就活で英語力は武器になる! 企業にアピールするワザをマンガで解説

この記事のアドバイザー

有利に働く!?就活で英語力をアピールする効果的な方法は〇〇
「就活で英語力は武器になる! 強みと紐付けをして圧倒的な差をつけよう」の記事に登場するキャラクター

目次

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就活で英語力は武器になる! 強みと掛け合わせてほかの学生と差をつけよう

鈴木なぎさ

英語力は就活でアピールになるのかな……?

渡辺キャリアアドバイザー

なにか悩んでいるようですね。

鈴木なぎさ

渡辺さん! 私は半年後に就活を控えているのですが、得意とする英語力をアピールしたいと思っています。英語力は就活でアピール材料になるでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

もちろんなります! さらに効果的なアピール方法をつかめば、就活で最強の武器になりますよ。

鈴木なぎさ

効果的な方法ってなんですか……?

渡辺キャリアアドバイザー

英語力とそれ以外の分野での強みを掛け合わせてアピールすることで、あなたの魅力を効果的にアピールすることができますよ!

鈴木なぎさ

持ち前の強みとの掛け合わせが大切なのですね。就活に向けてしっかりアプローチの方法を考えておきたいと思っています。詳しく教えてください!

渡辺キャリアアドバイザー

お任せください! 英語力を効果的にアピールする具体的な方法から注意点まで選考に必要なノウハウを紹介しましょう。

鈴木なぎさ

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就活で有利に働く? 英語力が評価につながる2つの企業パターン

英語力が評価につながる2つの企業パターン

鈴木なぎさ

ある先輩からは英語力が必要にならない企業ではまったく評価にはならないと聞きました。これはほんとうですか?

渡辺キャリアアドバイザー

英語力はなぎささんが努力して身につけた素晴らしいスキルです。スキルそのものが評価にはつながらなくても、努力した過程が評価につながることがありますよ。

鈴木なぎさ

努力した経験が評価される場合があるのですね!

渡辺キャリアアドバイザー

その通り! ただ、仕事で英語力が必要な企業ではスキルそのものが評価に直結する場合もありますよ。

鈴木なぎさ

企業によって英語力がどのように評価に影響するのか異なるのですね。詳しく教えてください!

①スキルそのものが評価に直結! 英語力を採用条件としている

英語力が欠かすことのできない職種を募集している企業では、英語力を採用条件としている場合もあります。また職種によって英語力が必要になるケースのある企業では、英語力をもっていることで即戦力になると見なされることから選考を有利に進められる場合もあります。

このように仕事で英語力が活かせる企業の場合は、企業の基準を満たす英語力を持っていればスキルそのものが評価に直結することがあるのです。ただし英語力を採用条件としている場合は、スキルがないと選考を受けても通過できない仕組みになっているので応募前に基準を満たしているかよく確認しましょう

鈴木なぎさ

企業の採用要件をよく確認する必要がありますね!

渡辺キャリアアドバイザー

そうですね。英語力を活かせる仕事であれば、積極的にアピールするのが良いでしょう。

鈴木なぎさ

ほかにも海外進出を視野に入れている企業でもアピールになるかもしれませんね!

渡辺キャリアアドバイザー

良い視点です! 近年グローバル化が進み英語力を必要とする企業も増えてきています。採用条件や企業の方針を確認しましょう。

②英語を身に付けたプロセスに注目! 学生の人柄や経験を評価している

鈴木なぎさ

英語力を必要としない仕事を募集する企業には、英語力をどのようにアピールすればいいのでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

英語力を身につけた過程をしっかり説明することが大切です。英語学習で通して学んだことやスキルアップのために工夫した点を具体的に説明できるといいですね。

鈴木なぎさ

仕事に直接結びつくわけではないのに、なぜ英語を学んだ過程がアピールになるのですか?

渡辺キャリアアドバイザー

企業は、スキルそのものではなくスキルアップに対する学生の取り組み方や価値観をみているのです。

英語力を身につけるためにしっかり勉強に励み工夫して取り組んできたことでしょう。企業はそこから、業務への再現性をみています。再現性とは、学生時代に得た経験が入社後にも同じように発揮できるかということです。

学生がどんな目標を掲げ、どのような取り組みをして、どんな結果を出したのかを知ることで自社の業務でも同じように成果を出してくれるのかどうかを確認しているのです。スキルが評価に直結しない企業では、自分の経験や価値観が伝わるエピソードを具体的に説明するといいですね。

キャリアアドバイザーコメント

就活は総合力が重要! 英語力以外のアピール材料も準備しよう

英語力が必要となる企業は英語力そのものが評価材料となりますが、そのような企業は応募者の多くが英語力をもっていることが多いです。英語力が必要とされる企業であっても「英語力があれば安心」とはならないこともあるので、油断しないようにしましょう。英語力があることがスタートラインに立てる条件である、といった気持ちで臨むと準備もしっかりできます。

採用は総合的な評価で決まります。英語力は自分をアピールする材料の一つではありますが、志望動機や自分の強みなどの準備をしっかりとしてこそ内定獲得につながります。英語力を活かして仕事ではどういうことをしたいと思っているのか、英語を身につけるうえでどんなことを学んだのか、といったことを端的に話せるようにしておきましょう。

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就活にどこまで必要? 求められる英語レベルを押さえよう

要確認!実力はどこまで必要?求められる英語レベルを押さえよう

渡辺キャリアアドバイザー

なぎささんは英語を使って仕事がしたいと考えているのですか?

鈴木なぎさ

そうですね! ある程度英語が話せるので、英語を使った仕事に憧れがあります。

渡辺キャリアアドバイザー

それは素晴らしいですね! 企業によってはかなりの強みになりますよ。

鈴木なぎさ

しかし、就活ではどのくらいの英語レベルがあればアピールになるのか不安です。周りにも英語を学んでいる人は多いので、そんなに特別なことに感じないんです。

渡辺キャリアアドバイザー

英語レベルに一定の基準を設けている企業もいるので、企業の求める英語力を確認しておくといいですね。

鈴木なぎさ

企業に必要な英語力をチェックするにはどんなところをみれば良いのでしょうか? 詳しく教えてください!

英語にかかわる資格・試験|平均のレベルを上回っているか

渡辺キャリアアドバイザー

学生の英語力を図る方法として、資格や試験のスコアから確認するものがあります。

鈴木なぎさ

私もTOEICなら受けたことがあります!

渡辺キャリアアドバイザー

お。良いですね! TOEICスコアがあれば、どの程度の英語力を持っているか企業が判断しやすくなります。効果的なアピールができますよ。

いくら英語力があったとしても、言葉で説明するだけではなかなか相手に伝わりにくいです。そこでTOEICや英検などの資格があれば英語力が客観的にわかるので、どの程度の英語力を持っているのかが相手に伝わります。ですので、就活では資格の有無などを見られることがよくあります。

資格の中でも、「TOEIC」は就活で英語力をアピールしやすい資格として有名です。なぜなら、TOEICはビジネス英語が出題されるので、入社後に即戦力になり得る人材であることをアピールできるのです。就活ではビジネスの場で通用する英語を身につけておくことが大切ですよ。

渡辺キャリアアドバイザー

TOEICは990点を上限とする中で平均点は600点前後とされています。そのため、英語力があるとされている600点は獲得できているといいでしょう。

鈴木なぎさ

スコアとしてはどの程度の点数であれば、より英語力の高さをアピールできますか?

渡辺キャリアアドバイザー

TOEICでは、730点以上のスコアを獲得していればどのような状況においても、適切なコミュニケーションができると判断できるとされています。なので、730点を目安にアピールするといいでしょう。

英語の会話レベル|企業が求める会話レベルに達しているか

渡辺キャリアアドバイザー

なぎささんは、英語を話すこともできるのですよね?

鈴木なぎさ

はい! 2年間アメリカに留学していたので、日常会話であればなんなく話せます。資格でいうとTOEFLを受験しました。

渡辺キャリアアドバイザー

TOEFLは、「リーディング」「ライティング」「リスニング」「スピーキング」の4技能がテストされる資格ですね。

鈴木なぎさ

スピーキングは、慣れていない人はなかなか難しいと感じるかもしれませんね。TOEFLは就活でアピールしても問題ないでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

もちろんアピールになります! ただし、スコアの有効期限と企業の基準スコアには注意が必要です。

TOEFLとは留学に必要な学力の有無を測るテストで、非英語圏の出身者を対象に実施されています。

TOEFLではTOEICではみられないスピーキング力も確認できます。なので、外資系企業や海外企業など業務で英語スキルを必要とする企業を受ける場合には、大きなアピール材料になりますよ

OB・OG訪問は志望企業で働く社員から直接話を聞くことができるチャンスなので、積極的に活用しましょう。この記事では、OB・OG訪問でおすすめの質問を紹介しているので参考にしてくださいね。
質問例80選|OB・OG訪問の質問で就活の心配事を一掃しよう!

キャリアアドバイザーコメント

テッ ター スェ

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企業の求める英語レベルを確認する方法とは?

企業が求める英語レベルは企業ごと、もしくは業務ポジションによって異なるので、まずは募集要項に記載があるかどうかを確認しましょう。募集要項に具体的な数字がない場合、企業の仕事内容から、どのくらいの英語力が必要とされるのかを予測するといいですよ。

企業のホームページでは仕事の様子や社員の働き方などを発信していることがありますので、そこから英語をどのようなシーンで使うのか確認しましょう。たとえば実際に海外に出張することがあるのか、それとも電話やメールといった方法がメインなのかなどです。

一番わかりやすいのは「直接聞く」方法です。OB・OG訪問やインターンなどで質問することで社内で英語を使っている人がどのような仕事をしているのかわかりますよ。

みんなが気になる! 就活で英語力が評価されやすい企業の特徴

英語力が評価されやすい企業の特徴

鈴木なぎさ

採用要件に英語力が必要だと書いていない企業は、業務に英語が必要ないと捉えて問題ないでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

ここが難しいところなのですが、採用要件に記載がなくても実は英語力のある学生を高く評価する企業は存在します。

鈴木なぎさ

そうなんですか! 英語力が必要とされている企業なのかどうかはどのように確認すればいいのでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

採用要件以外に注目してもらいたい項目が2つあります。しっかり解説していきますね。

事業を確認しよう! 海外展開をしている・する予定がある

英語力が必要とされる企業なのか見極めるポイントとして、「事業戦略」「中期経営計画」の内容を確認するといいでしょう。この2つは企業のホームページから確認できますよ。中期経営計画においては、上場企業であれば投資家向けに発信されているIRに記載があることが多いです。

事業戦略では、今後企業がどんな事業を展開していくのか計画をチェックできます。また、中期経営計画では今後3年以降に企業としてどのような成長を遂げたいと考えているのかわかります。

今後企業の方針として海外展開を目指していれば、いずれ英語力が必要な職種が生まれることになります。英語力を持ち合わせた人材を必要とする企業も多いでしょう。公にして英語力を採用要件としなくても、今後の事業拡大などに備えて人材確保を進めている場合も考えられます。

渡辺キャリアアドバイザー

企業の今後の活動を予測するのはなかなか難易度の高いことですが、アンテナを貼っておくことで秘めた可能性に気づくこともできますよ。

鈴木なぎさ

海外展開をする予定があるのか、したいと考えているのか確認します!

渡辺キャリアアドバイザー

また、説明会で直接聞いてしまうのも良い方法です。中期経営計画の中で海外進出も視野に入れていくとありましたが、いつごろを目安として考えていますかなどと質問してみるといいですよ。

鈴木なぎさ

なるほど! その方が正確に情報を捉えることができますね。興味のある企業で英語力がアピールできるか迷ったときは企業の方針をチェックします。

職種を確認しよう! 英語を使う職種に配属される可能性がある

渡辺キャリアアドバイザー

企業に英語を使って仕事をおこなう職種があるかという点も重要なポイントです。

鈴木なぎさ

すべての職種で英語を必要としなくても、一部の業務では必要とされる場合もあるのですね!

企業の中で英語を使って仕事をおこなう職種があれば、英語力をもった学生を必要としている可能性があります。業務内容の理解を深めるためには、ホームページの社員のプロフィールや活動内容から業務イメージを具体化させたり、OB・OG訪問を活用して業務内容について質問をしてみるといいですよ。

また、企業によっては新卒での配属先としての選択肢はなくても英語を使う部署がある可能性があります。中途採用での応募職種もチェックするといいでしょう。新卒の配属先でキャリアの土台をつくり、得意とする英語を活用して社内でキャリアアップすることもできますよ

鈴木なぎさ

中途採用の募集職種を見たことはなかったです!

渡辺キャリアアドバイザー

新卒では、経験やスキルが限られているためキャリアの基盤をつくるような部署に配属されるケースが多いです。そこから、キャリアを積んでほかの部署へ異動するケースも多くありますよ。

商社では海外とのやり取りをする業務もありますので、英語力をチェックしている企業もいます。商社を目指している人は、こちらの記事で商社ではどのくらい英語が必要なのかを詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
商社ではどのくらい英語が必要?具体的な基準や効果的な勉強法を解説

押さえておこう!  就活で英語力が必要になるタイミング

要チェック!就活で英語力がいるタイミング

鈴木なぎさ

就活で英語力がアピールできることはよくわかりました! 効果的にアピールしたいと思います。

渡辺キャリアアドバイザー

就活では自ら英語力をアピールするだけでなく、英語力が必要になる場面もありますよ。

鈴木なぎさ

英語力が必要になる場面……? 一体どんなときでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

就活では、WEBテストと面接を受けるときに英語力を評価対象とする場合があるのです。

鈴木なぎさ

企業から課せられるものがあるとは知りませんでした! どんな対策をしておけば良いのでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

それでは詳しく説明していきますね。

WEBテスト|企業の選考プロセスを確認しておこう

鈴木なぎさ

WEBテストとはなんですか?

渡辺キャリアアドバイザー

WEBテストとは、Web上で受験する企業の適性検査のことを指します。適性検査から学生の能力や性格を知り、採用可否の基準にします。

鈴木なぎさ

企業が求めている能力をテストを活用して判断するわけですね!

渡辺キャリアアドバイザー

その通り!

WEBテストでは、英語力を試されることもあります。たとえば多くの企業が実施しているSPIや玉手箱では、英語の長文読解の問題が出題されますよ。

英語の問題は難易度も高いため、事前に問題に慣れておくなどの対策が必要です。志望する企業の選考内容をチェックして、WEBテストの有無を確認しておくと良いですよ。

鈴木なぎさ

就活でも試験があるのですね! 知りませんでした……。

渡辺キャリアアドバイザー

テストとはいえど、試験形式により出題形式や傾向は決まっているので対策することができますよ。

SPIには英語力を測る問題が出題されるので、試験を突破するためには英語の対策は必須です。この記事では、SPIの対策を詳しく説明していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
SPIは何種類? 対策すべき種類と合格につながる対策方法を解説

面接|英語を話す機会を増やしておこう

企業によっては、面接が英語でおこなわれる企業もあります。たとえば、航空業界のCA職だと業務でビジネス英語を活用することになるので、英会話のレベルを確かめるために、英語面接が実施されています。

面接では、通常の質疑応答をしたあとで英語面接を実施している企業もあります。これに対応するには、英語面接に慣れておく必要があります。英会話から離れている人は、英語を使う感覚を身につけておくと良いですね。

渡辺キャリアアドバイザー

英語面接は入社後すぐに英語での業務が必要となる企業でよくみられる選考です。

鈴木なぎさ

英語面接があることは、企業の選考フローに記載されているのでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

もちろんあります! 英語面接を取り入れている場合は事前の対策もする必要があるので、早めに確認しておくといいでしょう。

業務で英語が必要となる企業などは、英語力を確認するために英語面接を導入しています。この記事では英語面接の対策から不安解消術まで丁寧に解説しています。落ち着いて本番に臨むためにもチェックしてみてくださいね。
マンガ付き! 英語面接の質問例70選と不安解消術を大公開

キャリアアドバイザーコメント

選考フローを確認して英語が必要になるタイミングを押さえておこう

自分が志望する企業の選考がどのようなプロセスで進んでいくかの確認は必須です。選考の途中で英語が必要となるタイミングがどのようなときで、どのような形で必要とされるかを必ず確認しておきましょう。

WEBテストで必要となるのか、面接での対話が求められるのかなど、英語力をみられる方法は企業によって異なります。確認方法としてはホームページの募集要項や説明会などで確認するのが確実です。

OB・OGに聞くこともできますが、選考方法は年によって変わることがありますので注意してくださいね。確認をしたうえで、スピーキングの練習が必要なのか、テスト対策が必要なのか、など選考に合った対策をするようにしましょう。

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アピールのコツをつかもう! 就活で英語力をアピールできる3つの場面

就活で英語力をアピールできる3つの場面

鈴木なぎさ

企業によって評価の仕方は変わるものの、英語力はアピールになることがわかりました!

渡辺キャリアアドバイザー

スキルそのものはもちろん、努力した過程も評価につながるのです。

鈴木なぎさ

英語力はたしか……自己PRで英語力を強みとしてアピールすれば良いのですよね! 今からアピール方法を考えておこうと思っています。

渡辺キャリアアドバイザー

よくご存じですね! 自己PRでは英語力を強みとしてアピールできます。それに、そのほかの場面でも英語力を活用したアピールができますよ。

鈴木なぎさ

そうなんですか! まだ就活が始まっていないのでどんな場面で企業へアプローチするのかイメージができていないんです。

渡辺キャリアアドバイザー

そうですよね。それでは、ここからは就活で英語力をアピールできる3つの場面を紹介しましょう!

鈴木なぎさ

英語力がアピールできるポイントがわかれば、本格的に就活が始まる前にじっくり企業へのアピール方法を考えることができますね!

①自己PR|仕事へ英語力が活かせることをアピールする

渡辺キャリアアドバイザー

自己PRでは英語力をアピールできますよ。

鈴木なぎさ

強みとして英語力を打ち出すと良いのですね!

渡辺キャリアアドバイザー

その通り! 自己PRで英語力をアピールするには押さえておきたいポイントがあります。しっかりチェックしてくださいね。

そもそも自己PRとは、企業に自分の強みや得意分野を伝えることで企業で活躍できることをアピールするためのものです。

ここで重要なのは、企業の業務で活かせる強みをアピールするということ。企業で活躍するためには、持ち前の強みや得意分野が企業で活かせることを伝える必要があります

鈴木なぎさ

ただ自分が自信を持っている強みをアピールすれば良いわけではないのですね!

渡辺キャリアアドバイザー

そういうことです! 自己PRを考えるときには、強みが企業で活かせるのかを必ずチェックしましょう。

自己PRで英語力をアピールする場合は、志望企業の業務に英語力が活かせることを伝える必要があります。そのためにも事前に企業の業務理解を深めておくといいですよ。どんな業務や仕事の場面で、英語力をどのように活かしていきたいのか相手が活躍イメージを持てるように具体的に伝えられるといいですね

渡辺キャリアアドバイザー

自己PRで英語力をしっかりアピールするためには、企業の業務理解も深めておく必要があります!

鈴木なぎさ

自己PRを通して企業に自社で活躍できると印象付けられれば、選考突破に大手をかけることができますね!

渡辺キャリアアドバイザー

自己PRは企業に自分を採用するメリットをアピールできる貴重な機会です。チャンスを逃さないようにしっかり準備していきましょう!

自己PRにはタイトルをつけると効果的です。自分らしさを表現できるタイトルをつけることでほかの学生と差別化することができますよ。こちらの記事では、自己PRのタイトルの作り方について紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
刺さる自己PRのタイトルを作る3つの秘訣|例文15選で徹底解説

英語力と一緒に英語学習に励んだ継続力をアピールするのはいかがでしょうか。継続力を活かして業務にも真摯に取り組んでくれる印象を残すことができますよ。こちらの記事では、継続力の効果的なアピール方法を解説していますので、ぜひ参考にしてください。
継続力は就活を成功させる最良の友|驚くほど評価が上がる自己PR術

自己PRでは英語学習を継続的におこなった取り組みを紹介することで計画性のアピールをすることができます。こちらの記事では、計画性の効果的なアピール方法について紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
例文9選|計画性の自己PR作成術!伝え方から鍛え方まで徹底解説

②ガクチカ|英語力を身につけるために努力した経験を伝える

鈴木なぎさ

ほかにはどのような場面で英語力をアピールできるのでしょうか……?

渡辺キャリアアドバイザー

自己PRと同じく就活の定番質問とされている、「ガクチカ」でも英語力をアピールできます。

鈴木なぎさ

ガクチカってなんですか……?

渡辺キャリアアドバイザー

ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略称のことを指します。今までで努力した経験や努力した過程で学んだことなどを企業にアピールするのです。

鈴木なぎさ

それではここでは英語スキルそのものというよりも、スキルを身につけるために努力した過程や得た成果を伝えるといいのですね!

渡辺キャリアアドバイザー

その通り! 飲み込みが早いですね。

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」をいい、就活では定番の質問です。企業はガクチカを聞くことで、学生の人柄や学生時代の経験を自社で活かすことができるのかどうかを確認しています。企業と価値観がマッチしていることや、企業で活躍できる素質を持っていることをアピールしましょう

渡辺キャリアアドバイザー

どんなことに力を入れて取り組んだのか背景を聞けば、学生の人柄や価値観をつかみ取ることができます。

鈴木なぎさ

物事への取り組み方や経験から得た学びからは、企業の業務でも同じように力を入れて取り組めるのかどうかがわかりますね!

渡辺キャリアアドバイザー

まさにそこが企業が知りたいポイントです!

ガクチカで英語力をアピールするときには、英語力を身につけるために努力した経験を必ず伝えましょう。どんな工夫をして英語学習に取り組んだのか、どんな困難があってそれをどのように乗り越えたのか、このあたりを詳しく説明できると良いですね。

鈴木なぎさ

「なに」に力を入れて取り組んだのかはもちろんですが、「どうやって」取り組んだのかが特に重要なのですね。

渡辺キャリアアドバイザー

その通りです! 物事は変わっても目標に向かって取り組む姿勢は人それぞれ独自のものを持っています。そこで企業は自社とのマッチ度をみているのです。

ガクチカは就活では大定番の質問です。ガクチカは具体的なエピソードを伝えることが重要なポイントです。この記事では、評価されるガクチカの作り方を紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ガクチカに特別なエピソードは不要! 評価される作り方を徹底解説

③趣味・特技|英語力を身につけようと思った経緯を説明する

渡辺キャリアアドバイザー

意外に思えるかもしれませんが、「趣味・特技」を聞かれたときも英語力がアピールできます!

鈴木なぎさ

エントリーシートに趣味・特技欄を設けている企業もありますね!

渡辺キャリアアドバイザー

そうですね。趣味・特技を知ることで、学生がなにに興味があるのか指向性をみることができるのです。それに面接ではアイスブレイクのネタとして活用されることも多いですよ。

鈴木なぎさ

アイスブレイクとはなんですか?

渡辺キャリアアドバイザー

アイスブレイクとは、面接の序盤に学生が話しやすい話題を提供することで緊張感のある雰囲気をほぐすために活用される質問のことをいいます。

鈴木なぎさ

一見選考には影響がなさそうに思えますが、ここで英語に関心があることを伝えておくことでこの後に続くアピールにスムーズにつなげられますね!

趣味・特技についての質問は一見選考にはあまり影響がないように思えますが、ここでこれからアピールする英語力に紐づいた話題を伝えておくと興味関心の高さを面接官に印象付けることができます。選考で聞かれた質問はあますことなく活用しましょう。

面接官に印象を残すためには、趣味・特技が英語であることを伝えたあとに英語力を身につけようと思った経緯を説明するといいですよ。なぜ興味を持ったのかきっかけを説明することであなた自身の人柄や価値観が面接官にしっかり伝わります

就活で趣味や特技を伝えるときは、自分の個性や人柄を表現できるものを選ぶといいですよ。この記事では、面接官に好印象を残す趣味の選び方を解説していますのでぜひ参考にしてくださいね。
就活におすすめの趣味20選|趣味で人柄や個性をアピールしよう

エントリーシートには「特技」の欄がありますよね。そこで、自分には特技がないと悩む人もいるのではないでしょうか。実は、特技は誰にでも持っています。こちらの記事では、特技の見つけ方について紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
いますぐできる!特技の見つけ方の秘訣を伝授|即実践で悩み解決

どうしても趣味や特技が見つからないという人は、この記事で「趣味・特技」の一覧を紹介していますので、ぜひチェックして趣味や特技を見つけてみてくださいね。
厳選50例文|趣味・特技一覧から自分だけの魅力を探し出せ

キャリアアドバイザーコメント

英語力をアピールするときは自分の人間性を伝えるチャンス

英語力をアピールするときに、自分の人間性を伝えることができます。特に英語を身につけようと思ったきっかけは、自分のもっている価値観や未来への展望などと絡めて伝えることができますよ。

たとえば英語を身につけようと思ったきっかけが、もともと「貧困による教育格差を無くしたい」という思いがあり、海外の教育先進国の事例を導入するために英語を学んだことだとします。こうしたきっかけを伝えることで、その人の大事にしている価値観がはっきりわかってとても印象に残ります。

英語の習得というのはとても時間と労力を要するものです。そのような大変なことにどうして取り組んだのか、その理由からその人の価値観や人間性を表すことができますので、ぜひ自分を深掘りしてきっかけを明確に説明できるようにしてくださいね。

圧倒的な差をつけよう! 就活で英語力をアピールする3つの方法

マンガでわかる!英語力を魅力的にアピールする3つの方法

鈴木なぎさ

英語力はさまざまな場面でアピールすることができるのですね!

渡辺キャリアアドバイザー

その通り! 選考では、なぎささんが持っている魅力をアピールできる場面があちらこちらに散らばっていますよ。質問を活用して有利に就活を進めていきましょう!

鈴木なぎさ

企業にしっかりアピールできるように準備をします! 選考で英語力を魅力的にアピールできるようになりたいのですが、コツはありますか?

渡辺キャリアアドバイザー

もちろんあります。それではここからは、英語力を魅力的にアピールするための3つのコツについて解説していきますね!

①英語力を身につけるまでの努力を具体的な数字を使って説明する

渡辺キャリアアドバイザー

1つ目のコツは、英語力を身につけるまでの努力は具体的な数字を使うことです。

鈴木なぎさ

具体的な数字……? たとえばどのように伝えれば良いのでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

たとえば、「私は英語力を身につけるために、毎日2時間の英語学習を2年間継続しました」というように数字を使って努力量をアピールするといいですよ。

自己PRで、努力した過程を伝えるときには相手にもわかりやすい表現を心掛けると努力がしっかり伝わります。たとえばただ英語学習を頑張ったというだけでは、どの程度が「頑張り」といえるのか、人それぞれ異なります。自分の努力量を相手に明確に伝えるためにも、数字を活用してみてくださいね。

また、実績をアピールするときに数字を使用することもおすすめです。たとえば、努力の結果、TOEIC860点を獲得できた、英語にまつわる資格を3つ取得した、など数字を使って実績をアピールすることで、説得力が生まれ、成果が相手に伝わりやすくなります

渡辺キャリアアドバイザー

ほかにも、実績は客観的な表現を盛り込むことで説得力を生み出すことができます。

鈴木なぎさ

客観的な根拠とはなんですか?

渡辺キャリアアドバイザー

第三者の評価のことをいいます。たとえば、英語力を身につけて留学先の現地の学生と熱のはいったディベートができるようになった、など英語力の高さを表現できます。

②英語学習をする過程で持ち前の強みを活かした経験を紹介する

英語力は、英語以外の分野で持っている強みと掛け合わせてアピールできます。たとえば、もともと「継続力」という強みを持っているとします。英語力を身につけるために継続的な努力をしていることをアピールすることで、英語力と同時に持ち前の強みもアピールできるのです。

このように英語力はほかの強みを掛け合わせてアピールすることで、よりあなたが持っている魅力を効果的にアピールできるようになりますよ。

企業とコミュニケーションを取れる時間は限られています。限られた時間を有効活用するためにも、最大限に魅力を伝えられる方法を考えてみてくださいね。

鈴木なぎさ

ほかの強みとの掛け合わせができるなんて、英語力はとても万能ですね!

渡辺キャリアアドバイザー

スキルはほかの学生と被ってしまうかもしれませんが、そこに自分らしさを表現するもう1つの強みを合わせることで差別化できます。

鈴木なぎさ

英語力を身につけたという実績は、長期間の地道な努力を継続できる継続力があることの根拠にもなりますね!

渡辺キャリアアドバイザー

特に英語力が求められる企業では同じ企業を志望するライバルも持ち前の英語力を強くアピールしてくるはずです。自分らしさが伝わるような工夫をしましょう。

例文①英語力と「継続力」を掛け合わせた自己PR

例文

私は「英語力」と「継続力」を兼ね備えた人物です。

中学校からの英語の成績は「5」を維持し、英語には自信がありましたが、大学入学時に受けたTOIECのスコアが「350」と大学生の平均にも満たない散々な結果に終わりました。当分の間、ショックを引きずっていましたが、大学3年生までに「800」を超えるスコアを獲得する目標を自らに課すことで奮い立たせ、毎日の学習を自分に義務付けました。

TOEICのスコアを見ると、ヒアリングとリーディングの両スコアが低かったことから、起床してからの1時間はヒアリング対策に充て、大学から帰宅後の1時間はリーディング対策をおこなうルーティンを2年間継続しました。その結果、大学3年生の4月に実施されたTOIECテストで470ポイントアップの「820」のスコアをマークすることができました。

貴社では持ち前の「英語力」と「継続力」で必要なスキルを積み上げ、会社で必要とされる人材になるべく邁進します。

渡辺キャリアアドバイザー

エピソードを通じて、「英語力」と「継続力」の両方をイメージできる良い例文ですね。挫折経験からどのような取り組みをして成功体験につながったのかしっかりとしたストーリー設計ができているのもいいですね。

例文②英語力と「向上心」を掛け合わせた自己PR

例文

私は英語力を向上させることに意欲的で、常に新しいことを学び、挑戦することを心掛けています。

大学2年生でカナダ留学を果たした当初は、私の英語スキルが低いために授業についていけず、挫折しそうになりました。しかし、このままではせっかくのチャンスが無駄になると悔い改め、授業で聞き取れなかった内容をクラスメイトに確認したり、先生に直接質問したりしながら次第に理解度を促進させていきました。

また、寮ではできるだけ異国の学生に自ら歩み寄り、コミュニケーションをはかると同時に、異文化に対する理解を深めるように努力しました。加えて、海外インターンシップにも参加し、ビジネスコミュニケーションに必要となる適切な言葉遣いや表現力を身に付けることができました。

今後も、英語力を向上させながら、さまざまなチャレンジを通じて自分自身を成長させ、貴社に貢献したいと考えています。

渡辺キャリアアドバイザー

「英語力」と「向上心」の両方をアピールする自己PR文ですが、海外留学、寮生活、海外インターンシップの3本立てで、再現性の高さを実証するお手本のような例文です。このようにエピソードを複数用いると説得力が高まりますので、ぜひ自己PRにも取り入れてみてくださいね。

例文③英語力と「行動力」を掛け合わせた自己PR

例文

私は「英語力」と「行動力」を兼ね備えた人材として、貴社で貢献したいと考えています。

英語力については、大学で英語学を専攻し、TOIECのスコアは「890」をマークしています。また、イギリスへの留学経験もあり、英語圏の現地で生活する中でリスニングやスピーキングの能力を向上させることができましたので、海外のお客様とも支障なくコミュニケーションを取ることが可能です。

また、行動力については学生時代からカフェのアルバイトやボランティア活動を通じて、新しいことにチャレンジしたり困難な状況にも前向きに取り組めることができました。さらに、大学祭実行員会の幹部を務め、イベント企画や運営を通してリーダーシップやチームワークを身に付けました。

貴社では、私の持てる強みを十分に発揮して新しいプロジェクトに積極的に取り組みながら、成果を量産していきたいと考えています。

渡辺キャリアアドバイザー

例文のように「英語力」と「行動力」のエピソードをわけて構成するのもいいですね。1つのエピソードで両方の強みをアピールできない場合は、別々にエピソードを準備して自己PRしてみてくださいね。

③英語力を身につけてよかったことを伝える

渡辺キャリアアドバイザー

英語力をアピールするときに、英語力を身につけてよかったと思う点を伝えることも効果的です。

英語力をアピールする際には、「英語を話せるようになってよかったこと」を盛り込むことで、英語を活用できていることが相手に伝わります。英語力を生活の中でしっかり活かしていることがわかれば、入社後もスムーズに業務へとつなげられると企業は考えるのです

たとえば、「さまざまな国の人との会話を通じて価値観を広げることができた」「海外のニュースから現地の一次情報を得ることができた」など具体的なエピソードを加えることでより説得力を持たせることができますよ。業務にもつながるようなエピソードがあるとより良いですね。

渡辺キャリアアドバイザー

英会話が必要な企業であれば、外国人との会話を通したエピソードを盛り込むことで、日常会話レベルの英語力があることをアピールできますよ。

鈴木なぎさ

たしかに、とても説得力がありますね。ですが、資格をとったもののあまり有効活用する場面が少なくてエピソードがありません。

渡辺キャリアアドバイザー

心配する必要はありませんよ! まだまだ選考まで時間があるので、日常生活の中に英語を取り入れてみましょう。

鈴木なぎさ

そうしたら、英語力が活かせるカフェでアルバイトを始めてみようと思います! 日本語を学びたい外国人と英語を学びたい日本人の交流の場を提供しているカフェがあるんです。

渡辺キャリアアドバイザー

それは良い経験になるでしょう。そこで学んだことや英語力を活かした経験は積極的にアピールしてみてくださいね。

自己PRは自力で作るから時間がかかる!
AIで3分で仕上げよう

何を、どのように、どれくらいのボリュームで伝えるか、自己PRを作るにあたって考えることはたくさんで、「どこからどう作って良いのか分からない」。こんな学生さんは多いです。

とりあえず完成して一安心しても、曖昧なものであれば志望先の企業に響かず、選考落ちしてしまいます。

当サイトでは、無料で使えるAI自己PR作成ツール」を活用することをオススメしています。文章が苦手でも大丈夫!AIがあなたに代わってたたき台を作成します。

簡単な質問に答えるだけで、強みが伝わる自己PRが作れます。
自己PR作成ツールで自己PRをつくる【無料】

 ツールで作成した自己PR例文 
 (リーダーシップが強みの場合) 

私の長所は、周囲を引っ張るリーダーシップです。大学時代、ゼミ活動で新しい勉強会を企画しました。SNSや掲示板を活用し、200人以上の学生に情報を届け、毎回平均30名の参加者を集めました。リーダーとして、メンバーと定期的なミーティングを行い、役割分担を明確にして進めました。参加者の意見を積極的に取り入れ、内容を改善し、満足度を高めました。この経験から、チームをまとめる重要性やコミュニケーション能力の大切さを学びました。御社でも、自ら率先して行動し、チーム全体を巻き込み目標達成に向けて努力します。

例文のような自己PRの作成方法を見てみる

見逃し厳禁! 就活で英語力をアピールするときの注意点を押さえよう

英語力をアピールするときの注意点

鈴木なぎさ

英語力をアピールする方法についてよく理解ができました! 選考ではしっかりアプローチができそうです。

渡辺キャリアアドバイザー

素晴らしい成長ぶりですね……!

鈴木なぎさ

選考での失敗はできるだけ避けたいものです。もし英語力をアピールするうえで注意が必要なことがあれば教えていただきたいです!

渡辺キャリアアドバイザー

良い視点です。失敗を避けるためにも、学生が陥りがちな英語力をアピールするときの注意点についても押さえておくといいですね。

鈴木なぎさ

注意点を踏まえたうえでアピールする方法を考えることで、選考突破を目指していきたいと思います!

渡辺キャリアアドバイザー

素晴らしい熱意です……! 注意点は2つあります。意識していないと思わぬところでアピールとは逆の効果となってしまう場合があるので注意してくださいね。

英語レベルを確認しよう! 英語力が必須となる企業では差別化しにくい

英語力をアピールする前には必ず企業が求める英語レベルを確認しましょう。もし企業の求める基準を満たしていない場合、残念ながら英語力はアピール材料となりにくいです。また一般的に英語力が高いとされている基準を満たしていても、企業によっては差別化につながらないこともあります

たとえば、日常業務で英語が必要になる企業であれば同じくらいの英語レベルを持った学生が応募することになります。そうすると、必然的に英語が強みとなる基準が高くなるのです。この場合は、前述したように英語以外の強みをアピールすることで差別化を図るなどの工夫が必要です。

鈴木なぎさ

企業の求める英語レベルによって、英語力が強みとなるのかどうかが変わるのですね。

渡辺キャリアアドバイザー

求める英語レベルの基準が高いからといって、英語力をアピールできないわけではありません。企業に合ったアプローチの方法を考えるといいですよ。

鈴木なぎさ

英語力をアピールする際には、「企業の求める英語レベル」「求める人物像にマッチしたアピールができているか」、この2つに注意する必要があるのですね!

渡辺キャリアアドバイザー

そういうことです! 企業に合わせた工夫を意識してアピールしましょう。イメージできない場合は、OB・OG訪問などを通して先輩達は就活でどんなアピールをしたのか聞いてみるのもいいですね。

鈴木なぎさ

新しい発見がありそうですね!

事前に確認必須! 英語力を活かせない企業ではミスマッチとされることもある

渡辺キャリアアドバイザー

アピールの方法によっては、企業にミスマッチであると捉えられてしまう可能性も考えられます。

鈴木なぎさ

それは困ってしまいますね! どのような場合のことをいうのでしょうか?

渡辺キャリアアドバイザー

たとえば、「英語力を活かして企業に貢献したい」「英語を使って仕事がしたい」というように英語を活かせる仕事を見つけることが就活の軸となっている場合です。

鈴木なぎさ

あ! 企業の業務で英語力を必要としない場合は、業務とマッチしていないと捉えられるわけですね。

渡辺キャリアアドバイザー

その通りです。

就活をするうえで「英語を使って仕事ができるか」という点を重要視している人もいるでしょう。その場合は必ず英語を活かせる環境が企業にあるかどうか確認することが重要です。

もし英語を活かせる仕事がない企業で「英語を活かして働きたい」といった場合は、ミスマッチと捉えられてしまいます。

英語を活かせるかどうかにこだわりがない場合には、仕事につなげたいと感じられるような表現は避けるといいでしょう。スキルそのものではなく、英語を身につける過程で得た学びや経験を企業の業務で活かしたいと考えていることを伝えられるといいですね

キャリアアドバイザーコメント

テッ ター スェ

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差別化しよう!英語力をアピールするには仕事への目的意識が重要

英語スキルを必須としている企業では、英語力をもっているだけでは差別化ができません。その場合は、英語力を活かして何をしたいかという目的意識を明確にしておくことが大切です。あくまでも英語は目的達成のためのツールと考え、目的をもって仕事に取り組める学生は目的を達成するためにしっかりと努力をしてくれる安心感があるのです。

たとえばCAは英語力が必須ですから、志望する学生はほとんどの英語力を持っています。その中で自分はCAという職業を通して何を成し遂げたいかという目的意識を強く示すことで差別化できます。

たとえば「サービス業を通して人々に喜んでもらうことに深い喜びを感じる」「旅行という楽しい時間をより良い時間になるようサポートしたい」といったことです。仕事に対する目的を明確にして、企業に貢献できる人材であることをアピールしましょう。

コツをつかんだ英語力のアピールで就活を一歩リードしよう!

鈴木なぎさ

英語力が就活でアピールできることを知って、安心しました! ここからはどのように企業へうまくアピールしていくかを考えます。

渡辺キャリアアドバイザー

英語力を身につけるには相応の努力が必要です。目標に向かって努力をした経験は、企業の業務でも同じように活かせることが企業に伝わるように表現を工夫していきましょう。

鈴木なぎさ

英語力を効果的にアピールするには、企業の業務内容や求める人物像などの企業理解を深めることも重要ですね!

渡辺キャリアアドバイザー

その通り! ひとえに英語力をアピールするといっても企業に合わせた工夫をすることで最大限に魅力を伝えることができます。企業研究も併せて進めてみてくださいね。

記事の編集責任者 小山内 隆

アクセス就活PLUSを運営するアクセス通信(現アクセスネクステージ)に新卒入社。就職サイト「アクセス就活」の立ち上げや、関西支社の営業責任者を経て、名古屋支社の責任者として立ち上げを担う。人事採用支援のほか、就活相談や就活講座の講師などキャリアアドバイザー職を経験した後、2017年に同社役員。現職は採用アウトソーシング(RPO)事業の担当執行役員 > メッセージを読む

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