目次
得るものよりも失うものの方が多い! 替え玉受験はリスクがつきもの
佐藤みなと
うーん。勉強、はかどらないな……。
渡辺キャリアアドバイザー
佐藤さん、悩んでいるようですね。適性検査の勉強をしているのですか?
佐藤みなと
渡辺さん! そうなのです。適性検査の勉強をしているのですが、なかなか集中できなくて……。
渡辺キャリアアドバイザー
何かあったのですか?
佐藤みなと
実は友人が「就活はチーム戦!」「適性検査の替え玉受験なんてみんなしてるよ」と話しているのを聞いてしまい……。勉強する意味ないのかなぁと思ってしまって。
渡辺キャリアアドバイザー
そんなことがあったのですね。周りがそのようなことを話していたり、就活がうまくいっていなかったりすると「替え玉受験をしても良いのでは」と頭をよぎる気持ちもわかります。しかし、替え玉受験は得るものよりも失うものの方が多いのですよ。
佐藤みなと
そうですよね……。頭ではわかっているのですが……。
渡辺キャリアアドバイザー
佐藤さんにしっかり納得感をもって就活を進めてもらえたらと思うので、今日は替え玉受験をテーマに少しお話しましょうか。
適性検査の中でも特に自宅のパソコンなどを使うWebテストであれば「誰かが代わりに解答してもバレることはない」「みんなやっていることだから」と考えてしまっている学生は実は多くいます。
しかし、安易な考えで替え玉受験をおこなってしまうことで発生するリスクはとても大きいものです。また、自分が活躍できる会社に出会うことも難しくなってしまいます。
今回はそんな替え玉受験のリスクや陥りやすい状況などについて詳しく解説していきます。どうして替え玉受験をしてはいけないのかについて知ることで、安易な考え方を払拭しましょう。
完全無料
選考中の4年生/
インターン選考中の3年生にオススメ
就活における替え玉受験とは|適性検査を本人でない人が受けること
佐藤みなと
そもそも替え玉受験って大学受験のイメージがありました! 就活における替え玉受験とはどのようなものでしょうか。
渡辺キャリアアドバイザー
たしかに大学の入試試験などで発覚しているケースが多いですよね。では、まずは就活における替え玉受験について簡単に解説していきます。
就活における替え玉受験とは、適性検査でおこなわれることが多いです。受験資格のない人が受験資格を持っている本人の代わりに適性検査を受ける行為を指します。
テストセンターのように直接会場に本人が赴き、テストを受けるタイプの試験では、本人確認も厳重なので替え玉受験が起こることはなかなかありません。
しかし、IDとパスワードさえわかればテストを受験することができるWebテストでは、替え玉受験ができると考える人が多い傾向にあります。
ただ、替え玉受験が発覚した場合には内定取り消しはもちろん、今後の就活および人生にも影響が出てしまいます。替え玉受験をするさまざまなリスクについて今回は解説していきます。
替え玉受験がしにくいと言われているのがテストセンターです。このテストセンターでの受験について知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
テストセンターとは?内容や当日までの準備・流れをまるっと解説
どんな手口でおこなわれるの? 替え玉受験のカラクリを解説!
佐藤みなと
面接だと本人でないことがすぐにバレてしまいますが、たしかにWebテストならバレないかもと思ってしまいますね。具体的にはどのような手口で替え玉受験がおこなわれるのでしょうか?
渡辺キャリアアドバイザー
気になりますよね。友人に代行してもらう、代行業者に代行してもらうなど手口はさまざまですが、今回は一般的な手口について解説したいと思います!
①学生が代行者にWebテストのIDとパスワードを送付
渡辺キャリアアドバイザー
Webテストを受ける場合、まず企業から案内が届きますよね。
佐藤みなと
そうですね。企業から案内メールが届いて、そこに書いてあるIDとパスワードでログインして受験するイメージがあります。
渡辺キャリアアドバイザー
そうですよね。替え玉受験では、代行者にIDとパスワードを代行者に伝えることから始まります。
学生は代行者に替え玉受験を依頼するとき、企業から届いているWebテストのIDとパスワードを伝えます。友人などに依頼するときには金銭のやり取りはないケースが多いですが、代行業者に依頼をするときは、この時点で報酬も支払うことになります。
つまり、Webテストに合格できるかどうかに関係なく、先に報酬を支払わなければならないのです。
依頼している時点で不正行為をすることに同意していることになるため、代行者がテストで良い点を取れなくても、もしくはそもそも受験しなかったとしても泣き寝入りするしかありません。このようなリスクもあることを覚えておきましょう。
②学生のIDとパスワードで代行者がWebテストを受験
渡辺キャリアアドバイザー
学生からIDとパスワードを受け取った代行者はそのままWebテストを受験します。
佐藤みなと
IDとパスワードがあればログインできるWebテストでは、本人でなくても正直受験できてしまいますね。
渡辺キャリアアドバイザー
そうなのです。このようにしてWebテストの替え玉受験はおこなわれているのです。
IDとパスワードさえあれば、代行者はテストを受験することができます。また、過去の事例では、依頼した学生がWebテストの画面を代行者に共有しながら、イヤホンで代行者から解答を教えてもらっていたケースもあります。
オンラインでの選考が増えてきている今、このような不正を考える学生や代行業者は多いのが事実です。しかしながら、替え玉受験は依頼する側にとっても、依頼される側にとってもリスクが大きいのもまた事実。
次の章では、どうしてこのようなことが起こってしまうのか、その背景について解説していきます。
学生が陥る落とし穴! 替え玉受験が発生してしまう背景
佐藤みなと
替え玉受験の仕組みは何となくわかったのですが、どうしてこのような不正をしてしまう学生がいるのでしょうか……?
渡辺キャリアアドバイザー
そうですね。佐藤さんも見聞きしたように「みんなやっているし」と考えてしまう人が多いのかもしれませんね。では、替え玉受験が発生してしまう背景について、もう少し詳しく解説していきましょう。
「みんながやっていることだから」という意識がある
替え玉受験をおこなってしまう背景には、「みんながやっていることだから」と軽い気持ちで考えている学生が多いことが挙げられます。
就活は友人たちと協力しながらおこなう人も多いでしょう。適性検査の得意な友人がいれば教えてもらうこともあるかもしれません。しかし、その延長で「非言語問題が苦手だからやってくれない?」と不正という意識があまりないまま依頼してしまったり、依頼されてしまうこともあります。
代行業者に頼んで代わりに受験してもらうのではなく、友人と協力しておこなっているという意識であれば罪悪感も薄れます。このような意識が替え玉受験が発生してしまう背景にあるのです。
佐藤みなと
たしかに、友達に頼まれたら断りづらい人もいるかもしれませんね。また、悪いことをしている意識がないままやってしまう人もいそう……。
渡辺キャリアアドバイザー
自分が知らないうちに替え玉受験をしてしまっていた、なんて事態にならないようにするのも大事ですね。
監視されていないためバレないだろうと踏んでいる
「どうせバレないだろう」と考えている人が多いことも背景にあります。たしかに、WebテストのようにIDやパスワードのみで受験できるシステムでは不正をなかなか防げません。
渡辺キャリアアドバイザー
しかし、替え玉受験はそのときはバレなくても、その後の面接時や入社後にもバレる可能性があります。どのようにバレてしまうのかは後ほど詳しく解説しますが、バレたらどうしよう……とずっとドキドキしなければならないのは嫌ですよね。
佐藤みなと
いつバレるかわからないまま内定をもらっても、たしかに嫌かも……。
渡辺キャリアアドバイザー
また、企業側も不正行為を防止する対策を講じているので、今後さらに不正行為は少なくなると思います。不正対策についても後ほど詳しく解説していきますね。
自力で解いたら選考に通過できないと考えている
「忙しくて勉強や対策をする時間がまったく取れない」「勉強しても点数が全然上がらない」といった人もいるかもしれません。たしかに、就活にかける時間がなかったり、就活がうまくいかなかったりすると気持ちが不安定になり、つい甘い誘惑に負けそうになることもあるでしょう。
気持ちが弱っているときに「絶対にWebテストに合格できる」「みんなやっているから大丈夫」といった言葉を聞けば、つい替え玉受験を依頼したくなってしまう人も多いはず。また、替え玉受験の報酬はアルバイトなどでまかなえる金額であることが多く、その点も巧妙な手口といえますね。
渡辺キャリアアドバイザー
しかし、替え玉受験がバレた時点でその企業に入社できる可能性は限りなく低くなります。失うものの方が大きいこと、自分に合った会社に入れず苦労をする可能性が高いことなどを覚えておいてくださいね。
佐藤みなと
誘惑に負けないように、リスクについてしっかり理解しておきたいと思います!
キャリアアドバイザーコメント
テッ ター スェ
プロフィールを見るWebテストは自力で臨むからこそ意味があるもの
替え玉受験は絶対にやってはいけないことです。しかし、周りも皆やっていると聞いてしまうと、つい魔が差してしまうかもしれませんよね。そう思ってしまう気持ちもわかりますが、替え玉受験は違法行為であることを忘れてはいけません。
そもそも就活とは、自分に合う企業を探すためのものです。Webテストにも自力で臨むからこそ、真に自分とマッチする企業と出会うことができるのです。
自分の将来のためにも、就活には自力で挑んで自分とマッチする企業での内定をつかんでくださいね。
あなたが受けないほうがいい職業を確認してください
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
替え玉受験は違法行為! 依頼する側・される側のリスクについて解説
渡辺キャリアアドバイザー
そもそも替え玉受験は違反行為であることは知っていましたか? 最悪の場合、罪に問われることもあるのですよ。
佐藤みなと
えっ、罪に問われるって逮捕されるってことですか……?
渡辺キャリアアドバイザー
そうです。過去には替え玉受験をして逮捕されたケースも実際にあります。
佐藤みなと
な、なんだか急に怖くなってきました……。
渡辺キャリアアドバイザー
それくらい替え玉受験は悪いことだということですね。では、ここからは法的なリスクについても解説していきたいと思います!
本人の代わりに適性検査を受験する替え玉受験。実は最悪の場合、罪に問われることもあるのです。学生の皆さんは、依頼する/依頼される、両方の立場となる可能性があります。
ここからは依頼する側と依頼される側にわけて、それぞれの法的なリスクについて解説していきます。
【依頼する側】のリスクについて解説!
まずは依頼する側のリスクについて解説していきます。替え玉受験の実行犯ではないものの、依頼する側にもリスクがあることを知っておきましょう。
渡辺キャリアアドバイザー
そもそも替え玉受験は依頼する側と引き受ける側の両者が存在しないと成り立ちません。まずは、依頼側のリスクについて解説していきますね。
①罪に問われる可能性がある
まず、替え玉受験が発覚し刑事事件として扱われた場合には、依頼をした側も罪に問われる可能性があります。
先述したとおり、替え玉受験には依頼する側と引き受ける側の両者が存在しなければ成り立たないものです。そのため、依頼する側とされる側は「共犯」という関係性になります。「実行犯ではない」という理由だけで罪に問われないわけではないのです。
刑法が定めている共犯の形態には、「正犯」として扱われるものと「従犯」として扱われるものがあります。正犯は実行犯と同じ刑で処罰され、従犯の場合は実行犯よりも刑が軽減されますが、いずれの場合も依頼者側も同じように処罰される可能性があるということです。
渡辺キャリアアドバイザー
依頼する側も、引き受けた側と同じように処罰される可能性があることを覚えておきましょう。
②代行者が代行をやめない限り常にバレる可能性がある
また、万が一替え玉受験が成功し、入社することができたとしても、代行業者が代行をやめない限りは常にバレてしまう可能性があります。
替え玉受験を依頼しただけではすぐに刑事事件化しない可能性が高いですが、代行業者の犯罪が社会に公表されると刑事事件化される可能性が高まります。
刑事事件として扱われた場合、捜査機関が事実関係を明らかにし、証拠をつかむために依頼者側へ接触するケースがあります。このとき、会社に問い合わせる可能性も考えられるため、処分のあるなしにかかわらず、会社に替え玉受験の事実が伝わってしまうということです。
佐藤みなと
代行業者が代行をやめない限り、いつまでもバレるかもしれないという状況から逃れられないということですね。
【依頼される側】のリスクについて解説!
依頼をされる側のリスクについても解説していきます。
依頼をされる側は実際に替え玉受験をおこなった実行犯として、依頼した側よりも罪が重くなってしまう可能性があります。
渡辺キャリアアドバイザー
友人間などで金銭のやり取りがなかった場合は、刑事事件として扱われる可能性は低いです。しかし、実際に報酬を得て代行をおこなっていた場合には、逮捕される可能性もあるということを覚えておいてください。
佐藤みなと
軽い気持ちで引き受けたとしても実行犯として扱われるのは自分かもしれないということですね。怖いです……。
①依頼者より実行犯の方が罪が重い
くり返しにはなりますが、依頼者よりも実行犯の方が罪が重くなるケースが多く、つまり依頼者よりも逮捕される可能性が高いということです。これには、依頼者側を逮捕するよりも代行業者を罰する方が替え玉受験をなくせる確率が高いことが背景にあります。
佐藤みなと
たしかに依頼者側を逮捕していたらキリがないですよね……。
渡辺キャリアアドバイザー
そうなのです。最近では、発信者情報開示請求というSNSなどの投稿に問題があると判断された場合、発信者の情報の開示をもとめられるようになり、SNS上で匿名のやり取りをしていた場合にも、早期にバレてしまう可能性がありますよ。
②逮捕された場合には実名報道となる可能性がある
また、近年Webテストの替え玉受験に対する社会的な関心も高まりつつあります。
2022年にはWebテストの替え玉受験をしていた20代の男性が逮捕されたこともあり、オンラインでの採用活動が増えてきている現代において、替え玉受験への関心はさらに高まっています。この事件では替え玉受験を依頼した学生も書類送検されています。
社会的な関心が高まっていることから、逮捕されると実名報道となる可能性もあります。このような大きなリスクを背負うことになるということをしっかりと理解して、替え玉受験の依頼をすることも引き受けることもないようにしてくださいね。
渡辺キャリアアドバイザー
たった一度の過ちが人生を狂わせてしまうこともあるのです。「替え玉受験はみんなやっているから」と軽い気持ちで手を出さないようにしましょう。
佐藤みなと
肝に銘じます……!
バレる可能性が高いのは受験後! 替え玉受験がバレるきっかけ
佐藤みなと
先ほど、替え玉受験をしているときはバレないかもしれないけれど、そのあと面接時や入社後にバレてしまう可能性が高いというお話がありましたが、具体的にどのような理由でバレてしまうのでしょうか……?
渡辺キャリアアドバイザー
実は、得点が高すぎて疑われてしまったり、代行業者が逮捕されるなどいろいろな理由でバレてしまうリスクがあるのです! 一つひとつ解説していきますね!
Webテストの替え玉受験は、誰が受けているかしっかりチェックされなければバレることはないだろうと考えている人もいるかもしれません。しかし、あらゆる場面で替え玉受験がバレてしまう危険が潜んでいるのです。
ここからは替え玉受験がバレてしまうきっかけや、バレてしまう状況について解説していきます。
①得点が高すぎる
渡辺キャリアアドバイザー
まずバレるきっかけとなる大きな要因は「得点が高すぎる」ということです。
佐藤みなと
得点が高い分には問題ないのではないですか……?
渡辺キャリアアドバイザー
たしかに得点が高いだけでは替え玉受験かどうかを判断することはできないですね。ただ、企業独自のペーパーテストなどと同時にWebテストを実施している場合、Webテストとペーパーテストの点数に大きな乖離がある場合は疑われてしまうでしょう。
点数が高いこと自体は問題ありませんが、Webテストのみ得点が高いという場合には、替え玉受験やカンニングなどが疑われる可能性があります。企業独自のペーパーテストもある場合には、なおさら両者の点数を比較されてバレるリスクが高くなります。
②Webテストの結果と面接での回答に矛盾がある
渡辺キャリアアドバイザー
Webテストの結果と面接での回答に矛盾があり、替え玉受験が疑われることもあります。
佐藤みなと
具体的にどういうことですか……?
渡辺キャリアアドバイザー
たとえば先ほど説明したように点数があまりにも高い場合には「Webテストの点数がとても良かったのですが、どのように勉強されたのですか」といった質問を受けるかもしれません。そのときにしどろもどろになってしまったりするとより疑いが濃厚になるかもしれません。
先述したとおりWebテストの点数だけが高かった学生には「Webテストの中でもっとも得意な科目は何ですか」「どのような問題に苦戦しましたか」など、Webテストの内容についての質問をされるかもしれません。
Webテストを実際に受験していなければ、上記のような質問にパッと答えることは難しいでしょう。本来の実力でとった点数であれば、良い意味で採用担当者の目を引くことができますが、替え玉受験で高得点をとってしまうと逆に自分の首を絞めることになるということを覚えておいてくださいね。
③会社の昇格試験などで点数が取れず疑われる
渡辺キャリアアドバイザー
また適性検査の結果は入社してからも、さまざまな場面で見返されます。たとえば配属先を決めるときや昇進試験のときなどです。
佐藤みなと
そのときにバレてしまうのですか……? どのようにしてバレるのでしょう?
渡辺キャリアアドバイザー
配属先を決める時点では問題ないかもしれませんが、昇進試験などで改めて適性検査を実施する企業もあるため、入社時と入社後で適性検査の結果があまりにも違う場合には、人事や上司から不審に思われる可能性があります。
入社前の適性検査は入社後もさまざまな場面で活用されます。たとえば、配属先や昇進・昇格を検討する場面です。また、活躍している社員に共通している行動や思考の特徴などを分析する際にも使われています。
このようにさまざま場面で使われるので、その分替え玉受験をしている場合にはバレるリスクも高まります。とくに昇格・昇進試験などで改めて適性検査を受ける場合、入社時の結果とあまりにも違うものであれば不審に思われるかもしません。
企業によっても異なりますが、入社後のさまざまな場面で替え玉受験が発覚する可能性があることを頭に入れておきましょう。
④代行業者が逮捕される
渡辺キャリアアドバイザー
代行業者が逮捕された場合が、一番バレるリスクが高まります。逮捕された際に依頼者の情報も芋づる式に出てくるためです。
佐藤みなと
「会社に問い合わせなどが入るかもしれない」とずっとヒヤヒヤしながら過ごすのは嫌ですね……。
替え玉受験がバレる確率がもっとも高いのは、代行業者が逮捕された場面です。代行業者が摘発されたり逮捕されたりすると、捜査をするうえで依頼者の情報も当然確認されます。
証拠や事実確認が必要な場合には、依頼者にも連絡がきて、実行犯である代行業者と同様の罪に問われる可能性もあります。以上のように替え玉受験にはリスクが非常に多いです。
大切なのは「志望先企業に入社できるかどうか」よりも「自分に合った会社で活躍できるかどうか」です。一時の感情で就活を台無しにしてしまわないようにしてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント
若林 真穂
プロフィールを見る替え玉受験にはリスクしかない
最近は、替え玉受験での逮捕者のニュースを目にする機会も増えてきました。
そもそもWebテストは、学生の実力を測るために実施されるものです。替え玉受験で良い点を取れたとしても、それは自分の実力ではありません。いざ面接に進み、Webテストの回答内容と発言に矛盾が生じてしまった場合、面接官には見抜かれてしまう可能性が高いでしょう。
特に最近は、採用側も替え玉受験への対策を強化している傾向にあります。企業が矛盾を見抜く力も上がってきているのです。また、そのまま入社できたとしても、自分の実力に見合わない配属や仕事を与えられてしまい、結果的に自分を苦しめることになってしまいます。
このように、替え玉受験をおこなうことには多くのリスクがあります。自分の人生を壊してしまう行為であることを改めて認識しておきましょう。
就活は、適職診断からはじめてください
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
バレたらどうなる? 替え玉受験がバレた場合に陥る状況について解説
佐藤みなと
思っていたよりもいろいろな場面で替え玉受験がバレる可能性があるのですね……!
渡辺キャリアアドバイザー
そうなのです。嘘を突き通すことは実はとても大変なことなのです。また、現実は甘くありません。自分の実力や適性で入社できていないのであれば、その企業で活躍するのは難しくなるでしょう。
佐藤みなと
自分の人生をよく考えて行動すべきですね。
渡辺キャリアアドバイザー
その通りです! せっかくここまで一生懸命に就活を進めたり、学生生活を送ってきても、替え玉受験をすることで努力や成果がなかったことになるかもしれませんよ。
佐藤みなと
そうですよね。でも自分の努力や成果がなかったことになるとは、具体的にはどのような状況でしょうか。バレてしまったときに陥る状況についても教えていただけませんか。
渡辺キャリアアドバイザー
わかりました! もしも替え玉受験をしてしまったときに陥る状況についても解説していきます!
【入社前】に替え玉受験がバレたときに陥る状況を解説
ここからは入社前と入社後にわけて、替え玉受験がバレたときに陥ると考えられる状況について解説していきます。
まずは入社前、選考途中や内定が出ている場合に替え玉受験がバレた場合、どのような状況に陥るかについて解説します。
渡辺キャリアアドバイザー
たとえ内定を獲得していたり、面接で好印象を残せていたとしても、替え玉受験が発覚すると、今後の就活に大きな影響を与えることになります。入社前に替え玉受験が発覚したときに陥る可能性が高い3つの状況についてお伝えします。
①不採用となる
当然のことですが、ほかにどんな優れている点があろうと、不正をして選考を通過したのであれば、良い印象を受ける採用担当者はいません。
そのため、大学受験で替え玉受験が発覚した場合に即不合格となるのと同じように、就活においても替え玉受験が発覚した時点で即不採用となる可能性が高いのです。
渡辺キャリアアドバイザー
また、大手企業や人気企業など倍率が高くなればなるほど、たとえ替え玉受験をしたという明確な証拠がなくても、疑惑や不信感があれば選考を通過するのは難しくなります。
佐藤みなと
入社するためにリスクを負って不正をしたとしても、少しの不信感で選考通過への道が閉ざされてしまうことがあるのですね。
②内定が出ていても取り消される
もしも内定が出ていたとしても、替え玉受験がバレると、内定を取り消される可能性が高いです。正々堂々と選考をおこなっていないということは、企業への大きな裏切りとなります。
企業は採用に多くのコストをかけている分、本当に企業に適した人材を採用しようと考えています。そのような中で不正をしてしまうと、その学生への信頼はすぐになくなってしまうのです。
渡辺キャリアアドバイザー
一生懸命に面接の準備などをして企業に想いを伝え、少しずつ企業との信頼を築いてきたからこそ、内定をもらえたのだと思います。この積み重ねてきた信頼は、たった一度の不正で簡単に崩れてしまうのです。
佐藤みなと
今までの努力を無駄にするのはもったいないですね。正々堂々とすべての選考に臨もうと思います!
③その後の就活に悪影響が出る
先述のとおり、替え玉受験が発覚した場合、実名報道になる可能性もゼロとは言い切れません。その後の就活に悪影響がでると考えておきましょう。
また、企業も採用するのに多大なコストをかけているだけあって、信用できる人材を採用しようと考えています。だからこそ、応募者に関する情報の収集に力を入れている企業も多く、グループ会社間で選考状況などの情報を共有することの許可を事前に学生にとっている企業もあります。
佐藤みなと
悪い噂は広がりやすいですよね……。「一度くらいバレないかな」と軽い気持ちでおこなった替え玉受験がバレてしまい、その後の就活すべてを台無しにしてしまう危険性もあるのですね。
渡辺キャリアアドバイザー
不正をおこなった代償としては当たり前かもしれませんが、それまでの頑張りが一瞬で無駄になってしまうので、Webテストは自分自身の力で受けるようにしてくださいね。
【入社後】に替え玉受験がバレたときに陥る状況を解説
次に入社後に替え玉受験がバレたときの状況について解説します。そもそも、替え玉受験が成功し入社できたとしても、早期退職につながるリスクがかなり高いです。
なぜなら適性検査の結果が高いと、その分人事からの期待も大きく、配属先も同じような適性を持つ人が集まります。しかし、他人の力で入社したとなると、仕事についていけなかったり、人間関係に悩んでしまうケースが多いのです。
渡辺キャリアアドバイザー
早期離職になったら元も子もないですよね。替え玉受験がバレなくても、入社後にうまくいかない可能性があることを踏まえながら、もしも替え玉受験がバレた場合についても理解しておきましょう。
①減給や降格となる
入社後に替え玉受験が発覚した場合、減給や降格といった形で社内で何らかの処罰を受ける可能性が高いです。
会社に残ることができたとしても、「不正をする人」というイメージが社内に浸透してしまう可能性もあります。そこからどれだけ仕事を頑張ったとしても、このイメージを払拭するのは難しいかもしれません。
渡辺キャリアアドバイザー
信頼関係を築くのは大変ですが、壊してしまうのは一瞬です。
佐藤みなと
会社でも居心地の悪い思いをすることになりますよね……。
②懲戒解雇や損害賠償請求の可能性もある
最悪の場合、懲戒解雇や損害賠償を請求される可能性もあります。懲戒解雇とは、会社に対して違反行為をしたという理由から解雇されることです。損害賠償請求とは、会社に対して損害を与えた場合にその補償がもとめられることです。
このように、今後の人生に大きな悪影響を及ぼす可能性があるのが替え玉受験。不正はそれだけ企業の信頼を裏切る行為だということを頭に入れておきましょう。
佐藤みなと
決して安くはないお金を払って代行業者にWebテストを受けてもらっても、選考を通過する保証も、入社後に仕事をし続けられる保証も何も得られないというわけですね。
渡辺キャリアアドバイザー
その通りです。学生の中には「内定」や「入社」をゴールとしている人も多いかもしれませんが、内定や入社は通過点です。入社してから自分に合った環境で、自分のやりたい仕事ができるかどうかが非常に重要ということを覚えておいてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント
神谷 政利
プロフィールを見る替え玉受験は自分の人生を台無しにしてしまうもの
替え玉受験をおこなってバレてしまった場合、就職できないだけではなく、罪に問われることになります。一度犯してしまった罪はずっと自分に付いて回ることになり、その後の人生が台無しになってしまうのです。
たとえばあなたが企業の採用担当者なら、過去に替え玉受験をした候補者を積極的に採用したいと思わないですよね。また、今まで自力で頑張って築いてきた成果も、嘘なのではないかと疑われてしまいます。もし今後自力で頑張って成果を上げたとしても、認めてもらえにくくなるのです。
このように一度替え玉受験をおこなうと、今までやこれからの人生が台なしになってしまうことを肝に銘じておきましょう。
公平な採用をするために! 不正を防ぐための企業側の対策について紹介
渡辺キャリアアドバイザー
Webテストは自宅など自由な場所で好きな時間に受けられることから、替え玉受験がしやすいと言われてきましたが、企業側も何も対策をしていないわけではありません。
佐藤みなと
ニュースとかになると、より不正を防ぐための対策を講じる企業は増えてきますよね。
渡辺キャリアアドバイザー
その通りです! 企業側も不正を防ぐためにさまざまな対策を考えています。ここからは、企業が替え玉受験を防ぐためにどのような対策をしているのか、解説していきたいと思います!
Webカメラを用いた本人確認の徹底
まず紹介するのは、Webカメラを用いて、有人監督のもとでテストを受ける受験方式です。
どのような受験方式かというと、受験者がテストに使用するパソコンのカメラを使うことで、リアルタイムで試験官が受験者の様子を監視でき、本人確認などもおこなえるという方法です。
たとえば、カメラに向かって、写真付きの本人確認書類を提示し、試験官はカメラを通じて受験者の顔と本人確認書類の写真を見比べることで本人確認をおこないます。
本人確認を徹底しているだけではなく、どのような環境で試験を受けているかをチェックしたり、画面共有をすることで解答時に不審な動きをしていないかなども確認することができます。
佐藤みなと
Webテストでも有人監督でテストをするのですね。たしかにこれは不正しようとしてもできないかも……。
AI(人工知能)を使った監視システムの導入
また、AI(人工知能)を使った監視システムを導入している企業もあります。この方式では、Webテスト中は有人監督ではなく、AIが受験者の行動を監視します。
パソコンのカメラから受験者の行動を監視すること、そして試験画面以外を開いていないかなどAIが監視し、不審な行動を起こした場合には企業に報告されます。
佐藤みなと
AIが監視するシステムもあるのですね!
渡辺キャリアアドバイザー
有人監督だとどうしても監督者の人数によって予約枠が限られてしまいますが、AIが監視するシステムは予約枠の上限がないので、これから導入する企業が増えてきそうですよね。
キャリアアドバイザーコメント
テッ ター スェ
プロフィールを見る不正を防止するために! 急速発達し続ける新技術
昨今では、替え玉受験などの不正行為を防止するために、企業側もさまざまな対策を講じています。
たとえばAIの技術を活用した新しいタイプのWebテストの登場は、代表的な対策のひとつといえます。これは、Webテストの実施中にAIが受講者を監視することで、替え玉やカンニングなどの不正行為を検知することができるというものです。AIによる監視システムを活用したWebテストは、リリースから間もなくして多くの企業が取り入れており、とても急速に普及しています。
このような技術は今後もどんどん発達し続けていくことが期待されており、替え玉受験などの不正行為はますますなくなることが予想されます。
あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
一人で抱え込まないで! Webテストは対策をすれば必ず高得点が狙える
渡辺キャリアアドバイザー
ここまで替え玉受験のリスクや陥ることが予想される状況について解説してきました。ただ、就活がなかなか上手くいかずに「Webテスト代行! 合格率90%」などの甘い言葉につい惹かれてしまう気持ちもよくわかります。
佐藤みなと
でも、替え玉受験をしてしまうと、将来後悔したり、たくさんのものを失う可能性があることがわかって、やっぱり自分の力で勝負したいなと考えるようになりました!
渡辺キャリアアドバイザー
素晴らしいですね。自分の力で勝ち取った内定にこそ意味があります。では、そんな佐藤さんに、適性検査の効果的な対策方法について最後に解説したいと思います!
代表的な適性検査であるSPIにはさまざまな種類があります。こちらの記事では、対策を進めるべき種類や効果的な対策方法まで解説しています。SPIが選考に含まれている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
SPIは何種類? 対策すべき種類と合格につながる対策方法を解説
対策方法①参考書をくり返し解く
適性検査は難しいと考えている人も多いかもしれませんが、一般的な適性検査の難易度は中学生〜高校生レベルのものが多いため、少し対策を進めれば、どんどん解き方を思い出し、高得点を狙うこともできます。
最も効果的な対策方法は一つの対策本をくり返し解くことです。適性検査にはさまざまな種類がありますが、自分が受ける適性検査に特化した内容のものを選び、あとはひたすら解き続けてみてください。
何冊も中途半端に手を付けるのではなく、一冊の本をくり返し解くことが選考突破のカギになっています。何回も解くことで、公式や解き方が身体にしみついてきます。
さらに詳しく説明すると、まず一度すべて解いてみて「素早く解ける問題」「時間をかければ解ける問題」「まったくわからなかった問題」に分類します。適性検査の中には時間制限が設けられているものもあるので、「時間をかければ解ける問題」と「まったくわからなかった問題」を重点的に対策してみましょう。
対策本の例
佐藤みなと
すらすら解けるようになったら、本番も自信がつきそう!
渡辺キャリアアドバイザー
そうですね! くり返し解くことで、出題形式にも慣れていくと思います。何事も継続が大事ですね!
適性検査には解答に時間制限が設けられることもあると解説しましたが、適性検査本番に緊張してしまい、時間切れになる人は多くいます。こちらの記事ではSPIで時間切れになってしまう人向けに対策方法を解説しています。参考にしてみてくださいね。
SPIで時間切れになる人必見! 原因に合った最適な対策方法を解説
対策方法②対策サイトやアプリを利用する
対策サイトやアプリを利用することもおすすめです。
Webテストやテストセンターでの受験など、パソコンを使って解くタイプの適性検査の場合は、パソコン操作にも慣れておく必要があります。せっかく解けても、タイプミスで得点を落としてしまうのはとても悔しいですよね。
そのようなときに役立つのが対策サイトです。サイトで出題される問題を実際にパソコンで解くことで本番さながらの対策ができます。
対策サイトの例
また、空いた時間を活用して対策をすることができる対策アプリもおすすめです。通学時間やアルバイトの休憩時間などにスマートフォンを使って簡単に対策ができるため、忙しい学生に効果的な方法です。
対策アプリの例
- SPI言語・非言語問題集 就活/転職対策アプリ(App Store/Google Play)
- 玉手箱対策 計数(App Store/Google Play)
- CAB対策(App Store/Google Play)
佐藤みなと
対策サイトを模擬試験として本番と同じように解いてみたり、空いた時間を活用して対策が進められるのも良いですね!
渡辺キャリアアドバイザー
対策本を何度も繰り返すのが基本の対策方法ですが、ある程度解けるようになってきたら対策サイトやアプリで力試しするのがおすすめですよ!
適性検査にはWeb-GABというものがあるのを知っているでしょうか。こちらの記事では、基礎的な対策から効果的なトレーニングまで紹介しています。気になる人はチェックしてみてくださいね。
はじめて受けるWeb-GAB|基礎固めから対策のコツまで徹底解説
対策方法③就活エージェントやキャリアセンターに相談する
どうしても適性検査を通過できず悩んでいる場合は、就活エージェントやキャリアセンターで相談することもおすすめです。
どうしても一人で対策を進めていると行き詰ることがあります。そのようなときに適性検査に詳しい就活エージェントに相談すると、アドバイスがもらえるかもしれません。
また、キャリアセンターでは適性検査対策などの講座が開かれている可能性があるため、大学の情報をしっかり事前にチェックしておくことが大切です。
渡辺キャリアアドバイザー
いずれにせよ、自分よりも適性検査に詳しい人や社会人の先輩など、悩んだときには一度就活を経験している人に聞くのが一番です。悩みは抱え込まずに、相談してみることもひとつの手ですよ。
身近に相談できる人がいなかったり、どうしても就活がうまくいかず悩んでしまっているという人は、こちらの窓口も利用してみてください。厚生労働省では電話やSNSで相談を受け付けている団体を紹介しているので、気軽に相談して不安を少しずつ解消していきましょう。
就活エージェントやキャリアセンターだけではなく、OB・OG訪問などで適性検査を通過してきた先輩に話を聞くこともおすすめです。こちらの記事ではOB・OG訪問を有効活用するための80個の質問を用意しています。
質問例80選|OB・OG訪問の質問で就活の心配事を一掃しよう!
キャリアアドバイザーコメント
若林 真穂
プロフィールを見るWebテストに不安を抱えているのはあなただけじゃない
どれだけ準備や対策をおこなっても、Webテストで思い通りの高得点を取るのは簡単なことではありません。多くの学生が、同じように悩みを抱えているものです。ですから、テストで高得点が取れないからといって悩みすぎたり不安に思いすぎないでくださいね。
Webテストは、良い点数を取ることだけがすべてではありません。今の自分でできる限りの力を出し切ることが重要です。
どうすれば良いか迷ったり悩んだりするときは、学校のキャリアセンターや就活エージェントを活用してみてください。専門のアドバイザーに相談すれば、今後の活路が見えてくるかもしれませんし、他人に話すことで頭の整理にもなりますよ。
悩みが晴れないときは一人で抱えこまずに、ぜひ周囲に相談してみてくださいね。
バレるバレないは関係ない! 替え玉受験はせずに自分の力で乗り越えよう
渡辺キャリアアドバイザー
替え玉受験についてのリスクや失うものについて解説してきました。何か気持ちの変化はありましたか?
佐藤みなと
最初は「みんなやっているし、バレないのであればやっても良いのではないか」という気持ちが少なからずあったのですが、替え玉受験は違反行為であること、またバレるリスクも高く失うものの方が多いことを知って、やはり正々堂々と自分の力で適性検査に臨もうと思いました。
渡辺キャリアアドバイザー
素晴らしいですね。
佐藤みなと
あと、やっぱり自分の力で乗り越えないと気持ちが悪いです! 後悔ゼロで就活を終えるためにも、努力と工夫で適性検査を突破したいと思います!
渡辺キャリアアドバイザー
その意気です! テストの対策で迷うことがあれば、いつでも頼ってくださいね!
佐藤みなと
はい! 今日はありがとうございました!
記事の編集責任者 小山内 隆
この記事のアドバイザー