのであれば、ぜひ活用をしてみたいです!
③インターン情報サイト
インターン情報サイトとは、インターンを募集している企業の情報を、まとめて入手できるサービスです。ベンチャー企業から大手まで幅広く掲載されており、効率的にインターンへ参加できます。
まだ知らない企業の情報も手に入れられるため、新しい発見があるかもしれません。気軽に登録できるところがほとんどのため、気になる場合はチェックしておくことをおすすめします。

佐藤みなと
普段は研究で忙しいので、情報をまとめてくれるサイトがあると本当に助かります……!

渡辺キャリアアドバイザー
インターン情報サイトには、主に「求人検索型」「スカウト型」の2つがあります。それぞれの特徴は、以下をご確認ください!
スカウト型
- 特徴
プロフィール登録してスカウトを待つ - スカウト型のインターン情報サイト
TECH OFFER
アカリク
キャリアアドバイザーコメント
神谷 政利
プロフィールを見る理系特化型の就職情報サイトを活用して効率的に就活を進めよう!
インターネットを活用して就活を進める際は、理系学生に特化した就職情報サイトを積極的に活用するのがおすすめです。
理系の求人は専門性の高いものが多く、理系専門の求人サイトにのみ掲載される情報がたくさんあります。スカウト型の場合も、理系に特化したサイトに登録することで、専門的な知識やスキルを持つ学生を探している企業からピンポイントでスカウトを受けることができますよ。
もちろん幅広い情報を得ることも重要です。しかし、ある程度活用媒体を絞ることで、自分のこれまで培ってきた知識やスキルを活かせる企業を効率良く見極めることができますよ。
ステップアップを意識して! 理系のインターンを選ぶときの判断軸


佐藤みなと
少し調べてみたら、理系が参加できるインターンが思ったよりたくさんありました! でも、ここからどのように絞っていけばいいのか悩んでいます……。

渡辺キャリアアドバイザー
理系の場合は、自分のいままでの経験を軸に考えるだけで、簡単に参加するインターンを決められますよ。3つの判断軸を用意したので、ひとつずつ学んでいきましょう!
判断軸①知識やスキルを活かせるか
文系の就活は、知識やスキルよりも、ポテンシャルを重視するケースがほとんどです。一方で、理系はいままで学んできたことに関連する企業を受けることが多いでしょう。
インターンにおいても、学業で培ったことを活かせる企業を選ぶと、さらに仕事への関心が深まるかもしれません。より実践的な知識を得られるため、中身の濃いインターンが経験できますよ。
自分の知識やスキルを判断軸にしておけば、インターンを受ける企業を一気に絞れます。

渡辺キャリアアドバイザー
もちろん、あえて違う分野にチャレンジし、視野を広げてみることもできますよ!

佐藤みなと
インターンであれば、新しい挑戦もできるのですね!
判断軸②プログラムは希望している内容か
インターンのプログラム内容は、企業により異なります。参加したい企業があったとしても、希望するプログラムかどうかの判断も必要です。
たとえば、インターンへ参加の希望をしたつもりが、就業体験のないオープン・カンパニーだったケースが考えられます。限られた時間を効率良く使うためにも、事前にプログラム内容までチェックしておくことが大切です。

渡辺キャリアアドバイザー
繰り返しますが、2025年卒を対象に、5日以上の就業体験がなければ、インターンとは呼ばなくなりました! 募集している内容がインターンなのかどうか、しっかり確認してから応募をしましょう。

佐藤みなと
思っていた内容と違うことにならないためにも、実施するプログラムのチェックをしたいと思います!
プログラムの種類
- オープン・カンパニー|1日で参加できる説明会タイプ
- キャリア教育|企業や大学が実施する授業タイプ
- 汎用的能力・専門活用型インターンシップ|就業体験タイプ
- 高度専門型インターンシップ|性の高い就業体験タイプ
判断軸③本選考につながるものか
新卒の学生が本選考へとつながるインターンを受けられるのは「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」「高度専門型インターンシップ(大学院卒が対象)」の2種類です。
インターンで優秀な成績を残せば、本選考で有利になる可能性があります。働きたい企業があれば、ぜひ本選考につながるプログラムを選んで受けてみてください。

渡辺キャリアアドバイザー
企業の本選考に直接つながらなくても、志望動機などを考えるうえで重要な材料になったり、本番前の練習になったりと、就活本番という大きなくくりで役に立つことも覚えていてくださいね!

佐藤みなと
せっかくインターンを受けるなら、最終的な内定を見据えた行動をしたいと思います!
チャンスをつかもう! 理系のインターンを実施している主な職種

佐藤みなと
理系のなかでも、どのような職種がインターンを開催しているのでしょうか? まだインターンについて勉強を始めたばかりなので、ぜひ教えてください!

渡辺キャリアアドバイザー
理系が受けられるインターンの職種は、いままでの経験やスキルを活かせるものばかりです。それぞれの魅力をまじえて解説していきますね!
技術職
技術職は、専門的な知識を持つものづくりのスペシャリストです。世の中の役に立つ製品を設計・開発するのが主な仕事です。
技術職のインターンは、主に食品関係やメーカーなど、さまざまなものづくりをする企業に応募できます。
就業体験では、実際に工場へ出向き、生産過程に携わる実務などが用意されています。インターンに参加すれば、自分が作りたいものがなにかを発見するきっかけになるかもしれません。

渡辺キャリアアドバイザー
同じ技術職のなかでも、なにをつくるかで仕事内容が大きく変わります! 就業体験を通して、自分の興味を見つけてみましょう。

佐藤みなと
実際にやってみないとイメージがわかないので、就業体験ができるのは助かりますね!
研究職
研究職は、日々の研究のなかで、世の中に新しい技術を発見・提供していく職業です。多くの学生は、大学で研究しているテーマに沿えるインターン先を選んでいます。
たとえば、機械工学系のインターンであれば、設計から出荷までの業務体験をするケースがあります。理学系のインターンは、実際に成分分析をして、安全をチェックするなどの実務が学べるでしょう。

渡辺キャリアアドバイザー
研究職のインターンは、社会人レベルの実務を習得し、学業にも反映できるところが魅力です!

佐藤みなと
たとえ本選考につながらなくても、自分にとってプラスになる体験ができるのですね!
研究職についてはこちらの記事で詳しく解説しています。仕事内容や自分に適性があるかどうかについて知りたい人はこちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
研究職の全貌がわかる! 知っておきたい仕事内容や適性をズバリ解説
MR(医療情報担当者)
MRは、医師や薬剤師に対し、所属企業の医薬品の販売をする仕事です。単なるセールスに留まらず、効能などの正確な情報提供をする役割も担っています。
MRは、薬学部に所属していれば、知識をもとにした活躍が期待できます。営業として従事するため、文系でも働けるのが特徴です。
インターンでは、実際に先輩MRに同行できる場合があります。薬学の知識だけでなく、顧客とのコミュニケーションを学ぶ機会になるでしょう。

渡辺キャリアアドバイザー
社会へ出て対話をするのがメインの仕事です。インターンに参加すれば、自分に合っている仕事かどうか、実務をもとにして判断できるかもしれません!

佐藤みなと
研究や開発のように、社内がメインの仕事ではないので、より就業体験が重要になりますね!
ITエンジニア
ITエンジニアの仕事は、情報技術に関連するシステムの開発・保守がメインです。AIエンジニアやゲームエンジニアなど、業務により職種が細分化されています。
インターンでは、実際にシステムを開発する業務に携わるケースがあります。ほか、顧客からの問い合わせを受けるカスタマーサポートをおこなう場合もあるでしょう。

渡辺キャリアアドバイザー
どのようなエンジニアになりたいかで、入社する企業が異なります。ぜひインターンでさまざまな仕事に触れ、自己分析を進めてみてください!

佐藤みなと
インターンに参加すれば、ITエンジニアのなかでもやりたい業務を見つけるきっかけになるのですね!
エンジニアの仕事内容についてはこちらの記事で詳しく解説しています。志望職種としてエンジニアを考えている人はこちらの記事でチェックしてみてくださいね。
エンジニアの仕事内容を大解剖! 適性からビジョンまでまるっと紹介
金融専門職
金融専門職とは、お金にかかわる問題を、論理的思考能力や計算能力で解決する仕事です。たとえば、以下のような職種があります。
- アクチュアリー:保険金や年金などの計算・制度設計
- クオンツ:金融関連の課題を数学的な観点でサポート
- ファンドマネージャー:投資の運用、投資運用計画の策定
- アナリスト:投資判断をするためのデータ分析・予測
たとえば、アクチュアリーのインターンでおこなうのは、実際に保険料を設定する業務体験です。クオンツでは、金融にかかわる商品を分析し、利益を出せる答えを導きだす仕事に携わります。

渡辺キャリアアドバイザー
金融専門職のインターンは、文系でも受けられることが多いです! しかし、数字を扱う仕事のため、理系も積極的に採用されていますよ。

佐藤みなと
なじみがない仕事なので、インターンで実務体験ができるのは嬉しいですね!
ライバルの一歩先へ! 理系のインターン選考内容と対策


佐藤みなと
インターンを受けるにも、選考が必要と聞きました。どのような試験がおこなわれるのわからず、不安でいっぱいです……。

渡辺キャリアアドバイザー
理系インターンの選考は、基本的には本選考と内容は変わりません! 一部専門的なテストを受ける場合もあるので、この機会に一緒に学んでいきましょう。
①エントリーシート(ES)
ESは、主に志望動機、自己PRを記入し、インターン参加への熱意を伝える必要があります。
2025年卒の学生を対象に、インターンの評価が本選考に活かされるようになりました。そのため、ESの時点で、企業が求める人材だとアピールすることが大切です。
たとえば、自己PRは以下のようなステップを踏むと、端的でわかりやすい文章を作れます。
- 強みを話す
- 強みを裏付けるエピソードを話す
- 強みを発揮して得た成果を話す
- 強みの入社後の活かし方を話す
理系の場合は、研究に取り組んできた成果を話すことを心掛けましょう。実務につながるものがあれば、効果的に知識やスキルをアピールできます。

佐藤みなと
本選考が始まっていないので、実はまだESを書いたことがありません……。

渡辺キャリアアドバイザー
本選考前にESを書けるのは、とても貴重な機会です! これからの就活で役に立つので、積極的にチャレンジしていきましょう。
インターンシップの志望動機の書き方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。選考に突破しなければ、そもそも希望のインターンに参加できるかわからないため、しっかり押さえておきましょう。
例文15選|インターンシップの志望動機をスルスル書く方法徹底解説
ESの自己PRについてはこちらの記事で詳しく解説しています。周りと差がつく自己PRを作りたい人は、こちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
エントリーシートの自己PRで差がつく「登山式構成」|13例文付き
②適性検査
適性検査は、主に以下の3種類で構成されています。
- 能力テスト(言語):国語の能力
- 能力テスト(非言語):数学の能力
- 性格テスト
適性検査のなかでも、どの種類の試験を受けるかは企業により異なります。たとえば、適性検査でもっとも有名なのがSPI3です。
SPI3を基準にすると、適性検査の問題の難易度は中学・高校レベルです。対策本などで出題傾向を把握しておけば、高得点につなげられるでしょう。
性格テストは「コミュニケーションは得意な方だ」などの簡単な質問に答えていくのが一般的です。性格に矛盾を出さないためにも、素直な回答を心掛けることが大切です。

渡辺キャリアアドバイザー
何点とれば合格なのかは、基本的にどの適性検査でも発表されません。納得のいく選考を受けるためにも、対策を怠らないようにしましょう!

佐藤みなと
いくら熱意があっても、適性検査で落とされてしまう場合があるのですね……!
代表的な適性検査であるSPIの受検の予定がある人はこちらの記事で詳しく解説しているので、選考通過に向けて対策の仕方をマスターしておきましょう。
SPIは何種類? 対策すべき種類と合格につながる対策方法を解説
③専門的なテスト
ポテンシャルを重視した採用をする文系と異なり、理系では専門的なテストがおこなわれるケースがあります。
たとえば、エンジニアを募集している企業では一定の能力があるかを測る「コーディングテスト」が実施されています。
専門的なテストは、インターン選考の募集要項に記載されているケースがほとんどです。自分の専門スキルが活かせる試験があれば、積極的にチャレンジしてみてください。

佐藤みなと
専門的な知識やスキルが求められるのは、まさに理系インターンならではですね!

渡辺キャリアアドバイザー
理系が日々努力して培った経験は、就活で花開きます!
④面接
インターン選考の場合でも、本選考と同様に面接が実施されます。企業によっては、複数回おこなわれるほど重視されている選考過程です。
本選考との面接の違いは「なぜこのインターンに応募したのか」を聞かれるところです。また「インターンを通じて成し遂げたいこと」など、目の前の目標をしっかり語れるかもチェックされます。

渡辺キャリアアドバイザー
さらに、面接を通して、基本的なビジネスマナーがあるかの確認もおこなわれています。言葉遣いをはじめとした面接のマナーを押さえ、当日落ち着いて臨む必要がありますよ!

佐藤みなと
まだ本選考が始まっていないので、面接を受けたことがなく不安です……。

渡辺キャリアアドバイザー
面接をしたことがないのは、周りの学生も同じです。そのため、事前準備をしっかりすれば、ライバルより一歩先をいけますよ!
インターンシップの面接対策についてはこちらの記事で詳しく解説しています。通過率がアップする準備の方法を知りたい方はこちらの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
質問例16選|インターンシップ面接は4つの準備で通過率超アップ!
就活本番を見据えて! 理系のインターンは学業との両立に注意しよう

佐藤みなと
理系のインターンにとても魅力を感じたので、学業より優先してどんどん参加しようかなと思っています!

渡辺キャリアアドバイザー
ちょっと待ってください! 就活本番を見据えるなら、学業との両立を意識した行動をとることか大切です。

佐藤みなと
インターンをたくさん受けた方が、就活に有利になるのではと思うのですが……。

渡辺キャリアアドバイザー
必ずしもそうではありません! 学業がおろそかになっていると、選考を突破できない可能性があります。学業でどのような成果を出したのかは、就活において大きなアピールになるんですよ。インターンだけ頑張るのではなく、学業とバランスをとることを意識してみてくださいね。

佐藤みなと
うーん。では、学業とのバランスは、どのように取ればいいのでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー
たとえば、夏休みに実施されるサマーインターンには積極的に参加し、自分の興味の発見に注力する方法が効果的です。一方で、冬休みにおこなわれるウィンターインターンのときには、ある程度行きたい業界や企業を絞って参加すると、学業とのバランスも取りやすいですよ。

佐藤みなと
就活本番に向けて、方向性を固めていくことが大切なのですね。学業へ支障が出ない程度に、インターンの予定を入れていきたいと思います!

渡辺キャリアアドバイザー
就活で行き詰まるようなことがあれば、大学のキャリアセンターに相談してみてください。就活の道筋が立てやすくなり、1人で悩む時間を削減できますよ!
理系のインターンを上手く活用することで就活を有利に進めよう

渡辺キャリアアドバイザー
理系のインターンについて解説していきましたが、理解は深まったでしょうか?

佐藤みなと
はい! はじめは理系のインターンって受ける意味あるのかなと思っていました。でもいまは、理系こそインターンを使いこなすべきだと思えるようになりました!

渡辺キャリアアドバイザー
すばらしいですね! 知識や経験をもとにしたインターンを受けられるのは、理系ならではの強みです。就活本番前に自分の適性を見つけて、就活をどんどん有利に進めていきましょう!

記事の編集責任者 小山内 隆
この記事のアドバイザー