「海外インターンシップ×就活」を有利に!失敗談から学ぶ成功の秘訣

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目次

海外インターンシップは就活に有利?

渡辺キャリアアドバイザー

なぎささんは今、大学3年生ですよね? インターンシップには参加するんですか?

鈴木なぎさ

実は、海外インターンシップへの参加を考えているところです。前々から興味はあるのですが、就活に役立てられるのかが不安で……。

渡辺キャリアアドバイザー

海外インターンシップでの経験は、就活を有利にするのは間違いありませんよ。ただし、強みになるかどうかは、その人次第ですね。

鈴木なぎさ

「やらなきゃよかった……」と後悔することだけは避けたいんです。

渡辺キャリアアドバイザー

なぎささんは、「興味はあるけれど失敗したくない」という想いが強いんですね。それでは、海外インターンシップを就活に役立てるコツや、失敗しないための対処法を紹介しましょう。

そもそもインターンの意味があまりわからないと感じている人にはこちらの記事で確認しておきましょう。
インターンの意味を徹底解剖! 期間や種類で変わる用語をすべて紹介

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海外インターンシップとは?

海外インターンシップとはの4コマ漫画

海外インターンシップとは、海外の企業で行われる就業体験のことです。期間や携われる業種、給料の有無は働く企業によって異なります

また、渡航先はさまざまです。人気の高い渡航先はイギリスやアイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど。近年では、東南アジアも発展しており、シンガポールやフィリピン、ベトナムなども人気があります。

渡辺キャリアアドバイザー

海外インターンシップは、2週間〜2ヵ月の短期のものが人気です。とことん実績を積みたいのであれば、半年以上の中長期、1年以上の長期のものに参加するのもいいでしょう。

海外インターンシップ参加に語学力は必須?

目安として、TOEIC800点程度の英語力はあったほうがいいでしょう。TOEIC800点の英語力とは、仕事やプライベートにおいて、問題なくコミュニケーションがとれるレベルです。書類内容の理解や、会議への参加ができるため、活躍の場を一気に広げられます。

しかし、英語力がないとコミュニケーションがとれず、現地で仕事をする際に支障が出てしまいます。振り分けられる仕事は、英語力を必要としない単純作業や肉体労働ばかりになってしまうでしょう。

これでは、海外インターンシップに参加した意味がなくなってしまいます。まずはTOEIC800点ほどの英語力を身につけることが優先されます。

渡辺キャリアアドバイザー

インターンシップなら日本でも実施されているところ、わざわざ海外を選ぶのは、グローバルに活躍したいからではないでしょうか? グローバルに活躍したいのであれば、ビジネスシーンで困らない程度の英語力は身につけておきたいですね。

就職活動で英語力をどのようにアピールすれば良いのか疑問に思う方もいるかもしれません。企業がどのような英語力を求めているのかをきちんと理解し、アピール方法を考えてみましょう。英語力を武器にする方法を解説していますので、チェックしてみてくださいね。
就活で英語力は武器になる! 強みと紐づけて圧倒的な差をつけよう

キャリアアドバイザーコメント

語学に自信がなくても諦めないで! 語学力が養えるプログラムもある

海外インターンシップに興味はあるけれど、語学力に自信が持てないからといって諦める必要はありませんよ。もちろん語学力は重要ですが、語学力に自信がなくても海外インターンシップに参加できる方法もあるのです。

たとえば近年は、語学研修を兼ねた海外インターンシップをおこなう企業も増えています。インターンシップで仕事をしながら言語を学べ、社会人スキルと語学力を同時に養えるプログラムとなっているのです。このような場合は、学ぶ意欲があれば最初から高い語学力をもとめられることはありません。

他にも海外インターンシップにはさまざまなプログラムがありますので、最初から諦めずに、自分に合うものを探してみるといいですよ。

海外インターンシップに参加すべき?メリットとデメリットを解説

海外インターンシップに参加すべき?メリットとデメリットを解説の画像

渡辺キャリアアドバイザー

海外インターンシップへの参加には、メリットとデメリットがあります。

鈴木なぎさ

やっぱりデメリットもあるんですね……。

渡辺キャリアアドバイザー

そうですね。むしろ、失敗や後悔する原因はデメリットにあるので、メリットよりも注視するべきです。

鈴木なぎさ

後悔したくないので、ぜひ教えてください!

大学生で参加するメリット

大学生で海外インターンシップに参加するのには、次のようなメリットが挙げられます。

  1. ビジネスで使える実践的な英語力が身につく
  2. 就活を有利に進められる
  3. 実務経験を積める
  4. 海外の文化に触れられる

渡辺キャリアアドバイザー

海外でのインターンシップだからこそ得られるメリットもあるので、ぜひチェックしてみてください。

①ビジネスで使える実践的な英語力が身につく

海外インターンシップに参加するメリットの1つは、英語力を身につけられることです。

インターン中は英語で会話したり書類を作成したりするのが基本です。常に英語に囲まれて生活するため、メキメキと英語力を鍛えられます。

また身につけられる英語は、独学や通信教育などで習得するのが難しい「ビジネスシーンで使える実践的な英語」です。例えば、ビジネスシーンでの電話応対は、「Hi, it’s me speaking.(もしもし、俺だけど)」といったフレンドリーな対応ではなく、「Thank you for your calling. This is 〇〇, speaking please.(お電話ありがとうございます。株式会社〇〇〇のXXでございます。)」と、丁寧に対応しなければいけません。

ほかにも、決裁や承認、売上などビジネスシーンでよく耳にする用語も、海外インターンシップに参加することで自然と覚えられます。

渡辺キャリアアドバイザー

英語力に自信をもっていても、ビジネスシーンになると通用しないことも多く戸惑うものです。海外インターンシップが良い刺激となるは間違いありません。

②就活を有利に進められる

海外インターンシップでの経験は、就活において良いアピール材料になります。

国内のインターンシップは職場体験の色合いが強いため、アルバイトの延長のように思われることがあります。一方、海外インターンシップは、実質的な業務に取り組めるため、より濃密な社会体験が可能です。企業としては、実質的な経験がある人ほど、魅力に感じるでしょう。

また海外でのインターンシップは、日本ではできない経験を積みやすいため、自身の視野が広がります。さまざまな考え方をもつ人からは、新たなアイディアが生まれやすいので、多くの企業で求められやすい人材です。

渡辺キャリアアドバイザー

グローバル化が進む今、海外インターンシップという経験は興味をもってもらいやすいという意味でも、就活を有利に進められます。

③実務経験を積める

インターンシップではその企業の一員として業務にあたるため、リアルな実務経験を積めます。

海外においては、さまざまな文化と触れ合うことが多く、ときには自分の常識が通用しないこともあります。そのとき、効率的に業務を行ったり、対策を考えたりするなど切磋琢磨することで、対応力や思考力、調整力などが鍛えられます。大学在学中から「社会人基礎力」を養えるため、入社後は即戦力として期待できるでしょう。

渡辺キャリアアドバイザー

大学生の多くの就労経験といえば、アルバイトだと思います。しかし、アルバイトは指示に沿って動くだけで、自分で物事を考えて動くことはほとんどないはずです。

鈴木なぎさ

私もアルバイト経験はありますが、自分から業務改善を図ろうとは一切思わなかったですね。

渡辺キャリアアドバイザー

恐らく、アルバイトという雇用形態と学生だからでしょうね。海外インターンシップでは、一社員として見られるので求められることは多いですが、その反面、得られるものも多いです。1歩先ゆく「社会人基礎力」を身につけられます。

④海外の文化に触れられる

海外インターンシップではさまざまな国の人と関わるため、海外の文化に触れ合える機会が多くあります。現地の人はもちろん、他国からのインターン生と関わることもあるでしょう。グローバルな環境は良い刺激となり、視野が広がるきっかけになります。

とはいえ、海外の文化に触れあうこと自体は、海外旅行や留学などでもできます。しかし、ビジネスシーンで役立つ視野を広げたいのであれば、社会での経験に勝るものはありません

渡辺キャリアアドバイザー

海外の文化に触れるためには、現地の人や他国からのインターン生と積極的にコミュニケーションをとる必要があります。

鈴木なぎさ

そのためにも、やはり英語力は必須ですね。

大学生で参加するデメリット

メリットがある一方で、海外インターンシップには次のようなデメリットが挙げられます。

  1. 環境に馴染めない可能性がある
  2. 英語力が身につかないこともある
  3. 休学が必要になることもある

渡辺キャリアアドバイザー

「知らなかった」は失敗や後悔につながる原因になるので、しっかり押さえておきましょう。

①環境に馴染めない可能性がある

海外での生活に苦労する人もいます。理由はさまざまですが、多くの場合は「文化が合わない」「食べ物が合わない」「人間性が合わない」など、環境に馴染めないことが挙げられます。

周りに相談できる人がいなければ、精神的にも辛いものです。環境に耐えられなければ、働く気力を失い、途中で帰国してしまう可能性もあります。海外インターンシップに参加する際は、日本とはまったく別の環境で働く・住む覚悟があるのか、再確認しておくとよいでしょう

渡辺キャリアアドバイザー

環境に馴染めない理由の1つにリサーチ不足が挙げられます。事前に、その国や地域の情報をしっかり収集できていれば、ある程度の暮らしは想像できるものです。

鈴木なぎさ

渡航先をイメージで選んではいけないということですね。

渡辺キャリアアドバイザー

その通りです。実際に行ってみたら、「思っていた以上に衛生面に問題があった」「食事の味が濃すぎて口に合わない」など、よくあることです。

②英語力が身につかないこともある

海外インターンシップに参加しても、英語力が身につかないケースもあります。「社員のほとんどが日本人だった」「任された業務が日本人顧客の対応だった」など、日本語で対応できる現場に配属されると、英語力は一向に上達しません。海外インターンシップへの参加目的が、ビジネスの場で活用できる英語力取得であれば、無駄足になる可能性すらあります。

このような事態を招かないためにも、インターン先でどの程度の英語力を求めているのか、しっかり確認しましょう。「英語力は問わない」というインターン先であれば、日本語のみで対応できる業務を任せられる可能性が高いため、避けるのが無難です。

渡辺キャリアアドバイザー

英語力が必要な現場でも、本人が受け身になれば、英語力を鍛えられる機会を減らしてしまいます。海外インターンシップでは、積極性も必要です。

③休学が必要になることもある

海外インターンシップ中は渡航先に居住するため、大学には通えません。春休みや夏休みを利用したインターンシップであれば問題ありませんが、それ以外の期間や長期的なインターンシップであれば休学が必要になります。

休学すると、単位を取得できないため卒業時期がズレます。休学してまで参加する価値はあるのかどうか、後悔しない選択が必要です

渡辺キャリアアドバイザー

2週間程度のインターンシップなら、春休みや夏休みを利用すれば休学せずにすみます。

キャリアアドバイザーコメント

テッ ター スェ

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1人で悩まないで! 決断に迷うときは周囲にアドバイスをもらおう

海外インターンシップは、就活を進めるうえでのメリットが多くある反面、さまざまなデメリットもあります。参加する場合は、メリットとデメリットの両方をよく考えて検討するようにしましょう。

決断に迷うときは、1人で悩まず周囲にアドバイスをもとめることをおすすめします。たとえば、もし身近に海外インターンを経験した親族や先輩がいるなら、話を聞いてアドバイスをもらいましょう。身近に経験者がいない場合は、学内のキャリアセンターに相談することも検討すると良いでしょう。キャリアセンターでアドバイスをもらえる場合もありますし、海外インターンを経験した先輩を紹介してもらえることもあるかもしれません。

海外インターンへの参加は大きな決断です。だからこそ1人で不安を抱えすぎず、周囲に相談してみてくださいね。

【要チェック】海外インターンシップの失敗談から学ぶ成功の秘訣!

海外インターンシップの失敗談から学ぶ成功の秘訣の画像

鈴木なぎさ

「海外インターンシップ」と検索すると「失敗」というワードが出てくるのですが……。やはり失敗するケースもあるのでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

やり方次第では失敗することもあります。ただし、意識的な問題でもあるので、しっかり対策しておけば回避できますよ。

鈴木なぎさ

そうなんですね。具体的にどんな失敗があるんですか?

渡辺キャリアアドバイザー

それでは、よくある失敗談を3つ紹介しましょう。

①参加しただけで満足してしまった

大学3年生の夏休みに、インドでのインターンシップに2週間参加したA子さん。研修型のインターンシップで、参加者は15人ほどでした。インドの独特な雰囲気もあり、インターンシップ中は仲間たちと深夜まで語り合ったり、遊びに行ったり、充実した日々を過ごしました。

帰国後はすぐに就活を開始。友人たちは順調に最終面接や内定へと進めるなか、なかなか上手くいかないA子さん。面接では海外インターンシップに参加したことをアピールするものの、面接官の反応はイマイチのようです

渡辺キャリアアドバイザー

A子さんの場合、海外インターンシップに参加したことをアピールするだけで、どんな経験をして、どんなスキルや学びを得られたのか、具体的にアピールできていないのでしょう。

鈴木なぎさ

海外インターンシップに参加しただけで安心してしまった、ということですか?

渡辺キャリアアドバイザー

そうですね。ただ参加するだけなら、旅行とあまり変わりません。「海外インターンシップに参加した目的」「参加して得たもの 」「経験の活かし方」など、具体的にアピールしなければ面接官には刺さらないのです。

②海外で働くことばかりに重点を置いていた

海外勤務に対して「エリートっぽい」「カッコいい」という印象を抱くB太郎さん。自分も将来は商社に就職して、海外駐在を目指すことを夢見ていました。大学では外国語学部に進学し、交換留学や海外インターンシップに参加するなど、積極的に活動しました。

就職活動では、「商社」のカテゴリで検索した企業に、片っ端からエントリー。さらに、OBOG訪問やエントリーシートの添削、面接の練習など徹底して行いましたが、面接解禁になって以降、受けた企業から連絡がくる気配がありません

渡辺キャリアアドバイザー

B太郎さんは、なぜ海外で働きたいと思ったのでしょう?

鈴木なぎさ

えっと……、カッコいいと思ったからです。

渡辺キャリアアドバイザー

果たして、企業はそのような人材をほしいと思うでしょうか?私が面接官なら、「自社でなくてもいいのでは? 」と思います。それにB太郎さんは、海外で何の仕事をしたいのかもわかっていない印象を受けます。

③やりたいことを見出せなかった

夏休みを利用し、スリランカのインターンシップに参加したC美さん。休学せずに海外で就労体験できると思い、渡航を決めました。スリランカでは壁にぶつかることもありましたが、周りのサポートのお陰で充実した日々を過ごせました。

帰国後は就活を開始。しかし、やりたいことが見出せず、業界を絞ることすらできませんでした。「残業がない」「アットホームな雰囲気」など、なんとなく自分に合いそうな企業にエントリーするものの、いつも最終面接で落とされてしまいます。

鈴木なぎさ

C美さんは、目的をもたずにインターンシップに参加したことがいけなかったと思うのですが……。渡辺さん、どうでしょう?

渡辺キャリアアドバイザー

はい、当たりです! C美さんは目的をもたずにインターンシップに参加したため、どの業界・業種でその経験を活かせるのかが定まっていない状況です。まずはやりたいことを決めてから、目的に合うインターン先を決めることが大切です。

キャリアアドバイザーコメント

海外インターンシップの失敗談は成功のための貴重な材料になる

海外インターンの失敗談を目にすると、不安をおぼえてしまうのではないでしょうか。

失敗してしまうのは怖いことではありますが、「反面教師」という言葉があるように、失敗からは学べることも多くあるものです。失敗談に触れることは、その原因を知り、気を付けるべきポイントや成功へのヒントを得ることができる貴重な機会になるのです。

ですから、不安を抱えすぎずに積極的に失敗談にも目を通して、注意すべきポイントを探すために活用できるようにしましょう。

海外インターンシップで結果を出せない人の特徴とは? 対処法も紹介

海外インターンシップで結果を出せない人の特徴とは?の画像

鈴木なぎさ

失敗談を見ると、自分も失敗するのではないかと不安になります……。

渡辺キャリアアドバイザー

海外インターンシップで結果を出せない人には、いくつか特徴があるんですよ。

鈴木なぎさ

そうなんですか!? 今のうちに知っておけば、失敗の予防につながるでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

当てはまらないように気をつければ、失敗するリスクを抑えられるでしょう。今回は3つの特徴を紹介しますね。

特徴①参加する目的が曖昧

海外インターンシップに参加する目的が曖昧だと、就活に活かせない可能性があります。目的がないと、何のために働いているのかがわからなくなり、自身のモチベーションが低下します。任された仕事をこなすだけになれば、せっかくの就労体験が無駄になるでしょう。

まずは、海外インターンシップに参加する「目的」と「目標」を明確にすることが大切です。現地では、目的と目標を達成するために努力し続けることで、就活に活かせる経験とスキルを身につけられます。

渡辺キャリアアドバイザー

「働かされている」という認識で働いている人と、「何か身につけよう」と高い意識をもって働いている人、どちらのほうがより有意義な時間を過ごせるでしょう?

鈴木なぎさ

それは、もちろん後者です。

渡辺キャリアアドバイザー

そうですね。たとえ業務内容や費やす時間が同じでも、意識が違うだけで、身につくスキルや経験は大きく変わるものです。

特徴②英語力がない

海外インターンシップに参加する以上は、日常会話ができるレベルの英語力が必要です。英語力がないと、企業側としては任せられる業務が限られてしまいます。任せられる業務は、英語力をあまり必要としない単純作業や肉体労働ばかりになるでしょう。

このような状況を回避するためには、英語力を身につけることが大切です。求められる英語力はインターン先や業務内容によって異なりますが、日常会話ができるくらいの英語力があると安心です。

渡辺キャリアアドバイザー

海外インターンシップは英語を学ぶためではなく、英語を使って就労体験するためのものです。この辺りを勘違いしないよう、気をつけましょう。

特徴③仕事に対して積極性がない

海外インターンシップでは、仕事に対する積極性も重要なポイントです。「インターン生だから……」と受け身になると、任された仕事をこなすだけとなってしまいます。これでは、自身が成長する機会を逃しているのと同じです。

最初は職場に慣れることで精一杯だとしても、余裕が出てきたら周りをよく見てみましょう。場合によっては、改善できることが見えてくることもあります。自分ができることをアピールし、改善策を提案すれば、業務の幅を広げられるはずです。また、周りからの評価が上がれば、コミュニケーションの活性化にもつながるでしょう。

渡辺キャリアアドバイザー

せっかくの良い機会を無駄にしないよう、積極的に挑戦しましょう。

キャリアアドバイザーコメント

初心を忘れずに! 目的を見失わず海外インターンを有意義なものにしよう

せっかく海外インターンシップに参加するなら、就活や自分の将来に活かせる有意義な経験にしたいものですよね。そのためには、語学力を磨くことはもちろん、目的を持って積極的に取り組む意識が重要です。

もし目的や目標が曖昧になってしまっているなら、一度立ち止まって自分の考えを整理してみましょう。「初心忘れるべからず」という言葉があるように、時間がたつと、最初に抱いた目的や目標がなんだったのか見失ってしまうことは案外多いものです。「なぜ海外インターンシップに参加したいと思ったのか」、「この経験を今後どう活かしたいのか」など思い返してみてくださいね。

今後も初心を忘れないように心がけることで、海外インターンシップの経験が有意義なものになりますよ。

海外インターンシップの経験を活かせる企業

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海外インターンシップでの経験は、海外とのつながりをもつ企業で活かされやすいです。海外で就労体験した人は、ビジネスで活用できる英語力と異文化への理解力、異文化との交流経験をもち合わせています。海外とのつながりをもつ企業にとっては魅力的な人材です。

具体的には、製造や販売の一部を海外で実施する「外資系企業」や、複数の国で活動を行う「多国籍企業」、さらにグローバル化を進めている企業などで求められやすいです。とはいえ、社会全体でグローバル化が進んでいる今、海外インターンシップの経験はどの企業でも活かせるでしょう

渡辺キャリアアドバイザー

業種でいえば、IT企業や貿易、商社、ホテル、旅行会社、金融、メディア、出版、小売、不動産などは、海外インターンシップの経験を活かせる場面が多くあります。

海外のインターンを活かせる企業の中には英語での面接を課される可能性が高いです。英語面接についてはこちらの記事で対策などを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
質問例70選&マンガ付き! 英語面接の不安を解消するコツを大公開

【必見】海外インターンシップを就活に役立てるためのコツ4選

海外インターンシップを就活に役立てるためのコツの画像

鈴木なぎさ

渡辺さんの話を聞いて、海外インターンシップへの意欲がさらに高まりました!

渡辺キャリアアドバイザー

そうですか! それは良かったです。

鈴木なぎさ

ただ、行くからには海外インターンシップでの経験を就活にしっかり役立てたいです! 何かコツなどありますか?

渡辺キャリアアドバイザー

もちろんありますよ。それでは、海外インターンシップでの経験を就活に活かすコツを紹介します。

海外インターンシップに参加する目的・目標を明確にする

海外インターンシップに参加するなら、まずは目的と目標を明確にすることが大切です。なぜなら、インターンシップでは目的や目標を達成するために努力することで成長できるからです。特別な理由がなくインターンシップに参加すれば、ただ仕事をこなすだけの要員となり、期待していたスキルや経験を学ぶ機会を逃してしまうでしょう。

「何を学びたいのか」「インターンシップでの経験をどのように活かしたいのか」など、この辺りを具体的にすることがポイントです。

渡辺キャリアアドバイザー

海外インターンシップの経験がある就活生に対し、面接官は「なぜ海外に行こうと思ったの? 」「なぜその国を選んだの? 」と疑問を抱くものです。面接で聞かれやすい部分でもあるので、しっかり答えられるようにしておきましょう。

受け身にならず積極的に動く

インターンシップ中は、自発的に動くようにしましょう。たとえ海外での就労体験の経験があるといっても、与えられた業務をこなすだけでは好意的な印象は与えられません

「もっと効率よくデータをまとめることはできないのか? 」「より見やすくするためにどうしたらよいのか? 」などを考えることで、改善できるところが見える可能性があります。自分なりに工夫することで、インターンシップでの生活をより充実したものにできます。

渡辺キャリアアドバイザー

積極的に動いたことをエピソードに、自分の強みとして自己アピールすると、面接官に好印象を与えられます。

海外インターンシップで学んだことを言語化する

海外インターンシップで充実した日々を過ごせても、言語化しなければ人には伝わりません。面接で自分の経験を知ってもらうためには、インターンでの経験や学んだことを言語化することが大切です。

具体的には、インターンシップを通して「学んだこと」「感じたこと」「努力したこと」を書き出してみましょう。信ぴょう性をもたせるために、エピソードを盛り込むのもポイントです。

渡辺キャリアアドバイザー

「海外インターンシップに参加した」というだけでは、自己PRとしては弱いです。インターンシップを通して学んだことや、自身が努力したことを伝えられると、好印象を得られやすくなります。

海外インターンシップ中は日記をつける

海外インターンシップ中の体験や出来事は、後で振り返られるように日記に記しておきましょう。気づいたことや学んだこと、ぶつかったことなどを日記に残しておけば、自己分析や企業研究を行う際に役立ちます

渡辺キャリアアドバイザー

日記は1日の振り返りにも役立ちます。「もっとできることがあるのではないか? 」「あのとき、こうすればよかった」など、気づきにもつながります。1日1日を大切に過ごすようになるでしょう。

キャリアアドバイザーコメント

テッ ター スェ

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海外インターンシップで得た経験を仕事へ活かす方法を考えよう

海外インターンシップの経験は、就活において大きな強みとなります。ただし、単に参加した経験があるというだけでは、企業へのアピールにはなりにくいです。

重要なのは、海外インターンシップの経験を通じて何を学び、それを仕事にどう活かせるのか企業に示すことです。特に苦労や努力をした結果、どんな成果が得られたのかという経験は大きなアピールになります。明確な成果までは示せないとしても、課題に対して取り組んだエピソードなども強みになるでしょう。

またそういった経験を入社後に実際どのような業務で活かせるかを伝えられれば、さらに強いアピールとなります。業種や職種によって業務内容が異なるので正解はありませんが、志望する企業に合わせて考えてみるといいでしょう。

海外インターンシップに関するよくある質問

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渡辺キャリアアドバイザー

最後に、海外インターンシップへのよくある質問を見ておきましょう。

鈴木なぎさ

ほかの就活生がどんな疑問を抱えているのか、興味があります!

渡辺キャリアアドバイザー

よくある質問からは、「そういえば私も気になっていた……」と思い出させてくれることもあるので、参考になることは多くあります。

鈴木なぎさ

確かに……。渡辺さん、解説お願いします!

海外インターンシップに参加するならいつがいい?

基本的には、春休みや夏休みの長期休暇中がおすすめです。

海外インターンシップは1カ月未満で行えるものもあるため、春休みや夏休みを利用すれば、わざわざ休学する必要はありません。

ただし、しっかり経験を積んでおきたいのであれば、休学を視野に入れた長期の海外インターンシップもおすすめです

渡辺キャリアアドバイザー

参加する時期は、渡航先の季節や治安状況なども考慮するといいでしょう。とくに、渡航先で戦争やデモなどが起きているときは、時期を改めるか、渡航先自体を再検討する必要があります。

インターンに参加するためには、書類を締切日までに応募する必要があるかもしれません。次の記事では、応募締切やインターンを実施するまでの流れについて解説しているので、併せて読んでみてくださいね。
インターンは締切厳守! 準備〜実施までのスケジュールを徹底解説

海外インターンシップにかかる費用はどのくらい?

学生の場合、海外インターンシップの参加費用は期間の長さにかかわらず、一律165,000円(税込)です。

参加費用のほか、渡航費やビザ発行手数料、現地滞在費、海外旅行保険代などがかかります。1ヵ月の海外インターンシップであれば総額は300,000万円ほどになるでしょう。またインターン先によっては、住居費や現地生活費が支給されることがあります。総額費用を抑えたい場合は、手当や支給なども確認しておくことをおすすめします

渡辺キャリアアドバイザー

物価水準は渡航先によって異なるため、その辺りも考慮しながら検討するといいでしょう。

インターン先を選ぶポイントはある?

選ぶポイントは、期間と目的の2つです。

まず期間においては、自分がどのくらいの期間をインターンに費やせるのかを検討しましょう。海外インターンの場合は、中長期の受け入れが多く、短期の受け入れは少ない傾向にあります。そのため、短期のインターンを希望するのであれば、応募先は必然的に絞られます。

また目的に関しては、「何を学びたいのか」「どのような経験をしたいのか」によって企業や職種が絞られるものです。海外でオフィスワークを経験したい、海外のホテルの接客対応を学びたいなど、目標や目的を達成できる企業を選ぶようにしましょう。

渡辺キャリアアドバイザー

インターン先を選ぶときは、企業や業種だけでなく、業務内容までしっかり確認しましょう。思っていたのとは違う仕事を任せられる場合もあるため、必ず確認しておくべきポイントです。

海外事業への展開を強化しているディベロッパー。海外勤務の可能性もあるため、海外でのインターンシップの経験が役立つかもしれません。ディベロッパーの仕事に興味がある人はこちらの記事で確認しましょう。
ディベロッパーとは新たな町の開拓者!やりがいや将来の動向も解説

海外インターンシップを行う国はどこがおすすめ?

東南アジアならフィリピンやベトナム、シンガポールあたりがおすすめです。

IT企業が多く、発展途上にある国ばかりです。また治安が比較的良く、物価水準はそれほど高くないため、学生にとっても暮らしやすいでしょう。ただし、東南アジアは英語圏ではないため、英語力を身につけたい人はアメリカやオーストラリア・カナダあたりがおすすめです

鈴木なぎさ

友達はシンガポールに行くと言っていました。

渡辺キャリアアドバイザー

それなら、ITスキルを磨くことを目的にしているのかもしれませんね。なぎささんはどの国が気になりますか?

鈴木なぎさ

私はビジネスで通用する英語力を身につけたいので、アメリカですかね。

新型コロナウイルスが感染している今、参加は難しい?

渡航が可能であれば、海外インターンシップへの参加は可能です。

インターン先は少しずつ増え始めており、新型コロナウイルスが感染拡大する前に戻りつつあります。そのため、感染症が広がり始めた頃に比べると、参加しやすくなっています。自分の目的や目標を達成できそうなインターン先はないか、チェックしてみましょう。

渡辺キャリアアドバイザー

とはいえ、新型コロナウイルスが再び感染拡大し、海外への出国が禁止されれば、再び参加は難しくなります。

鈴木なぎさ

行けるときに行ったほうがいいですね。

渡辺キャリアアドバイザー

そうですね。また、いつでも行けるよう英語力を鍛えるために、TOEICの勉強をしておくことも大切です。

こちらの記事ではインターンの充実度を上げる質問テクニックについて解説しています。質問例60選を参考に英語に言い換えることで活用しましょう。
インターンで使える質問60選|4つのテクニックで就活情報をゲット

海外インターンシップをアピール材料にし、就活を有利に進めよう!

渡辺キャリアアドバイザー

海外インターンシップの経験は、就活生にとって大きな強みとなるのは間違いありません。あとは、その経験をどのようにアピールできるかがポイントになります。

鈴木なぎさ

最初は「海外インターンシップしても失敗したら……」と不安ばかりで諦めようかとも思いましたが、渡辺さんの話を聞いて、チャレンジしてみたいと思いました。

渡辺キャリアアドバイザー

良い傾向ですね。海外インターンシップは誰でも経験できることではないので、貴重な時間を大切に過ごしてくださいね。

鈴木なぎさ

ありがとうございます! 早速、インターン先を探してみようと思います。

記事の編集責任者 小山内 隆

アクセス就活PLUSを運営するアクセス通信(現アクセスネクステージ)に新卒入社。就職サイト「アクセス就活」の立ち上げや、関西支社の営業責任者を経て、名古屋支社の責任者として立ち上げを担う。人事採用支援のほか、就活相談や就活講座の講師などキャリアアドバイザー職を経験した後、2017年に同社役員。現職は採用アウトソーシング(RPO)事業の担当執行役員 > メッセージを読む

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