目次
正社員のメリットを知って働き方を見つめ直そう
佐藤みなと
高橋さん、実は最近、疑問に思っていることがありまして……。
高橋キャリアアドバイザー
佐藤さん、なんでも聞いてください!
佐藤みなと
ありがとうございます! 実は、正社員で働くメリットってなんだろうって思い始めたら、就活が進まなくなってしまったのです!
高橋キャリアアドバイザー
それは大変ですね……! なぜ悩み始めてしまったのでしょうか?
佐藤みなと
友人と就活について話しているときに、当たり前に正社員を目指していたけど、派遣社員やアルバイトでもいいんじゃないか?って話になりました!
高橋キャリアアドバイザー
よくわかりました! もちろん、派遣社員やアルバイトでも、まったく問題ありません! でも、正社員にはたくさんメリットがあるので、まずはそれを理解してみることが大事ですね!
佐藤みなと
正社員のメリットを全然知らないので、詳しく教えて欲しいです!
高橋キャリアアドバイザー
わかりました! それでは、正社員のメリットについて学んでいきましょう! ほかの雇用形態との違いも説明するので、正社員のことがより詳しくなりますよ!
佐藤みなと
よろしくお願いします!
正社員には、仕事もプライベートも充実していけるような、多くのメリットがあります。正社員の魅力を知らないままなんとなく就活をしていては、自己分析ができている状態とは言えません。
この記事では、正社員のメリットやデメリットから、ほかの雇用形態との違いについて解説します。正社員のメリットを知り、自身の就活の方向性が見えてくる内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。
そもそも就職先が決められないといった人にはこちらの記事がおすすめです。自己分析から自分が希望する就職先を導きましょう。
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社会に必須な存在! 正社員ってそもそもどんな人?
佐藤みなと
高橋さん! そもそもの話なのですが、どのような人のことを正社員と呼ぶのでしょうか?
高橋キャリアアドバイザー
いい質問ですね! 正社員とは、企業に正規で雇用をされた労働者のことです。雇用契約にもとづいて、企業の利益を拡大したり、資産を守ったりする責務があります!
佐藤みなと
なんだか、とてもかっこいいです!
高橋キャリアアドバイザー
そうですね! 正社員の特徴には、雇用期間が定められていないことが挙げられますね。たとえば、派遣社員や契約社員は、期限付での雇用形態になっています。
佐藤みなと
なぜ、新卒就活では正社員募集がほとんどなのでしょうか?
高橋キャリアアドバイザー
新卒と正社員は、相性がとてもいいからですね!無期限で雇用される正社員と、長く働ける新卒は、うまくマッチしています!
佐藤みなと
そういう理由があったのですね!
高橋キャリアアドバイザー
正社員で働くと、雇用や給与が安定するので、多くの人が正社員として働いているのが現状です! メリットについては、次のお話で詳しく解説させてください!
佐藤みなと
正社員がどういった存在なのかが、よくわかりました!
就職先にはさまざまなものがあります。雇用形態だけで就職先を選ぶのではなく仕事内容で選ぶこともひとつの手です。以下では文系が就くことのできる仕事を理系と比較しながら紹介しています。あわせて確認してみると良いでしょう。
仕事一覧付き! 文系が就ける仕事と特徴|理系との違いまで徹底解説
こちらの記事では理系学生向けに就活の進め方について解説しています。理系学生が目指すことのできるさまざまな職種についても紹介しているので、理系学生の人はこちらをチェックしてみましょう。
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働く魅力が盛りだくさん! 正社員のメリット13選
佐藤みなと
高橋さんのおかげで、正社員がそもそもどういう意味なのかよくわかりました!
高橋キャリアアドバイザー
それはよかったです!
佐藤みなと
でも、やっぱりまだ正社員のメリットについて理解できていないので、働くイメージがわきません!
高橋キャリアアドバイザー
正社員のメリットはたくさんあるので、1つずつ解説が必要ですね!
佐藤みなと
正社員のメリットってそんなにたくさんあるのですか!?
高橋キャリアアドバイザー
そうですよ! 世の中の働きたい人の多くが目指している正社員は、多くのメリットが存在しているのです!
佐藤みなと
それはすごいですね! 正社員のメリットについて、詳しく教えてくれませんか?
高橋キャリアアドバイザー
もちろんです! 正社員のメリットについて、順番に解説していきますね!
OB・OG訪問などで実際に正社員として働く先輩に話をきくこともおすすめです。以下の記事では就活の不安を一掃できる質問の仕方や質問例を紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
質問例80選|OB・OG訪問の質問で就活の心配事を一掃しよう!
①雇用が安定している
正社員は、企業から正式に雇われているため、契約社員やアルバイトとくらべて雇用が安定しています。契約期間も無期限となっているため、定年まで同じ企業で安心して働けるでしょう。
長期的なキャリアプランを立てて仕事ができるのも、安定性のある正社員ならではの魅力です。
高橋キャリアアドバイザー
たとえ企業の経営状態が悪くなっても、できる限り立場が守られるのは、正社員が安定している理由ですね!
佐藤みなと
安定性は、働くうえで多くの人が求めそうなメリットですね!
②収入が安定している
正社員は、毎月の給与が安定して与えられるため、快適な生活を維持し続けられます。働くほど収入もあがっていくため、将来の見通しを立てやすい雇用形態といえるでしょう。
高橋キャリアアドバイザー
企業によってはボーナスも支給されます! 収入を重視するなら正社員を視野にいれるべきですね!
佐藤みなと
生活のためには、収入はとても大事な部分です!
③福利厚生が充実している
福利厚生とは、企業が社員の生活の質を向上させるために用意する取り組みのことです。福利厚生には、住宅手当や通勤手当など、社員の金銭的な生活を助けるものも含まれます。
正社員は、福利厚生を最大限に活用する権利を与えられているため、働きやすい雇用形態だといえるでしょう。
高橋キャリアアドバイザー
社員旅行や企業保有施設の貸出など、おもしろい福利厚生を整えている企業もありますよ!
佐藤みなと
正社員には、福利厚生のような、所属しているだけで得られるメリットがあるのですね!
④退職金がある
正社員は、働いた年数や役職などに応じて、退職時にまとまったお金を受け取れます。新卒から定年まで働いた時にもらえる退職金は、2,000万円を越えることも珍しくありません。
長く働いたお礼としてもらえる退職金で老後の心配を減らせるのは、正社員ならではの魅力です。
高橋キャリアアドバイザー
月々の給料だけでなく、退職金ももらえるとなれば、正社員の安定性がよく伝わると思います!
佐藤みなと
正社員は、長く勤めるほど恩恵がある雇用形態なのですね!
⑤社会的信用がある
正社員という肩書きだけで、社会的信用を手に入れられるでしょう。社会的信用があると、クレジットカードが作りやすかったり、ローンを組みやすかったりするメリットがあります。
高橋キャリアアドバイザー
たとえば、家を買うときに利用する住宅ローンは、社会的信用があるとみなされた人にしか利用できません!
佐藤みなと
正社員として働けば、生活の幅が広がるのですね!
⑥教育制度が充実している
長く働いてくれる正社員のために、スキルアップにつながる研修制度を用意している企業があります。正社員のスキルがあがれば、企業の利益も増えていくためです。
教育制度は、新卒で採用された正社員に対しておこなわれるケースが多いでしょう。実務研修から、基本的なマナーの研修までを受けた正社員は、企業に貢献をし続ける存在になります。
高橋キャリアアドバイザー
社員教育は、企業による人への投資ですね! 企業で長く働く正社員に向けた教育制度が充実するのは、将来活躍してくれることを見込んでいるからです。
佐藤みなと
正社員は、企業から長期的な目線で活躍を見てもらえるのですね!
⑦人間関係が広がる
正社員は、職場のコミュニケーションのなかで、人脈を広げていけます。企業によっては、さまざまな部署に異動をしながら働くことが多いのが正社員だからです。
人間関係が良好であれば、日々の仕事をモチベーション高く続けられるでしょう。
高橋キャリアアドバイザー
人脈は、長く働けば働くほど広がっていきます! 正社員であれば、どんどん働きやすい環境を作っていけますね。
佐藤みなと
働くうえで、人間関係は重視したいところです!
⑧出世のチャンスがある
正社員は、キャリアアップの制度が整備されている場合が多く、成果に応じて昇任が望めます。出世のチャンスが広がっているのは、正社員の魅力です。
出世をすると、給料がアップするだけでなく、社会的地位も向上します。部下を持ち管理をする立場になれば、また違った楽しみの仕事をしていけるでしょう。
高橋キャリアアドバイザー
出世をしたいのであれば、正社員で働く必要があります! 課長や部長など、役職を持っている人たちは、みな正社員です!
佐藤みなと
正式雇用されている正社員だからこそ、出世のチャンスにあふれているのですね!
⑨スキルアップのチャンスがある
正社員は、たくさんの責任ある仕事を任されます。業務に必要な知識を得ながら日々仕事をするだけで、スキルアップができる環境が整っているのです。
企業の中核として働く正社員は、プロジェクトのリーダーにもなれるため、はやめに部下を持って管理スキルの習得もできます。
高橋キャリアアドバイザー
正社員は、基本的にフルタイムで働く契約をしています! 仕事に打ち込むことで、スキルアップをどんどんしていけますよ。
佐藤みなと
責任のある仕事をすればするほどスキルが身につくのですね!
⑩産休・育休が取得できる
正社員は、産休・育休の権利が与えられることがほとんどです。家庭と仕事を両立できるように、取得中は給料の一部をもらい続けられます。
普段フルタイムで働いていても、状況に合わせて権利を利用できるのが正社員です。企業によっては、復職後に時短勤務を継続できる支援もおこなっています。
高橋キャリアアドバイザー
産休・育休で長く休暇をしても、復職後には同じ待遇で仕事ができますよ!
佐藤みなと
与えられた権利を、存分に活用できるのが正社員なのですね!
⑪転職活動で有利になる
将来的に転職を決意した場合でも、正社員で働いた経歴は無駄になりません。正社員として働いていた事実は、選考でプラス評価となる傾向があるためです。
また、正社員として働いていたときの経験やスキルは、ほかの企業でも活かせる場合が多く、アピールの材料になります。
高橋キャリアアドバイザー
働くうちに価値観は変わっていくものなので、転職する可能性は十分にありえます! 正社員であれば、経歴を一定以上評価してもらえるのがいいところですね。
佐藤みなと
正社員がどれだけ社会で評価を受けているのかが、よくわかります!
⑫仕事の範囲が広い
正社員は、任される業務の幅が広く、仕事にやりがいや楽しさを見出せるのが魅力です。定期的な部署間の異動がおこなわれるケースが多く、興味のある分野にも携われます。
また、新規事業の立ち上げメンバーにも選ばれることもあるでしょう。幅広い経験で、スキルアップが期待できます。
高橋キャリアアドバイザー
正社員は、多くの経験で得たスキルや知識を、新たな仕事でさらに活かし続けます!
佐藤みなと
いろんな仕事をするたびに、自分の成長が実感できそうですね!
⑬キャリア形成がしやすい
正社員は、企業と無期限での労働契約を結んでいます。そのため、長期的目線でのキャリア形成が可能です。
キャリアアップのための研修や、評価制度も整備されており、チャレンジし続けられる環境に恵まれています。企業の方針や戦略にかかわる役員への道が開けるのは、正社員ならではの特権です。
高橋キャリアアドバイザー
自身の将来なりたい姿を、実際に叶えられるのが正社員の魅力です! 同じ企業で長く働けるので、さまざまな未来を描いていけますよ。
佐藤みなと
目の前のことだけじゃなくて、未来にまで目を向けられるのは魅力的です!
キャリアアドバイザーコメント
テッ ター スェ
プロフィールを見るやりがいと安定感! 正社員はメリットの多い雇用形態ともいえる
正社員は、これから先の長い社会人生活を送るうえで多くのメリットがある雇用形態であるといえます。
第一に、正社員は会社の中核を担う存在なので、将来に向けたキャリアプランや目標を持つことができます。また、キャリアプランや目標があることで、長く勤められますし、その中でやりがいのある仕事を経験することもできるでしょう。
企業側は、自社に長く勤めてもらうことを前提として正社員を雇用しますので、社員教育制度や福利厚生の充実に力をいれていることも多く、働きやすい環境が整っています。
また、新卒での正社員採用は、業務経験を問われません。未経験でもしっかりと入社意欲や熱意を伝えることができれば、さまざまな業界や仕事にチャレンジすることができますよ。
就活は、適職診断からはじめてください
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
我慢も必要!? 正社員のデメリット7選
佐藤みなと
正社員には、魅力的なメリットがたくさんあるとよくわかりました!
高橋キャリアアドバイザー
それはよかったです!
佐藤みなと
でも、なかには正社員を選ばない人もいますよね? メリットがたくさんあるのに、どうしてでしょうか?
高橋キャリアアドバイザー
素晴らしい着眼点ですね! それは、正社員にもいくつかデメリットが存在するからです。
佐藤みなと
正社員にも、デメリットが存在するのですね……。一体どのようなデメリットなのでしょうか?
高橋キャリアアドバイザー
正社員は、企業と雇用契約のもとで働いています! そのため、企業の決定に従っていかねばならない部分があるのです。
佐藤みなと
たしかにそれは、デメリットと思う人も多そうです! もう少し詳しく教えてください!
高橋キャリアアドバイザー
わかりました! 正社員のデメリットについて、詳しく解説していきますね!
異動や転勤の可能性がある
正社員になると、企業から異動や転勤を命じられるケースがあります。社員は正当な理由がないかぎり、企業からの異動や転勤命令を拒めません。そのため、働きにくさを感じることもあるでしょう。
新しい職場環境に慣れるまでは、ストレスを抱えながら働く場合もあるかもしれません。転居をともなう異動をしたくない場合は、働く場所の範囲を限定する「地域限定正社員」を選択するのも1つの手です。
高橋キャリアアドバイザー
転居をともなう異動になると、家族と離れて暮らすことになります! 異動時期の2.3週間前にとつぜん命令がくだされる場合もあり、心の準備ができないままの異動もあるかもしれません。
佐藤みなと
ずっと同じ環境で働けるケースは、ほとんどないと思った方がよさそうですね!
希望の仕事に就けない場合もある
正社員は、企業の配置命令に従う必要があるため、必ずしもやりたい仕事に就けるわけではありません。販売員になりたくて入社をしても、企業から命令をされれば事務員として働く必要があります。
自分の能力や希望に合わない仕事を割り当てられるケースもあり、モチベーション維持が大変な部分もあるでしょう。最近では、社員から異動したい部署を申告してもらう「自己申告制度」を採用している企業も出てきています。
高橋キャリアアドバイザー
大きな企業であればあるほど、仕事が多岐にわたるため、希望の仕事に就けない可能性はありますね!
佐藤みなと
大きな企業だからといって、自分の理想がすべて叶うわけではないのですね!
人間関係で悩むことがある
正社員として長く働いていると、人間関係で悩むこともあるでしょう。人間関係が悪くても、企業から命令されているかぎりは、その場所で働き続けなければなりません。
さまざまな人とかかわりを持つ正社員は、人間関係の悩みとは付き合っていく必要があります。仕事の方針や考え方の違いで、上司や同僚とぶつかることもあるでしょう。
高橋キャリアアドバイザー
人間関係が悪いと、気持ちが落ちて仕事にも支障が出てしまうかもしれません!
佐藤みなと
人間関係で悩んでいても、仕事はしていかねばならないのですね!
副業できない場合がある
正社員である場合、企業の規定によっては副業が禁止されています。働き方改革の一環で副業解禁が進むなかでも、企業が禁止していれば従わなければなりません。
もし副業を重視するのであれば、選考の時点で社員の副業に積極的かどうかを確かめておくといいでしょう。
高橋キャリアアドバイザー
秘密で副業をすると、バレたときに減給や降格などの罰則が与えられる可能性があるので注意しましょう!
佐藤みなと
企業の決まりごとにそむくと、いいことはないのですね.!
責任が重い
正社員は、企業から与えられた責任の重い業務を日々こなしていかなければなりません。ミスをすると、会社や顧客に大きな損害を与えることもあるでしょう。
とはいえ、企業は社員が安心して働けるようにできる限りの配慮をしてくれます。仕事がつらいと感じたら、上司をはじめとしたまわりに相談をすれば、はやめに解決できるかもしれません。
高橋キャリアアドバイザー
仕事にプレッシャーを感じると、うつ病をはじめとした精神的な病気にかかりやすくなるため注意が必要ですね!
佐藤みなと
誰かがやらないといけない、大変な仕事を担っているのが正社員だとわかりました!
プライベートを優先しにくい
正社員は、業務のなかでトラブルがあったときには、1番に対処をしなければなりません。そのため、ときには休日に出社することもあるでしょう。
また、仕事が終わらなければ残業をして、帰る時間が遅くなることもあります。仕事とプライベートのバランスを、常に保ち続けられるわけではありません。
佐藤みなと
プライベートがないのは、精神的につらそうです……。
高橋キャリアアドバイザー
安心してください! 正社員は、プライベートの時間が確保できるよう休暇制度も用意されていますよ。休日に出勤したら、別の日に休暇をもらえる振替休日も利用できます。
佐藤みなと
大変なときもあるけど、休めるときには制度を利用してもいいのですね……!
入社難易度が高い
正社員は、契約社員やアルバイトに比べると、入社難易度が高い傾向があります。なぜなら、一定以上のスキルや経験を求められることが多いからです。
新卒の場合は、経験やスキルよりも、将来性を重視する「ポテンシャル採用」がおこなわれています。正社員を目指したいのであれば、新卒採用を狙うとチャンスが生まれやすいでしょう。
高橋キャリアアドバイザー
将来の幹部候補になる新卒を求めている企業はたくさんありますよ! 入社難易度は高くても、がんばる価値はありますね!
佐藤みなと
新卒の就活は、正社員として採用されやすいのですね!
インターンに参加し、実際に正社員の仕事を経験することで自分に合った雇用形態を考えるのも良いでしょう。こちらの記事では、インターンについて詳しく解説しています。ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。
インターンとは? 意味・特徴・時期・準備・すべきことを一挙解説!
キャリアアドバイザーコメント
若林 真穂
プロフィールを見る楽しいだけじゃない! 正社員には責任とプレッシャーがつきもの
正社員は、会社の中枢として働く重要な存在です。それゆえに、契約社員やパート社員と比べて責任が大きい仕事を任されるというプレッシャーが掛かるものです。
また、会社の指示となれば、自分がやりたくない仕事であっても、しっかりこなさなくてはなりません。さらに、希望の部署への配属が叶わなかったり、転勤の可能性も0ではないでしょう。企業という組織の中で働くうえでは、自分の希望することがすべて叶うわけではないのです。
ただ、仕事に責任やプレッシャーがある状態は、悪い面ばかりではありません。責任のある仕事を乗り越えた先でしか味わえない達成感があったり、将来の成長に繋がるチャンスにもなるというポジティブな捉え方もできますよ。
比較して学ぼう! 正社員以外の雇用形態
佐藤みなと
高橋さん!
高橋キャリアアドバイザー
佐藤さん、なにかありましたか?
佐藤みなと
はい……! 正社員のメリットについて学んでいたのですが、よく考えたら、正社員以外ってどんな雇用形態があるのか全然知らないことに気がつきました!
高橋キャリアアドバイザー
よく気がつきましたね! 正社員以外にも、雇用形態はいくつかあるので学んでおくべきです!
佐藤みなと
正社員との違いを知って、選択肢を増やしたいです!
高橋キャリアアドバイザー
素晴らしい考えだと思います! 正社員以外の雇用形態はいくつかあるため、違いを意識しながら説明していきますね!
契約社員
契約社員は、企業と取り決めた期間中のみ雇用されるのが正社員との大きな違いです。契約期間の終了後に、更新がされるかは企業の判断に委ねられます。
また、正社員と比べると、福利厚生や待遇面などが劣る傾向があるでしょう。しかし、正社員よりも仕事の負担は少なく、プライベートとの切り分けがしやすい魅力を持っています。仕事内容もある程度固定されるため、自分のスキルを活かした働き方も可能です。
高橋キャリアアドバイザー
企業によっては、何度も更新を続けている契約社員に、正社員への転換を打診する企業もあります!
佐藤みなと
安定性は下がるけど、自分らしい仕事を続けられる雇用形態だとわかりました!
派遣社員
派遣社員とは、企業の要望にあった人材を紹介する「派遣会社」と雇用契約を結んだ社員のことです。企業と直接契約を結ばず、派遣会社に所属します。そのため、給料は派遣会社から支払われることが一般的です。
派遣社員は、同じ企業では原則3年以上働けないと定められています。契約が終了したら、また新たな企業へ派遣をされていく仕組みです。雇用や収入が不安定な部分はありますが、得意な業務を任されることが多く、スキルアップをしていけるでしょう。
高橋キャリアアドバイザー
正社員のように、1つの企業に依存しないところが大きな違いですね! 働きぶりによって正社員へと転換できる「紹介予定派遣」という制度もありますよ。
佐藤みなと
自身のスキルを武器にして、いろいろな企業をサポートするのが派遣社員なのですね!
パートタイム
パートタイマーとは、正社員よりも少ない時間で働く人材の総称で、短時間労働者と位置づけられています。企業に臨時的に雇われて、時給制で働くのが特徴です。
正社員と比べると、給与や雇用の安定性に大きな差が開きます。一方で、企業に縛られる時間が少なく、自由性のある雇用形態です。
高橋キャリアアドバイザー
将来的な昇給も限界があり、定年までパートタイマーだけを勤めあげるのは現実的ではありません……! アルバイトから、正社員へ登用されるケースもまれにあります。
佐藤みなと
時間にあまり縛られないところは魅力ですね!
自分らしさを大切に! 正社員以外で働くメリット5選
佐藤みなと
正社員のメリット・デメリットを知るうちに、少しずつ自分がどのように働きたいかみえてきました!
高橋キャリアアドバイザー
それは素晴らしいですね! 働き方は1つではないので、この機会に一緒に考えてみましょう!
佐藤みなと
はい! ところで高橋さん、正社員にメリットがあるなら、正社員以外で働く場合にもメリットはありますか?
高橋キャリアアドバイザー
もちろんありますよ! 正社員以外で働くメリットは、正社員のデメリットを補うようなものが多いですね。
佐藤みなと
それは興味があります! ぜひ詳しく教えてくれませんか?
高橋キャリアアドバイザー
もちろんです! 正社員以外で働く場合のメリットについて、一緒に学んでいきましょう!
自分のスキルを最大限に活かせる
高橋キャリアアドバイザー
得意な分野で仕事を選べるので、自身のスキルを最大限に活かせます!
佐藤みなと
正社員とはどのように違いますか?
高橋キャリアアドバイザー
正社員は、幅広い業務をこなしていく必要があるので、1つのスキルを伸ばしにくい傾向がありますね。
佐藤みなと
正社員の働き方も魅力的だけど、自分の得意分野を武器にしてお金を稼いでいくのはかっこいいですね!
正社員以外の雇用形態の場合、希望しない部署で働き続ける必要がありません。働くほど特定のスキルアップが望めるため、プロジェクトによっては重宝される人材になるでしょう。
キャリアを活かした働き方ができる
正社員以外の雇用形態は、キャリアに着目して採用がおこなわれることがあります。たとえば、特定のプロジェクトを成功させたいときに、適したキャリアを持つ人材として雇用されるケースがあるでしょう。
契約社員や派遣社員であれば、1つのスキルに特化したキャリアを持てる場合が多く、さまざまなところで活躍が可能です。
高橋キャリアアドバイザー
多くの企業を渡り歩いて培ったキャリアは、すべて無駄になりません!
佐藤みなと
1つの企業だけにこだわらなくても、キャリアは積めるのですね!
ワーク・ライフ・バランスが取りやすい
ワーク・ライフ・バランスとは、仕事とプライベートの調和がうまく取れている状態を意味する言葉です。ワーク・ライフ・バランスが取れていると、人は幸福を感じやすい状態になるとされています。
正社員の場合は、業務量の多さから、プライベートを一部犠牲にする場面も少なくありません。しかし、正社員以外の雇用形態は、与えられる仕事が正社員より少ない傾向にあります。そのため、ワーク・ライフ・バランスを充実している生活が送りやすいといえるでしょう。
副業できる可能性が高い
正社員以外の雇用形態の場合は、副業に制限がない可能性が高いでしょう。副業は、正社員だと企業によっては禁止されています。働く時間が少ない傾向にあるため、副業の時間が取りやすいことも魅力です。
高橋キャリアアドバイザー
自身のスキルを活かしたり、新しい分野に挑戦したりできる副業は、正社員以外の雇用形態には適しているかもしれません!
佐藤みなと
いろいろな働き方に対応できるのは魅力ですね!
大きな責任を伴わない
正社員と比較して、大きな責任を負うことが少ないため、ストレスを感じにくい傾向があります。正社員の場合は、企業の経営を左右するような仕事を任せられるケースがあります。
正社員以外の雇用形態の場合は、正社員の仕事をサポートするポジションに回るケースが多いため、大きな責任を伴いません。
高橋キャリアアドバイザー
責任の重さは、ストレスに直結する場合があります! 正社員以外の雇用形態であれば、無理せず働ける環境が作りやすいといえますね。
佐藤みなと
自分とよく相談して、どのような働き方をしたいか決めたいと思います!
大きな責任を伴わない分、将来機械やAIに仕事がとってかわられてしまう可能性もあります。こちらの記事では10年後になくなると予想される仕事を20選紹介しています。あわせて確認してみましょう。
10年後になくなる仕事20選|今できる3つの対策で後悔を防ぐ!
あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
不安になるときもある? 正社員以外で働くデメリット5選
佐藤みなと
高橋さん! ちょっと教えてください!
高橋キャリアアドバイザー
佐藤さん、どうかしましたか?
佐藤みなと
友人みんなと話していたら、全員が正社員を目指していることがわかりました! 正社員以外の働き方って、そんなに魅力がないのでしょうか?
高橋キャリアアドバイザー
そんなことありませんよ! でも、正社員の方がメリットが大きい傾向にあるため、目指す人がたくさんいるのは事実です。
佐藤みなと
そういうことだったのですね!
高橋キャリアアドバイザー
先ほどは、正社員以外で働くメリットについて解説しましたが、デメリットについても勉強してみましょう! 正社員との違いがよりわかるようになるはずです!
佐藤みなと
ぜひ解説よろしくお願いします!
雇用が安定していない
正社員以外の雇用形態だと、雇用の安定性に不安が残ります。正社員のような無期限契約をしないため、契約更新がストップする可能性を考えながら仕事をしなければなりません。
企業の経営状況や業績によっては、正社員よりも先に契約が打ち切られるケースがあるでしょう。契約が終了したあとは、次の仕事が決まるまでのあいだ、収入が途切れる可能性を考えておく必要があります。
高橋キャリアアドバイザー
正社員以外の雇用形態の場合は「無期転換ルール」を活用すると雇用の安定につながります!
佐藤みなと
無期転換ルールとはなんですか?
高橋キャリアアドバイザー
同じ企業で5年を超えて契約更新した場合に、以降は無期限で働く権利を主張できるルールです! 日本には、働きやすい社会になるためのいろいろな制度がありますよ。
佐藤みなと
制度を活用すれば、自分の理想の働き方に近づけるのですね!
高い収入が見込めない
契約社員や派遣社員の場合は、正社員と比べて年収が低い傾向にあります。パートタイマーで働く場合、時給制で労働時間も短くなることから、高収入は望めないでしょう。
正社員は、毎年安定して給料があがり、昇格をすれば大きく収入を伸ばせます。
高橋キャリアアドバイザー
収入で考えるなら正社員が一番です! しかし、給与の格差に比例して責任も伴います。
佐藤みなと
なにを重視するかは、働き方を考えるヒントになりそうです!
福利厚生が充実していない
正社員以外の雇用形態の場合は、福利厚生が充実していない傾向があります。たとえば、退職金が用意されておらず、有給休暇も正社員と比べると少ないことが多いでしょう。
実は、年金や健康保険などの社会保険も、福利厚生の1つです。正社員は、社会保険加入が義務付けられています。
しかし、その他の働き方の場合は、社会保険の用意がない企業も珍しくありません。社会保険がない場合は、自身で国の保険に入る必要があります。しかし、正社員と比べて月々の保険料は高くなるでしょう。
高橋キャリアアドバイザー
福利厚生は、社員が快適に暮らすために重要な役割を持っています!正社員だと、恩恵が大きくなるのもチェックポイントです。
佐藤みなと
企業の福利厚生を存分に活用したいなら、正社員を選ぶ選択肢もありますね!
社会的信用が得られにくい
正社員は、社会的に信頼されやすく、信用度が高い傾向にあります。なぜなら、企業との無期限の雇用契約を結んでおり、収入にも安定性が認められるからです。
一方で、正社員以外の場合は、社会的信用が低いとされています。雇用が安定せず、将来の収入に不安があると判断される傾向にあるためです。
高橋キャリアアドバイザー
社会的信用が低いと、住宅ローンや車のローンなどの、借り入れサービスを利用できない可能性もあります!
佐藤みなと
社会的信用は、私生活にも関係してくるのですね!
出世ができない
正社員は、企業が用意した人事制度にもとづいて、役職をあげていきます。役職があがると、相応の手当がついて給与アップが見込めるでしょう。また、管理部門として、部下を持って責任のある仕事に挑戦できます。
正社員以外の場合だと、出世の道が用意されていません。部下を持つこともなく、大幅な給料アップも見込めないでしょう。
高橋キャリアアドバイザー
出世すると、責任が大きくなってストレスが溜まる可能性があるのは注意ですね!
佐藤みなと
出世って憧れるけど、メリットだけではないのですね!
キャリアアドバイザーコメント
神谷 政利
プロフィールを見る契約期間に定めがある場合は雇用状況が不安定になることも
会社の福利厚生や保険については、契約社員やパート社員であっても、基本的には正社員と同様の恩恵を受けることができます。正社員との大きな違いは「契約期間に定めがある」ことです。
契約社員であれば、たとえば6ヶ月や1年など契約期間が定まっており、期間後も働き続ける場合は契約更新をおこないます。(雇用時の条件によっては、自動的に契約更新される場合もあります)
たとえばもし会社の業績が悪くなり社員数を減らさなくてはならなくなったとしたら、まずは契約社員の契約更新をせず「満了」(解雇)して人員を削減することになります。このように、契約期間に定めがある雇用形態は、正社員に比べて不安定な状況下となるデメリットがあるのです。この点には注意しておくようにしましょう。
時代の変化についていけ! 多様化する正社員の雇用形態
佐藤みなと
正社員って、とても魅力的な働き方だけど、やはり自由度に欠けるところが気になります!
高橋キャリアアドバイザー
勤務地や働く時間など、不自由な部分は多いですよね!
佐藤みなと
そうなんです! 地元から通いたいのに、転勤で遠くになったらどうしようって思います。
高橋キャリアアドバイザー
実は、正社員の雇用形態は日々代わりつつあって、勤務地を限定する正社員も登場していますよ!
佐藤みなと
え!? そうなのですか?
高橋キャリアアドバイザー
はい! 正社員と、正社員以外の労働者のバランスを取るために、多様な働き方が見直されているのです。
佐藤みなと
それはすごいですね! どのような雇用形態があるのか、もっと教えて欲しいです!
高橋キャリアアドバイザー
わかりました!多様化する正社員の雇用形態について、順番に解説していきますね!
職務限定正社員
職務限定正社員とは、専門的な知識やスキルを活かしつづけたい人のための雇用形態です。特定の業務に就くことを条件として採用されるため、異動にともなう職種変更はありません。
たとえば、IT技術のような最先端のスキルを有している社員が該当し、正社員の待遇のまま特定技術を磨き続けられます。
高橋キャリアアドバイザー
特定の技術があれば、チャレンジする価値のある雇用形態ですね! 業務では、より成果を求められることになるでしょう。
佐藤みなと
特技を活かし続けたい人にとっては、魅力的な待遇です!
地域限定正社員
地域限定正社員とは、特定の地域に勤務する正社員のことです。一般的に、育児や介護で転勤が難しい人材を対象に、離職防止目的で雇用されるケースがあります。
たとえば、多店舗展開をしているサービス業でも、決められた地域内でしか転勤が行われません。地域に密着をして、特性や文化に詳しい人材として働けるメリットもあります。
高橋キャリアアドバイザー
契約社員が、地域限定を条件として正社員登用するケースも考えられますね!
佐藤みなと
さまざまな事情で働く人に優しい雇用形態ですね!
時間限定正社員
時間限定正社員とは、勤務する時間を限定して採用される雇用形態です。子育てや介護で長時間労働ができない人材に、仕事を続けてもらう目的を持っています。ほかにも、スキルアップの時間を確保したい人材にも役立つ働き方です。
通常の正社員だと、自由な時間の確保が課題となり、目標を達成できない場合もあります。時間限定正社員であれば、正社員待遇を保ちつつ、やりたいことに時間を注げられるでしょう。
高橋キャリアアドバイザー
すでに「時短勤務」という制度を整えている企業もあります! 時短勤務は、子育てや介護で、一定期間働く時間を減らしたい人向けの制度です。時間限定正社員は、時短勤務より間口が広い雇用形態といえますね!
佐藤みなと
まさに多様な働き方の実現ができていますね!
キャリアアドバイザーコメント
テッ ター スェ
プロフィールを見るライフスタイルに合わせて選べる! 正社員の多様な働き方
最近では、正社員で就職したとしてもさまざまな働き方ができるようになってきました。
働き方が多様化した要因のひとつは、労働人口の減少です。2050年には日本の人口の3分の1が60代以上の高齢者になるといわれています。
このような背景から、働き手を確保するために、正社員であっても多様な働き方を選べる世の中に変化してきているのです。たとえば従来は、結婚や出産によって正社員の仕事を辞めなくてはならないケースもありましたが、昨今ではその限りではありません。正社員で働く際のデメリットは徐々になくなりつつあるとも捉えることができます。
ただ、企業によって制度の内容は異なりますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
ライフスタイルを尊重! 正社員の柔軟な働き方
佐藤みなと
この前企業の説明会にいったときに、原則在宅で勤務をしてもらうって話を聞いて、とてもびっくりしました! そんなことってできるのでしょうか?
高橋キャリアアドバイザー
仕事内容によってはできますよ! IT技術の進化のおかげで、家でもオフィスにいるのと同等の仕事が可能です!
佐藤みなと
それはすごいですね! ほかにはどのような働き方があるのか気になります!
高橋キャリアアドバイザー
ほかにも、時間に縛られない働き方を実現できる制度もありますよ! 正社員の柔軟な働き方について、もう少し詳しく見ていきましょう!
佐藤みなと
よろしくお願いします!
最近ではどんどん柔軟な働き方が提案されるようになりました。逆に、さまざまな選択肢があるからこそ、自分に本当に合った仕事を見つけることは難しくなっているのかもしれません。こちらの記事では自分に合った仕事を見つける方法について紹介しています。参考にしてみてくださいね。
自分に合った仕事を見つける方程式|人生の3割を占める仕事の選び方
フレックスタイム制
フレックスタイム制とは、社員が個々に決めた時間帯で働ける制度です。1日の業務時間さえ守れば、朝早くの勤務や、昼からの出社など自由に選べます。
仕事とプライベートのバランスを、社員自身で決めていける制度だといえます。
高橋キャリアアドバイザー
あまりに出社時間がばらけていると、チームでの仕事が難しくなる場合があります! 対策として、特定の時間だけは勤務をするルールの「コアタイム」を定めている起業もありますね。
佐藤みなと
自己管理ができる人であれば、自由な働き方を実現できますね!
テレワーク
テレワークとは、会社以外の場所で仕事をすることです。企業のネットワークへアクセスして、事務所にいるかのような働き方を実現できます。
通勤時間がなくなるため、プライベートの時間確保も可能です。オンライン会議を活用すれば、離れていてもチームで仕事ができます。
高橋キャリアアドバイザー
就活でも、オンライン面接が増えてきましたね! テレワークは、柔軟な働き方を促進させる、素晴らしい技術の進化です!
佐藤みなと
家にいながら、オフィスと同じことができるなんて……。働き方はどんどん変わっているのですね!
自分の希望する雇用形態が定まったら、企業研究や自己分析を進めていきましょう。こちらの記事では、自己分析の方法を詳しく紹介しています。自分に合った方法をみつけましょう。
簡単15のやり方で自己分析はもう迷わない! 活用法を徹底解説
キャリアアドバイザーコメント
若林 真穂
プロフィールを見る企業側にもメリット大! フルリモート形式が急増しているワケ
昨今正社員の働き方は多様化し、柔軟な働き方が選べる世の中になってきました。特にテレワークの急速な普及により、世の中の働き方への意識は大きく変化したといえるでしょう。
会議や打ち合わせもWEBでおこなわれる事が多くなり、今やパソコンが一台あればどこでも仕事ができるようになりました。それに伴い、従業員が全国各地からフルリモートで勤務できる形式を採用する企業が増えているのです。リモート勤務にすることで、オフィスの家賃や従業員の移動費コストが削減できることもあり、企業側にも大きなメリットがあるのです。
今後も、時代の変化に合わせて働き方はさらに多様化すると予測されます。自分のライフステージや希望に応じて、最良の働き方を選択できるように、世の中の変化に注目していけると良いでしょう。
正社員のメリットを知り自分だけの働き方を見つけよう
高橋キャリアアドバイザー
正社員のメリットだけでなく、デメリットや多様な働き方について解説していきました! 正社員について理解が深まりましたか?
佐藤みなと
はい! はじめは正社員のメリットがまったくわからない状態でしたが、いまでは正社員だけでなく、ほかの働き方のメリット・デメリットまで話せるようになりました!
高橋キャリアアドバイザー
それはよかったです!
佐藤みなと
正社員のメリットを聞いて、あらためて新卒として正社員にチャレンジできる素晴らしさに気づけました! いろいろな働き方を提供してくれる企業に感謝しながら、選考に臨みたいと思います。
高橋キャリアアドバイザー
素晴らしいと思います! 正社員のメリットは、これから長く社会人生活をするときに役に立つものばかりです。自身の働き方に迷ったときは、正社員のメリットから見つめ直してみてくださいね!
佐藤みなと
本日はありがとうございました!
記事の編集責任者 小山内 隆
この記事のアドバイザー