インターンの流れを押さえる! 時期に合わせて必要な行動をしよう

鈴木なぎさ
周りもインターンの準備を始めだしたし、そろそろ準備しなきゃだよね。

佐藤みなと
うーん、まだいいんじゃないかな! 就活まで時間もあるし。

田中キャリアアドバイザー
インターンの準備は早めにしておくことに越したことはありませんよ!

佐藤みなと
あ、田中さん! そうなのですか?

田中キャリアアドバイザー
まず自分はどんなインターンに参加するべきなのかを把握する必要がありますし、中には選考が設けられているものも。参加するまでにはいろいろと準備が必要なので、早めに行動を起こすことが大切なのです!

鈴木なぎさ
そうなのですね! ただいつまでにどんな準備をすればいいのかわからなくて……。

田中キャリアアドバイザー
安心してください! 今からインターンに参加するためにはどんな準備をいつまでにすればいいのか、詳しく解説していきますよ。良いスタートを切れるように一緒に確認していきましょう!

佐藤みなと
わかりました! さっそくお願いします!

鈴木なぎさ
それなら準備も迷わず進められそう! ぜひ詳しく教えてください!
「インターンっていつから参加すればいいの?」「いつからどんな準備をすればいいの?」と悩む学生はたくさんいます。インターンのためにはいろいろな準備が必要なので、「いつまでになにをすべきなのか」ということを把握しておくことが大切です。
そこでこの記事ではインターンについての基本的な情報から、参加するまでのスケジュールを月別で解説。最後まで確認すれば探す段階から参加する段階まで迷わず動いていけるので、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそもインターンがどのようなものなのか理解があいまいになっている場合にはこちらの記事で確認しておきましょう。
インターンの意味を徹底解剖! 期間や種類で変わる用語をすべて紹介
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インターンとは「企業で実際に就業体験ができる機会」のこと

佐藤みなと
実はインターンがどういうものなのかよくわかっていないのですが、結局なにをするものなのですか?

田中キャリアアドバイザー
インターンとは「企業で実際に就業体験ができる機会」のことを指します。ただ就業体験といってもその内容は企業によってさまざまなので、自分に合ったものを見つけることが大切です。
「企業で実際に就業体験ができる機会」、これがインターンの中身です。企業が用意した課題に取り組んだり、実際の業務に参加できたりなどその内容は企業によってさまざま。「参加できればいいや」という選び方ではなく、自分に合ったものを探して選ぶことが大切なのです。
また参加するためにはまずは応募をする必要もあります。つまりインターンに参加するためには「探す」「選ぶ」「応募する」といったプロセスを踏む必要があるので、早めの準備が大切といえるわけです。

田中キャリアアドバイザー
ではいつまでに探したり応募したりすればいいのかについては後ほど解説しているので、そちらも合わせて確認してくださいね。
インターンについてもっと詳しく知りたい人はぜひこちらの記事も参考にしてくださいね。
インターンとは? 意味・特徴・時期・準備・すべきことを一挙解説!
インターンは民間企業だけでなく官公庁や自治体なども開催しています。公務員インターンについてもっと詳しく知りたい人はぜひこちらの記事も合わせて確認してくださいね。
例文でまるっと理解! 公務員インターンシップ対策の完全ガイド
インターンに参加するためには応募する必要がありますが、そのときに注意するべきなのが締切日です。次の記事では、応募締切からインターンを実施するまでの流れを解説しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
インターンは締切厳守! 準備〜実施までのスケジュールを徹底解説
あなたが受けないほうがいい職業を確認してください
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
期間別のインターンの種類! 特徴をおさえよう


田中キャリアアドバイザー
先ほどインターンにはいろいろな種類があると言いましたが、「開催期間」にも大きな違いがあります。

佐藤みなと
え、そうなのですか?

田中キャリアアドバイザー
具体的には「短期型」と「長期型」にわけることができて、それぞれ数日だけのものから数か月単位のものまでいろいろあるのです。

佐藤みなと
だいたいどれも1週間くらいかと勝手に思ってました。そんなに違うのですね。

田中キャリアアドバイザー
はい。それに期間が変われば準備されるプログラムも変わるので、自分に合ったインターンを探すためにはこの期間毎の特徴も押さえておくことが大切です。今から詳しく解説しますね。

佐藤みなと
ぜひお願いします!
短期型:数日~1ヶ月
短期型のインターンは開催期間が数日~1ヶ月と短いのが特徴です。なので実際の業務にに取り組むといった内容よりも、説明会に近いような形式や課題にグループで取り組むといった内容であることが多いです。
ただ短い期間でも多くの経験が得られるよう、企業も一生懸命プログラムを練っているので、短い期間でしっかり経験を得たい人にはうってつけの形式ですよ。

田中キャリアアドバイザー
短い期間ではありますがその分濃い内容を用意している所も多いので、短い期間でしっかり集中して取り組みたいならこのタイプですね。

佐藤みなと
自分は短期型が向いているかも!
長期型:数週間~3ヶ月以上
長期型のインターンは数週間~3ヶ月以上と長めのスケジュールで進行していくのが特徴で、時間に余裕があることを活かして実際に営業に同行したりと本来の業務に携われるようなプログラムが多いです。
短期型に比べるとスケジュールの調整が大変なので参加のハードルは少しだけ上がりますが、じっくり取り組んで企業のことを深く知りたかったり、着実に経験を積んでいきたい人にはこの長期型がとてもおすすめですよ。

鈴木なぎさ
長期型が自分には向いていそうです!

田中キャリアアドバイザー
特徴を知ることで自分に合ったインターンが明確になってきましたね!
1Day型はインターンと呼ばない
インターンの中には、短期型よりもさらに短い1日だけの開催となる「1day型」というのもあります。
ただその内容は説明会と変わらないことが多く、就業体験の機会であるとは言いにくいという声も上がっていたことから、大学と経団連の協議会は1day型をインターンとして認めないことを報告書(産学協議会2020年度報告書)にて決定しました。
なので本選考で1day型のインターン経験をアピールしても認めてもらえない可能性があります。インターン経験を軸にアピールしていきたいなら短期型か長期型から選ぶことをおすすめします。
インターンはいつから参加すればいい?


田中キャリアアドバイザー
これでインターンにはどんな種類のものがあるのかを押さえることができましたね。

鈴木なぎさ
はい! ところでなんですが、一体いつ頃からインターンに参加すればいいとかって決まっているのでしょうか。

田中キャリアアドバイザー
インターンに参加する時期は自由ですが、私のおすすめは「夏か冬」で特に「大学3年生の夏」がいちおしです。この時期は募集が圧倒的に多くまさにインターンの最盛期なのです!

鈴木なぎさ
かなり具体的におすすめの時期があるのですね!

田中キャリアアドバイザー
詳しいことは今から解説します! こちらもメモ必須ですよ!

鈴木なぎさ
メモの用意はばっちりです!
8月と2月はインターン最盛期! 夏と冬が狙い目

鈴木なぎさ
先ほど夏と冬がおすすめとおっしゃっていましたが、具体的に何月ごろなのでしょうか?

田中キャリアアドバイザー
夏は8月、冬は2月ですね! この時期は1年の中でも特に募集が多い時期なのでインターンを選ぶにはベストタイミングなのです!
インターン参加におすすめ時期は8月と2月です。この時期はちょうど大学なども長期休暇に入るので、学生はまとまった時間をとれるようになりますよね。そこを狙って企業はこぞってインターンを開催するので、募集がかなり増えるわけです。
少ない選択肢から選ぶよりも、豊富な選択肢の中から選ぶ方が自分に合ったインターンを見つけやすくなります。仮に選考に落ちてしまったとしてもすぐに再チャレンジすることもできるので、インターン参加にはこの夏と冬がおすすめなのです。
おすすめのタイミングは「大学3年生の夏」!

田中キャリアアドバイザー
そして一番おすすめの時期が「大学3年生の夏」です。この時期は就活が始まる前なので時間にも余裕があり、かつインターンの経験を忘れないうちに就活を始められるタイミングでもあるので始めるにはベストな時期なのです。

鈴木なぎさ
そう聞くと確かにこの時期が良さそうですね!
インターン参加におすすめの時期は「大学3年生の夏」です。就活も本格化する前のタイミングなので時間にも余裕があり、かつインターン後はそのまま本選考を見据えた準備にも入れるのでインターン経験を活かしやすい時期でもあります。
インターン参加を考えていて時期に迷っている場合は、この大学3年生の夏に参加することを目標に準備を進めていくことをおすすめします。

田中キャリアアドバイザー
夏と冬のインターンに向けてどういったスケジュールで準備を進めればいいのかについてはこの後で解説しますね。
就活は、適職診断からはじめてください
就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
適職診断で強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか知りましょう。
・楽しく働ける仕事がわからない人
・時間をかけずに自己分析をしたい人
年間計画を立てる! 夏冬インターンまでの流れとすべきこと


田中キャリアアドバイザー
さて、インターン参加におすすめな時期がわかったところでここからは「じゃあいつまでにどんな準備をすればいいのか」について解説していきますね。

鈴木なぎさ
それが一番気になっていました!

田中キャリアアドバイザー
先ほど解説したとおり夏の冬のインターンが特におすすめなので、夏と冬に参加する場合の年間スケジュールを確認していきましょう。
夏のインターン参加スケジュール例
- 4月:自己分析と選考対策を開始
- 5月:夏季インターンを調査開始
- 6月:インターンにエントリーする
- 7月:選考を受ける
- 8月:夏季インターン最盛期
- 9月:インターンの振り返りをおこなう
冬のインターン参加スケジュール例
- 10月:自己分析と選考対策を開始
- 11月:冬季インターンを調査開始
- 12月:インターンにエントリーする
- 1月:選考を受ける
- 2月:冬季インターン最盛期
- 3月:インターンの振り返りをおこなう
インターンはいつでも自由に好きなタイミングで参加できるわけではなく、そもそもエントリーにも期限があったり、選考が設けられているものもあります。なのでまずは「いつ参加するか」を決めたうえで、自分なりのスケジュールを立てることが大切です。
一例としては、参加予定月の4ヵ月前には準備を始めだして、2ヵ月前にはエントリーを済ませておくとかなり余裕のあるスケジュールで準備が進められます。インターン参加のためには早めの事前準備がとにかく大切なので、上記のスケジュール表を参考に自分なりのスケジュール表を作っておくと安心ですよ。
就活をしていると不安に押しつぶされそうになるときもあると思います。次の記事では、なぜ不安に思うのか、解決策とともに解説していますので、ぜひ確認してみてくださいね。
「就活がやばい」と思う人必見! ピンチをチャンスに変える3ステップ
ステップ①:インターンのための準備を始める

インターンのための準備
- 自分に必要なインターンを考える! 自己分析をおこなう
- 本番の選考と同じように準備! 選考対策を進める

田中キャリアアドバイザー
インターンに参加するためには事前準備が必要なので、早めに行動を起こすことが大切です。

鈴木なぎさ
思い立ったらすぐ参加、というわけにはいかないのですね。

田中キャリアアドバイザー
自分にはどんなインターンがベストなのかを見極める必要がありますし、選考が設けられているものもあるのでその対策も必須です。やることは盛りだくさんなので早めの準備が大切なのです。

鈴木なぎさ
そういった理由があってのことなのですね。

田中キャリアアドバイザー
インターンに参加するためにすべき準備については今から詳しく解説するので、スケジュールを立ててしっかり行動していけるよう一緒に確認していきましょう!

鈴木なぎさ
さっそくお願いします!
自分に必要なインターンを考える! 自己分析をおこなう
インターンを探すためには「自分にはどんなインターンが必要なのか」を把握することが大切。そのためにもまずは最初の準備として「自己分析」を入念におこないましょう。その際は頭で考えるだけでなくノートを使って思考を書き込んでいくと整理がしやすいですよ。
将来どうなりたいのか、どんな仕事がしたいのか、今どんな経験をするべきなのか、思いつく限りに書き出して、それから「じゃあ自分がインターンに求めるものってなんだろう」ということを、書き出した要素からまた思考を発展させて考えていきましょう。
自己分析の進め方
- 自分自身を見つめ直して思考を書き出す
- 書き出しことからインターンに求めることを書き出す
- どんな環境ならそれらが達成できるのかを考える

鈴木なぎさ
まず自分を見つめ直すところからインターンの準備は始まるわけですね!

田中キャリアアドバイザー
その通りです!
自己分析の始め方について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてくださいね。
簡単15のやり方で自己分析はもう迷わない! 活用法を徹底解説
自己分析をおこなうさいはマインドマップを活用するとより深い分析結果を得ることができますよ、マインドマップの作り方についてはこちらの記事を参考にしてください。
マインドマップで始める自己分析|「本当の自分」を紙に描き出そう
本番の選考と同じように準備! 選考対策を進める

田中キャリアアドバイザー
インターンにも選考が設けられていることもあるので、本選考と同じように選考対策を進めておくことも大切ですよ。

佐藤みなと
そうなのですね! でも自分は一夜漬けが得意なので、直前に叩き込めば何とかなりそうな気もします。

田中キャリアアドバイザー
選考対策としてはたとえばマナーなどを身に付ける必要もあるので、一夜漬けではかなり難しいのです。できる限り事前に対策を進めておきましょう。
インターンには選考が設けられているものも多く、その内容は企業によってさまざまですが基本的には本選考と同じように書類選考から面接まであることがほとんど。インターンに参加するためには本番同様の選考対策が必須というわけです。
頻出質問への回答準備はもちろん、面接マナーのチェックやWebテスト対策も大切です。選考直前に覚えきれるようなものではないため、早めに対策を進めていくことが大切です。
インターンの選考対策
- 企業研究を入念にしておく
- エントリーシートの書き方もチェックする
- Webテストの対策も必要
- 面接対策はマストでおこなうようにする

佐藤みなと
確かにこの量では一夜漬けなんて無理ですね……。

田中キャリアアドバイザー
一朝一夕で身に付くようなものでもないので、そう考えると余裕をもって準備していきたいですね。
選考対策としては面接マナーを身に付けることも大切です。こちらの記事では押さえておくべきマナーをすべて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
面接マナーはこれでOK|「振る舞い・身だしなみ・言葉遣い」を解説
次の記事では、マストで対策するべきのインターン面接について解説しています。ぜひチェックしていみてくださいね。
質問例16選|インターンシップ面接は4つの準備で通過率超アップ!
キャリアアドバイザーコメント
神谷 政利
プロフィールを見るインターンの選考対策は本選考の対策にもなる
インターンには大学院の1年生や大学1~2年生から参加している人もいます。まだ就活まで余裕のある大学1〜2年生の人でも、驚くほどモチベーション高く、しっかり準備をしてきている人もいます。そのような状況での選考になることを踏まえると、「インターンだし」と軽く捉えるのではなく入念な選考対策が必要です。
就職活動自体にやる気を持てていなかった人が、インターンの選考で感じた周囲の人の意識の高さや自分との準備の差を目にすることで危機感を感じ、その後の就職活動にアクセルがかかったということもよくあります。「インターンも本選考に直結するのだ」という意識で準備することが、続く就活を成功させるうえでとても大切です。
ステップ②:参加したいインターンを探す


田中キャリアアドバイザー
さて、次にすべき準備について解説します。今度はインターン探しの段階に入っていきましょう。

鈴木なぎさ
自己分析の結果をもとに探すわけですね!

田中キャリアアドバイザー
その通り! インターンの募集情報を集めて自分が求めているものにぴったりなインターンを探し出していくのです。

鈴木なぎさ
わかりました! でもインターンの募集ってどこで調べればいいのでしょうか?

田中キャリアアドバイザー
具体的には手段としては「大学のキャリアセンターに相談」「企業のHPを調べる」「就職エージェントに聞く」の3つがありますね。それぞれ詳しく解説していきます!

鈴木なぎさ
3つもあるのですね! ぜひ詳しく教えていただきたいです!
信頼度の高い情報が集まる! 大学のキャリアセンターに相談する

田中キャリアアドバイザー
探す方法としてまずおすすめしたいのは大学のキャリアセンター。「自分がどんなインターンに参加したいのかわからない」という段階から相談に乗ってくれますよ。

鈴木なぎさ
大学内にあるから行きやすいし、とりあえず行ってみようかな!
インターンの募集を探す手段としては大学のキャリアセンターがおすすめです。大学側でチェックをしたものが募集として掲載されるので、どのインターンも安心して参加することができます。
加えてネット上で募集している枠とは別口の、大学にしか届いていない募集などもあったりするので、ぜひ一度は確認することをおすすめします。
気になる企業に直接アタック! 企業のホームページを調べる
企業もインターンを開催するとなればまず自社のホームページに掲載します。もし気になる企業があるならその企業のホームページを調べてインターンの募集がないか確認してみることをおすすめします。
募集がされているならどんな内容なのか、期間はどのくらいの長さなのかをチェックしてください。興味のある企業のインターンだからと即決するのではなく、「このインターンに本当に参加するべきなのか」ということを、内容や期間、条件などを参考にじっくりと考えて判断することが大切ですよ。

田中キャリアアドバイザー
実務経験を積みたいのに、短期型で説明会に近い内容のインターンではミスマッチになってしまいますからね。興味がある企業とは言え、「本当に求めているインターンなのか」ということは必ず確認しましょう。

佐藤みなと
おっしゃる通りですね! 即決せずじっくり考えるようにします。
迷ったらプロに相談! 就職エージェントに聞いてみる

田中キャリアアドバイザー
迷ったらとりあえず就職エージェントに相談してみるのも1つの手です。
インターン募集を探す方法としては「就職エージェントに聞いてみる」というのも1つの手です。就活のプロなのでインターンについても詳しく、自分に合ったインターンを幅広い業界業種から探してもらえます。
またインターンを探すだけでなく、その先の選考対策などもサポートしてもらえるのも魅力の1つ。インターンの募集を探すことだけでなく困ったことがあればなんでも相談するようにしましょう。

田中キャリアアドバイザー
大切なのは困ったときに1人で抱え込まないこと。困ったことがあれば気軽に相談してみましょう。

佐藤みなと
わかりました! 抱え込まず相談するようにします。
ステップ③:インターンにエントリーする
エントリー時にすべきこと
- エントリー期限をまず確認! 書類提出の締め切りをメモする
- 書類不備で落ちることも! チェックリストを作っておく

田中キャリアアドバイザー
募集を探すことができたら次は実際にインターンにエントリーする段階に入ります。

佐藤みなと
いよいよって感じですね!

田中キャリアアドバイザー
そうですね! このエントリーの段階ですべきことは2つあります。どちらも欠かせない作業となるので、今から詳しく解説しますね。

佐藤みなと
わかりました! ぜひ詳しく教えてください!
エントリー期限をまず確認! 書類提出の締め切りをメモする

田中キャリアアドバイザー
インターンにエントリーする段階となったら、まずは書類提出の締め切りをチェックしておきましょう。期限を過ぎてしまうと受け付けてもらえない可能性がありますよ。
まずは必ずエントリーの期限を確認して、いつまでに書類などを提出すればいいのかメモしておくことをおすすめします。ほとんどの場合履歴書などの提出が求められ、その提出が間に合わないとエントリーできないので期限の確認は欠かせません。
またWeb上でのエントリーなら締め切り直前の提出でも間に合うことがありますが、郵送の場合は到着まで2~3日かかることもあるので直前に提出しても間に合わない可能性が高いです。期限と同時にエントリー形式も確認して、いつまでに提出するべきなのか計画を立てておきましょう。

田中キャリアアドバイザー
もし郵送する必要があるなら締め切りの1週間前には提出しておくと安心ですね。

佐藤みなと
せっかく提出したのに間に合わないのはつらいですね……。期限を確認したうえで早めに提出するようにします!
書類不備で落ちることも! チェックリストを作っておく

佐藤みなと
他にしておくべきことってなにかありますか?

田中キャリアアドバイザー
期限には間に合っても書類に不備があれば受け付けてもらえない可能性があるので、書類準備のためのチェックリストを作りましょう!
期限を守って提出することも大切ですが、書類に不備がないか確認してから提出することも同じくらい大切です。たとえば履歴書に写真を貼り忘れていたり、履歴書以外にも必要な書類を同封するのを忘れてしまうと、書類不備でエントリー不可となってしまうことがあります。
提出すべき書類の詳細を確認したらまずはそれらのチェックリストを作って、それぞれの書類の中身にも不備がないか提出の前に1つずつ確認するようにしてくださいね。

田中キャリアアドバイザー
チェックリストを作ることで書類不備に気づける可能性がかなり高くなるので、ぜひ実践してくださいね。

佐藤みなと
どんな書類が必要かわかったらまずチェックリスト作成から始めることにします!
キャリアアドバイザーコメント
テッ ター スェ
プロフィールを見る提出後に不備が発覚したらすぐに連絡しよう
書類提出後に不備に気づいた場合は、まずは採用担当者にメールで連絡をしてください。不備のあったことを伝え再提出したいと思っているが構わないかとこちらの意向を伝えましょう。
書類の不備をメールで伝えたあと、担当者によっては不備の箇所がわかったのでそのままで構わないという対応をしてくる場合もあります。ただその場合もこちらとしては再提出する準備ができているがそれでも構わないか、という姿勢で伝えることが大事です。どうしたらいいでしょうか、という相手に指示を仰ぐ聞き方も避けてくださいね。
ステップ④:インターンの選考を受ける
インターンの選考のための準備
- 第一印象がカギを握る! 規定に合わせて身だしなみを整える
- 緊張するとしがちなのが忘れ物! リストを作って確認する
- Web面接の場合も! 通信環境やマイクをチェックしておく

鈴木なぎさ
エントリーを終えたとして、次はなにをすればいいのでしょうか。

田中キャリアアドバイザー
エントリー後は選考がスタートする段階になるので、次は選考を突破するための最終準備を進めましょう。

鈴木なぎさ
選考……。ドキドキしますね。対策は早めに進めておくとして、この選考直前のタイミングではどんなことを準備しておけばいいのでしょうか。

田中キャリアアドバイザー
それについては今から詳しく解説しますね。選考直前まで準備をしっかり進めることが突破につながるので、ここも押さえておきましょう!

鈴木なぎさ
わかりました! さっそく教えていただきたいです!
第一印象がカギを握る! 規定に合わせて身だしなみを整える
選考はお互い初対面。事前情報がほとんどない状態でのスタートになるので、第一印象がその人の印象を大きく左右します。特に身だしなみの部分は最初に目につくところなので、身だしなみを整えることは第一印象を良くするうえでとても大切です。
たとえばラフすぎる服装や、寝癖がついたままなどといった場にそぐわない身だしなみで選考に臨んでしまうと、「真剣じゃないのかも」「入社意欲も低そうだな」と判断されてしまいます。
まずはその企業がどんな見出しなみを求めているのかを確認して、それに合わせて髪の毛や服装を整えることをおすすめします。

鈴木なぎさ
身だしなみも企業はチェックしているのですね!

田中キャリアアドバイザー
はい。また企業によっては「私服」「カジュアルな服装」などスーツ以外もOKという指示をしてくることもあります。その場合はジャケットを羽織るなどオフィスカジュアルな服装を意識するようにしましょう!
オフィスカジュアルな服装について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてくださいね。
面接のオフィスカジュアルは5つのルールで完璧! パーツ別でも解説
面接時のスーツの着こなし方についてはこちらの記事の解説が参考になりますよ。
就活の面接はスーツで好印象! 選び方・着こなし方のポイントを解説
キャリアアドバイザーコメント
若林 真穂
プロフィールを見る身だしなみから社会人として必要なスキルが見られている
学生のときと社会人になったとき、大きく変わる意識の1つとして「マナー」があります。そしてそのマナーの1つが「身だしなみ」です。「身だしなみを整えているか」ということを通じて、社会人として必要な相手への配慮ができているかを見られています。
非常に能力の高い人であったとしても、相手への配慮が欠けている人とは企業は一緒に仕事をしたいと思いません。顧客の前へ連れて行くのも心配です。どんな相手だとしても不快な気持ちを与えないようにする細やかな配慮があってこそ、さまざまな背景を持つ人たちとスムーズに仕事ができるからです。
緊張するとしがちなのが忘れ物! リストを作って確認する

佐藤みなと
選考となればかなり緊張してしまいそうですね。

田中キャリアアドバイザー
そうですね、選考はどんな人でも緊張しますから当然のことです。ただ緊張すると他のことに気を回すことができなくなるので、忘れ物が増えがちです。あらかじめ持ち物リストを作って、忘れ物を予防しておきましょう!
選考は誰しもが緊張するもの。ただ緊張するとしがちなのが忘れ物なので、これだけは忘れてはだめというリストをあらかじめ作るなど、当日緊張していても忘れ物をしないような予防策をとっておくことをおすすめします。
たとえば履歴書などの必須書類を忘れてしまうのは大きなマイナスとなってしまいますし、ハンカチやティッシュといった小さな忘れ物でも「忘れ物をした」という事実自体が自分のメンタルに影響を与えてしまうこともあります。
当日は自分の力を100%発揮するためにも、リストを作って忘れ物をしないようにしておきましょう。
忘れ物チェックリスト
- 提出書類一式
- 財布
- スマートフォン
- 筆記用具
- ハンカチ、ティッシュ
- モバイルバッテリー

田中キャリアアドバイザー
面接会場に向かう際はスマートフォンで地図を見ながら行く人が多いと思いますが、充電が切れてしまったら道もわからず連絡もできないので大変ですよね。保険としてモバイルバッテリーもカバンに入れておくと安心です。

佐藤みなと
そうします! 自分用のチェックリストを作っておかなくちゃ!
Web面接の場合も! 通信環境やマイクをチェックしておく

鈴木なぎさ
最近はWeb面接があると聞いたこともあるのですが、その場合ってどんな準備をしておけばいいのでしょうか?

田中キャリアアドバイザー
まずは通信環境をチェックして、ちゃんと相手とつながるのかを事前に確認しておきましょう!
面接は対面ではなくWeb面接である場合も。その際はまずマイクがきちんと音声を認識しているか、通信環境に大きな遅延がないかなどを事前に確認しておくことが大切です。
いざWeb面接が始まってから、音声が聞こえなかったり通信がつながらなかったりといったトラブルが発生してしまえば面接どころではありませんよね。スムーズに面接を進めるためにも必ず事前チェックをしてくださいね。
チェックすべき事項
- 音声はつながるか
- 通信環境に問題はないか
- カメラに映る範囲に余計なものはないか
- 顔がきちんと見える明るさか

田中キャリアアドバイザー
面接のために場を整えることも1つのマナーなので、カメラに映る画角をチェックして余計なものが入り込んでないか事前にチェックすることも忘れないでくださいね。

鈴木なぎさ
好きなバンドのグッズとか映っちゃうかも……! しっかり確認しておきます!
ステップ⑤本番:実際にインターンに参加する
インターン参加時に意識すべきこと
- 実りある時間にする! 自分なりの目標をもつ
- 自身の成長に活かす! その日学んだことを記録する

田中キャリアアドバイザー
選考を突破すればいよいよインターン開始! ここまできてようやく参加できるわけです。

鈴木なぎさ
参加するまでにこんなに長い準備期間があるのですね!

田中キャリアアドバイザー
そうなのです。そしてこれほどの準備をかけてまで参加した以上は、インターンを通じて成長したり企業理解を深めたりなど、この機会をしっかり活かしたいですよね。

鈴木なぎさ
そうですね! 時間も手間もかけて参加するわけですし、手ぶらでは終えたくないです。

田中キャリアアドバイザー
それではこのインターンという機会を活かしきるための方法を2つ紹介しますね。これらを実践して本番に臨むことができれば実りある時間にできるでしょう!

鈴木なぎさ
ぜひ詳しく教えてください!
実りある時間にする! 自分なりの目標をもつ
「積極的に発言する」「他のインターン生のサポートもする」など自由に決めて良いので、インターン中に達成したい目標を設定して本番に臨むことをおすすめします。
なんの目標もないまま臨むよりも、自分なりの目標をもって臨む方が行動指針も立てやすいですし、目的が明確になるのでモチベーションのアップにもなります。インターンをしっかり活かすうえでこの目標をもつというのはとても役立つわけです。

田中キャリアアドバイザー
目標がうまく立てられないなら「どんな成長をしたいか」という視点で考えてみましょう。たとえばコミュニケーション能力を鍛えたいなら「1日1回は自分から質問する」「グループの進行役を務める」などが考えられますよね。

鈴木なぎさ
自分は行動力を鍛えたいから、「一番早く出社して前日の振り返りを毎日する」とかにしようかな!
自身の成長に活かす! その日学んだことを記録する

田中キャリアアドバイザー
インターン中はその日学んだことをメモなどに残しておくことも大切ですよ。
インターンという機会をしっかり活かすうえでは毎日の成長記録をつけることもおすすめです。教えてもらったこと、取り組む中で気づいたことなど、1日の中で学んだことや得られた気付きを記録することで振り返りができ、次に活かすことができます。
インターン中はいろいろなことを学んだとしても、終わって時間が経ったら忘れてしまうようではもったいないですよね。記録として残して、インターンが終わった後にも振り返ることができるようにしておきましょう。

佐藤みなと
毎日日記みたいな形で寝る前に記録しておこうかな。

田中キャリアアドバイザー
いいですね! ぜひそうしましょう!
インターンシップ当日の服装については、こちらの記事で解説しています。合わせてチェックしてくださいね。
インターンシップの服装にもう迷わない! 選び方のポイント徹底解説
キャリアアドバイザーコメント
神谷 政利
プロフィールを見るインターン中は企業の一員としての意識を持とう
インターンとは企業の中に入り、実際の仕事の様子を知る機会です。インターンの期間中、参加者はお客ではなく企業の一員としての意識を持たなければなりません。企業の一員としての意識とは「成果を出す」ということ。客は「消費」する立場であり何かを「してもらう」立場です。
就活生がインターンで出す成果とは何でしょうか。それは一つでも多くの学びを得て、その後の就職活動に活かすことです。そのためにも、お客さんの意識で与えられるのを待つのは避けましょう。準備できることは最大限準備し、インターン中も課題などに積極的に参加することで得られるものが多くなります。
ステップ⑥インターン後:期間中の振り返りをおこなう
インターン後にすべきこと
- インターンが終わったらお礼メールを忘れず送る!
- インターンを通じて学んだことをノートにまとめる

佐藤みなと
これでインターン終了というわけですね!

鈴木なぎさ
さっそく準備を始めていこうかな!

田中キャリアアドバイザー
おっと、確かにインターンは終わりましたが、まだすべきことが残っていますよ。

佐藤みなと
え! なんでしょう?

田中キャリアアドバイザー
「お礼メールを送る」「学んだことをノートにまとめる」など、インターンが終わった後だからこそやるべきことがあるのです。ここまで取り組んでインターンは終わりとなるのでこれも欠かせない作業です。

鈴木なぎさ
インターンが終わったからといってやることも全部終わりというわけではないのですね。

田中キャリアアドバイザー
その通り。インターン後にすべきことは今から詳しく解説するので一緒に確認していきましょう。!

佐藤みなと
わかりました! さっそくお願いします!

鈴木なぎさ
就活生B)しっかりメモしておかなくちゃ!
インターンが終わったらお礼メールを忘れず送る!

田中キャリアアドバイザー
インターンが終わったら必ずお礼メールを送りましょう! 送るタイミングは当日中か、その翌日までがベストです。
インターンが終わったら必ずお礼のメールを送りましょう。企業も忙しい中インターン開催のためにたくさんの時間と労力をかけて準備を進めてきているので、そのことを考えればメールであらためてお礼を伝えるのは最低限のマナーです。
送るタイミングとしてはインターン最終日のその日の間におくるのがベスト。遅くとも翌日中までには送るようにしましょう。
お礼メール例文
株式会社△△
採用ご担当 〇〇様
お世話になっております。
××大学××学部×× 鈴木なぎさです。
この度は×週間のインターンシップ期間、ご指導頂きまして誠にありがとうございました。
インターンシップ中に社員の方々と交流させて頂いたことや、〇〇様のお話をお聞きすることで、貴社の雰囲気も知ることができ、ますます入社したい気持ちが高まりました。
新卒採用選考にもぜひエントリーさせて頂きたく存じますので、引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら貴社や〇〇様のますますのご活躍をお祈りしております。
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鈴木 なぎさ(鈴木 なぎさ)
××大学××学部××
メール:
電話:
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田中キャリアアドバイザー
お礼メールを送ることは最低限のマナーですが、この行動をするだけで誠実さをアピールすることができます。もしインターン先の企業の本選考も受けたいなら、印象アップのためにもなおさら欠かせませんよ。

鈴木なぎさ
必ず送るようにします!
インターンを通じて学んだことをノートにまとめる

田中キャリアアドバイザー
インターン後はぜひ学んだことを振り返ってノートなどにまとめておきましょう!
インターン終了後は、インターン中取っていたメモを参考にしたり、印象的な出来事の記憶を思い出しながら学んだことを総括としてノートにまとめましょう。どんなことを学び、どんな経験ができて、どんな成長ができたのか洗い出していくのです。
インターンで得た学びを明確にすることでより自分の中に落とし込むことができますし、本選考でインターン経験をアピールするための準備にもつながります。最後の総まとめとしてぜひこの振り返りを実践してくださいね。
ノートにまとめておきたいこと
- 受けたアドバイスで印象に残っていること
- インターン中壁に感じたこと
- 壁に感じたことに対してどう取り組んだか
- インターンの前後で自分の中で変わったこと

佐藤みなと
ここまでできてようやくインターンは終了というわけですね!

田中キャリアアドバイザー
その通り! 参加と振り返りはセットであると覚えておいてくださいね!
これだけは押さえておく! インターンを探すうえでの注意点
インターンを探すうえでの注意点
- 焦って選ばない! 自分の将来にとってベストな選択をする
- 決まらなくても諦めない! 募集自体は年間を通じてある

田中キャリアアドバイザー
さて、インターンに参加するまでの流れについて解説してきましたが、実際にインターンを探すうえで注意しておくべきことがいくつかあります。

佐藤みなと
どんなことでしょうか?

田中キャリアアドバイザー
たとえば「決まらなくても焦って選ばない」といったことなどがありますね。この注意点を知っているかどうかは、自分に合ったインターンを見つけるうえでとても大切になるので、今から解説する注意点もしっかり覚えておくようにしてくださいね。

佐藤みなと
わかりました! さっそく教えていただきたいです!
焦って選ばない! 自分の将来にとってベストな選択をする

田中キャリアアドバイザー
まず押さえておくべき注意点としては「焦って選ばない」ということ。中々決まらなくても自分の将来にとってベストな選択をするようにしましょう。

佐藤みなと
焦って妥協しない、ということですね!
インターンが中々決められず焦ってしまう気持ちはとてもわかります。ただ、そこで「とりあえず参加してけばいいや」と焦って妥協して選ぶのは避けましょう。
妥協して選んでしまうとインターン中のモチベーションは上がりづらいですし、熱意が低いまま取り組んでしまうと得られる成長も期待できません。自分の将来にとってどんな選択が最適なのかをしっかりと見極めて、そのうえで判断をしてくださいね。
自分の将来にとってどんな選択がベストなのかいまいち判別できないときは、こちらの記事を参考にまずは自分の将来像を明確にするところから始めましょう。
将来像は人生の地図|「立て方」と「伝え方」を極めて未来を掴み取れ
どういったキャリアを歩んでいきたいのかという面からも将来について考えることはできます。こちらの記事を参考にキャリア形成についても考えてみましょう。
令和新時代のキャリア形成とは? 未来をデザインすることの重要性
決まらなくても諦めない! 募集自体は年間を通じてある

鈴木なぎさ
他にはどんな注意すべきことがありますか?

田中キャリアアドバイザー
もう1つは、選考で落ちてしまってインターン参加が決まらなくても諦めないということです。
希望していたインターンの選考に落ちてしまったら諦めたくなるのは当たり前です。ただ、1つ覚えておきたいのはインターンの募集は年間を通じてあり数もたくさんあるので、いくらでも再挑戦できるということ。
せっかくインターンに参加したいという気持ちがあったのに参加しないで就活に突入してしまうのはもったいないです。決まらなくても諦めずに、ぜひ何度でも挑戦するようにしてくださいね。
キャリアアドバイザーコメント
テッ ター スェ
プロフィールを見る落ちたときこそネクストアクションが大切
インターンにも選考があるものは多く、受かる人もいれば当然落ちて参加できない人もいます。ただインターンは通常選考に直接的な関係はありません。最終的には内定を取ればいいので、インターンの選考に落ちたことをそこまで深刻に考える必要はないのです。
もちろん、インターンが選考に直結している企業も中にはありますが、選考で落ちてしまったということはその時点では自分とその企業がマッチしてなかったというだけ。重く捉えずにとにかく次の行動を起こしましょう。それに嫌な考えはじっとしているとどんどん大きくなります。諦めそうになったときこそ、とにかく次の動きをすることが大切なのです。
インターンのスケジュールを把握して迷わず行動しよう!
インターンの種類から参加までの年間スケジュール、参加のためにするべき行動について解説しました。インターンに参加するまでにはさまざま準備が必要ですが、ここまでの解説を踏まえて着実に準備を進めていけばなにも問題ありません。
インターンで得られる学びや経験が就活のみならずその後のキャリアにおいても活かせるようなものとなるので、妥協して選ぶことがないよう、まずは自分にはどんなインターンがベストであるのか調べるところから始めていきましょう。

佐藤みなと
最初はインターンのこともよくわからなくて準備は後でいいやと思っていましたが、今では早めに行動を起こしていくことが大切であるとしっかり理解できました。さっそく自己分析から始めていこうと思います!

鈴木なぎさ
インターンの準備ってどう進めていけばいいのかわからず悩んでいましたが、今はいつからいまでになにをすればいいのか明確に理解できました!

田中キャリアアドバイザー
ここまでよく頑張りました! インターンに参加するまではいろいろと準備すべきことがありますが、流れを押さえて着実に進めていけばなにも心配いりませんよ。自分に最適なインターンを探し出して将来のために有効活用していきましょう!

記事の編集責任者 小山内 隆
この記事のアドバイザー