例文12選｜最終面接のお礼メールを送る理由や注意点を徹底解説

最終面接のお礼メールを送って印象を少しでもアップさせよう

最終面接のお礼メールは、印象アップにつながるため送るべきです。送ることで合否が変わるほどの力は持っていませんが、最後の一押しをする手段と言えるでしょう。

この記事では、最終面接のお礼メールを送る理由や送り方、注意点までを解説します。目を通すだけで、最終面接のお礼メールが送れるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

最終面接についての詳しい説明はこの記事で紹介しています。これから最終面接に臨む人は併せてチェックしてみてくださいね。
例文付き｜最終面接直前でも大丈夫！ ポイントを押さえて内定に王手

最終面接だからこそお礼メールを送るべき3つの理由

ビジネスマナーである

面接担当者と直接会った場合にお礼メールを送るのは、就活生ができる立派なビジネスマナーです。そのため、たとえ最終の面接であっても、貴重な時間をもらったお礼としてメールを送るのは間違いではありません。最終面接だからこそ、感謝の気持ちがより伝わるでしょう。

採用担当者の目に留まりやすい傾向がある

最終面接は、ほかの選考時に比べて受験者の数が少なくなっています。そのため、お礼メールを送ったときに、より採用担当者の目に留まりやすくなるでしょう。面接をした直後であれば、あなたの顔や話したことをはっきり覚えていてくれるかもしれません。

最後の印象アップにつながる

お礼メールを送るだけで、採用担当者に丁寧な印象を持たれます。たとえ印象アップをしても、決まっている合否がくつがえるようなことはありません。しかし、もしあなたともう1人の就活生の評価が拮抗していた場合、お礼メールが最後の一押しになる可能性もあります。選考が覆ることはない事実を念頭におきながらも、しっかりお礼メールを送り印象アップにつなげましょう。

企業に向けてメールを送る際にはメールアドレスに注意しましょう。メールアドレスは就活用のものを用意しておくといいですよ。この記事では、就活用のメールアドレスの作成方法について紹介しているので参考にしてくださいね。
就活用メールアドレスはこれで決まり！マンガでわかる作成方法

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いますぐ送れる！ 最終面接のお礼メールの基本構成

件名

件名は、送ったメールがどのような内容なのかを要約して伝えられる場所です。件名で簡潔に内容が伝えられていれば、メールの一覧を開いたときにスムーズに要件が理解できます。採用担当者は、日々多くの就活生と連絡を取り合っているため、ひと目で内容がわかる件名を送る配慮は大切です。

宛名

宛名は、メールを誰に送っているかを明確にする箇所のことです。相手の会社名と担当者名を、メールの冒頭に記載します。宛名の記入は基本的なビジネスマナーのため、必ず書く必要があることを覚えておきましょう。社名と名前を間違えてしまうと大変失礼にあたりますので、送る前の再確認も忘れないようにしてください。

本文

件名と宛名をしっかり書いたあとに、お礼の文章を載せる本文の記載をしましょう。本文は、感謝の言葉を伝える重要な部分のため、内容を細かくわけて解説します。

挨拶・お礼の言葉

本文は「いつも大変お世話になっております」と挨拶文からはじめます。挨拶文のあとに、自分の名前を伝え、お礼の言葉を載せましょう。冒頭にしっかり感謝の気持ちを伝えたのちに、面接内容について触れていきます。

感想・抱負

お礼の言葉のあとに、今回の面接の感想を述べてください。ただお礼メールを送るだけでは、個性のない事務的なメールとなってしまうからです。面接で学びがあったことをしっかりと伝えれば、好印象につながるメールが作れるでしょう。感想のあとに、企業に就職ができたらどのような活躍をしたいのか抱負を添えれば、整った文章になります。

結びの言葉

冒頭で記載したお礼の言葉を、本文の最後にも載せてください。あらためてお礼を伝えることで、メールの締めだとわかる効果があります。定型文でも問題ないので、企業の活躍を祈る言葉を添えると美しい文章が出来上がるでしょう。

署名

署名は、ビジネスメールでいう名刺の代わりを意味します。メールでお互い署名を載せあえば、身分をあきらかにしながらのコミュニケーションが可能です。就活においても、署名がなければ採用担当者が困ってしまいます。同じ名前の学生がいた場合に見分けができなくなり、誤送信の原因になるためです。

メールの書き方はビジネスマナーの1つ、メールの締め方次第で企業の印象が変わります。この記事では、メールの締めくくる文章の作り方について紹介しているので参考にしてくださいね。
就活シーン別のメールの締め方例文集｜正しいマナーで好印象を残そう

次の記事では、面接に関するメールについて解説しています。状況別の例文も紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
面接のメール連絡は難しくない！ 例文から基本マナーをまるッと解説

相手の気持ちを想像しよう！ 最終面接のお礼メールを送るタイミング

できるだけその日のうちに送る

面接の実施自体が遅く、当日に送れなければ、次の日の午前中までを目安に送りましょう。もしメールを送らず数日経ってしまった場合は「連絡が遅くなり申し訳ございません」と一言添えるか、いっそ送らないのも手です。

深夜や休日は避ける

最終面接のお礼メールは、はやめに送ったほうが印象に残るのは間違いありません。しかし、深夜や休日に送ると、担当者の気持ちを下げてしまう可能性があります。面接した日が金曜日で、企業が土日休みであれば、月曜日にメールを送っても問題ないことを覚えておきましょう。

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自分だけの言葉で伝える！ 最終面接のお礼メールを送るときのコツ

オリジナルな文章を意識する

オリジナルな文章とは、事務的ではない、あなただけの文章のことです。テンプレートとして掲載されている文章をそのまま載せても、採用担当者に感謝の気持ちは伝わりません。面接に参加したあなただけしかわからないような体験や感じたことを思い出して、オリジナル文章を考えてみてください。

簡潔な文章を心掛ける

いくら最終面接で伝えたい気持ちがたくさんあったとしても、だらだらと長い文章を送ってはいけません。なぜなら、ビジネスメールは簡潔な文章を心掛ける必要があるからです。伝えたいポイントがたくさんあったとしても、できるだけ一つに絞って送ることが望ましいでしょう。相手の時間を必要以上に奪わないためにも、簡潔な文章を心掛けてみてください。

逆質問した内容について触れる

メールの文章が思いつかない場合は、逆質問をした内容について触れるといいでしょう。逆質問とは、面接官から「質問はありますか？」と聞かれたときにした質問のことです。メールの構成で学んだ「感想・抱負」のなかに、逆質問での返答が学びになったと伝えるだけで、採用担当者の印象に残るメールになります。

お礼メールを送ったあとに企業からの返信があるかもしれません。そんなときどこまで連絡を続けるべきか悩んでしまうこともあるでしょう。この記事では、就活メールの返信はどこまで必要なのか紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
就活メールの返信はどこまで必要？ 注意点やコツを例文付きで解説

企業に送るメールには必ず署名をつけましょう。メールのやり取りをする際に、相手に自分の情報を手軽に伝えられるようになりますよ。この記事では、署名の作成方法を紹介しているので参考にしてくださいね。
テンプレート付き！ 学生がメール署名を作成するポイントを徹底解説

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マイナスイメージを避ける！ お礼メールを送る前の4つの注意点

自己アピールをしない

気持ちが熱くなっているときにメールを書くと、つい自己アピールも含めて送りたくなってしまうかもしれません。しかし、あくまでもお礼メールのため、自己アピールはふさわしくないことを覚えておきましょう。

質問をしない

お礼メールでは、返信を求めるような内容を送ってはいけません。なぜなら、相手の時間を奪ってしまうからです。

採用担当者は、日々たくさんの就活生とメールのやり取りをしています。そのなかで、最終面接が終わった就活生から質問が来てもいい印象にはなりません。質問があれば、選考中にしておくようにしましょう。

フランクな言葉遣いをしない

最終面接が終わったからといって、気を抜いてメールでフランクな言葉遣いをしないよう注意しましょう。メールでのフランクな言葉遣いとは、語尾に「！」をつけたり「笑」をつけたりといったことが挙げられます。ビジネスメールでは、フランクな表現は使用しないのが原則です。

社名と名前を間違えない

ビジネスメールにおいて、社名や名前を間違えるのは、大変失礼にあたります。最終面接のお礼メールで社名を間違えてしまうと、志望度が低いと思われてしまっても仕方ありません。

社名の漢字が間違っていないか、株式会社が前と後が逆になっていないかなどをしっかり確認してから送りましょう。

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丁寧な印象に！ 最終面接のお礼は手紙にしても問題ない

企業に手紙を送る場合は封筒に入れておくるようにしましょう。その際には、封筒に必ず「在中」と記載するのがマナーです。この記事では、「在中」を記載する重要性について紹介しているので参考にしてくださいね。
封筒の「在中」の書き方｜自信を持ってESや履歴書を郵送しよう！

少しの努力で好印象！ お礼メールのクオリティをさらに上げる方法

改行を入れる

何文字までに改行をするというルールは存在しません。参考として、40字前後が改行の目安です。一度書いたあとに、改行できるところがないかを確認するといいでしょう。

一文一義を意識する

ひとつの文で多くの意味を伝えようとすると、なにを伝えたいのかわかりにくい文章になります。また、自然と長い文章になり読みづらさも増してしまうでしょう。とはいえ、事務的な印象になる可能性もあるため、すべてを完璧に一文一義にする必要はありません。自身の文章に読みにくさを感じたときには、一文一義になっているかを確かめてみてください。

句読点を適度にいれる

句読点で意識するべきは「、」の位置です。句読点がまったくなかったり、多すぎたりすると読みにくくなってしまうでしょう。読みあげながら息継ぎをしたくなる箇所に「、」を置く意識をもってみてください。また、目安として「、」が一文に3つ以上あると情報を詰め込みすぎている可能性があります。

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自分のメールで終わらせる！ お礼メールの返信には原則さらに送り返すのがマナー

最終面接のお礼メール例文5選

最終面接のお礼メールについての構成やコツを解説していきましたが、自分だけの文章が書けるようになったでしょうか？ まだ少し不安がある方のためにも、最終面接のお礼メール例文を用意しました。どれも構成を意識した内容になっているので、自分の文章を作り上げるときの参考にしてくださいね。

例文①

例文②

例文③

例文④

例文⑤

最終面接のシチュエーション別お礼メール例文3選

最終面接のお礼メールでは、状況により載せるべき文章が少しずつ変わっていきます。今回は、シチュエーションごとのお礼メール例文を用意したので、当てはまるものがあれば参考にしてみてくださいね。

メール送付が遅くなった場合

日程調整に対応してもらった場合

面接に遅刻してしまった場合

最終面接のお礼メールNG例文3選

せっかく感謝の気持ちを伝えているのに、社会人に適していない文章を送ると、印象が下がってしまうかもしれません。NG例文を学んで、ビジネスにふさわしいメールを送れるようになりましょう。

事務的なメール

フランクなメール

基本構成が守られていないメール

こちらの記事でもお礼メールやお礼状のマナーについて詳しく解説しているので、併せてチェックしてみてくださいね。
面接後のお礼状は必要？ 書き方やマナーをテンプレート付きで解説

最終面接のお礼メールを丁寧に作り上げて好印象につなげよう